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ちゃんとしてないやつ

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「お戯れ」よりも長文の更なるお戯れ。すなわち、それ 〈ちゃんとしてないやつ〉
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#小林栄一

美容部員。

こんな話を聞いた。 ───────────── 眉をひそめる。そんな私の顔を見て先輩が言う。 「どうしたの?(そんな顔をして…)」 「先輩。眉をひそめるって…」 「うん、 …?」 「ことばの中に“そめる(染める)”って入りますよね。」 「……うん?」 「眉マスカラ 初心者のお客様には、やはりHeavy Rotationがおすすめですよね。」 「自社商品を紹介しなさい」 ヘビーローテーション(眉墨) 自社商品を紹介しなさい、 自社商品を… ※プロモ

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ぽい!!

「アッシュールバニパルって何だと思う?」 「…」 「ねえ」 「…パニエの原型…みたいなやつ…?」 「パニエって何?」 「スカートの中に入れて、ふんわりさせるやつだよ。」 「知らねーよ。」 ◯急に態度わるい 「…(チッ)」 ◯不機嫌になる 「なに?どうした?」 「『何だと思う』って聞くから答えたのに、なんなの。それ。」 ◯怒らせたらいちばん怖いタイプの静かなる怒り 「あ"ぁ、ごめん。ごめんなさい。」 「そういう所あるよ!」 「気を付けます。」 「

なむかなむかカイジュウ

「あ、そのバックかわいいね。」

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夫人と婦人

□「ねぇ(子)」 ■「丑、」 □「虎! ちがう。」 ■「合ってるよ」 □「いつまでこのやりとり続ける気?」 ■「…今年いっぱいまで。」 □「伸ばすねぇ」 ■「伸ばすよお。味がしなくなるまで、噛み続けるよ。」 □「しつこいなあ。ねえ。」 ■「丑!」 ◯無視。 □「夫人と婦人ってどう違う?」 ■「夫人と婦人?無視された方が夫人。無視した方が婦人。」 □「おこってる?」 ■「ねにもってる。」 □「夫人と婦人。奥さんは夫人。成人した女性は婦人。」 ■「

真鍋くんの解説。

どーも!皆さんこんにちはー!私 見た目はほぼ座敷わらしの あまそぎと申します(^-^)/ 何回出てくるんだという話なのですが、なんと!遂に!なんと!なんと! なんと!世界的に有名な戯曲家、クダラナイコトガスキーの作品を取り上げさせて頂くことになりました~!!(*’ω’ノノ゙☆パチパチ それではさっそく 解説に入ろうかなと思うのですが、 その前に!この項目は、なんとな~く歴史が学べる戦国鍋TV、戦国炒飯TVという番組の雰囲気が好きすぎるあまり、ふわっと作ったもので

感想がほしい。

私の恋人の真鍋くんは、社会科の先生をしている。 真鍋くんの事は、今のところだいすきなんだけど (え 今のところ!?) 長くお付き合いをしていると、ときどき うっとうしいなと思うことも当然あるわけで。 「・・・という事だから、ここよく覚えとくように。」 「…へぇ。」 「あ、ごめん。最後のはつい癖で。」 「うん。別に。そこは気にしてない。」 「そこはってことは、どこか気になった!?」 「あ、いや…」 自分がべんきょ-したことを、アウトプットがてら私

なんとな~く べんきょ-してみたくなる金平糖

【なんとな~く べんきょ-してみたくなる平安レディース・恋愛・価値観・人生観~】 Hi!ケビン、久しぶり。元気にしてた?日本滞在歴・自分のageの留学生 この私、Ms.テイクがあなたにクダラナイをお届けする時間よ! オヒサシブリね(*´∀`)ノ ゲンキニシテタ? 突然だけど日本には『戦国鍋TV』『戦国炒飯TV』というクレイジーでクールな番組があるの。( ´ー`) TVなんて見ない、歴史に興味ないよという そこのケビンも、全ッ然 大丈夫! 何故かって?

教訓。

# 早口言葉 ✕「瓜売りは瓜瓜に来て、瓜売り切れないから 瓜売らぬ」と思っていた。 #間違い 【ちゃんと勉強してみるの巻き】 瓜売りが瓜売りに来て…→ 売り方を知らず、 →瓜売り残し→ どうすれば売れるのかを考え →ちょっとだけ売れて →瓜 売り帰る…家路を急ぐ足どり軽く →思わず 『やったー!売れたよぉ~(*´∀`)』 →瓜売りの声。 →後日『あの瓜美味しかったよ』 →お客さまの声。 →『蒸した方が 甘味がより増しますよ』 →生産者さんの声。

ぼやきぼやきと言いますが

「まぁ、皆さん。聞いてください。王様ゲームって何なんや、あれ。」 「王様ゲーム?」 「『王様だぁれだ…』回りに周知も認知もされとらんもんが、誠の王様と言えるんか ?」 「あほなことばっか言うてからに」 「…権力は、統治される者の 同意と意志によって選ばれるものであります!」「おっさん出馬でもするんか?」 「わたくし、麦芽党(糖)から立候補いたします!」 「痛風にでもなりさらせ」 【 ピッ 】 一時停止⏸️ え~皆様。本日はようこそ、こんなけったいなものに

聞込み

(※全文よめます。) 「警部、お疲れ様です。」 「現場は?」 「ここではありません。」 「では なぜここに?」 「ふくしゅうのため。」 「復讐 !? …一体、なにを考えている!?」 「事件は現場でおきるとは限りませんよ。」 「なんだと、」 「これを。」 「なんだ?(訝しがる)」 「教科書です。」 「教科書?」 「開いてください。」 「(開いて. 見る) な、なんだ これは!?『ここ大事だから線を引いとけよ』と言われ続けてこの様か!?」 「はい」

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ゆやゆよん

(全文読めます。) ♪ゆあーんゆよーん ゆやゆよん まっくらくらくら内蔵助♪ #中原中也 #サーカス もじもじもじりの ゆやゆよん #遊んでみた ひらがなと カタカナと 漢字と アルファベットと 時々 英語 それでちょいと遊びましょう oh ヘンリー!君だけじゃないのさ 振り子で あそぶの ゆやゆよん チーズをかじるさ ゆやゆよん チュウチュウ中也も ふりふり振り子のゆやゆよん 幾時代もの 茶色い食べもん 小芋の炊いたん

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沙羅双樹♪

□「ねぇ、ねぇ。( 子、子 )」 ■「丑、丑。」 □「違うよぉ!」 ■「合ってるよ。」 □「干支じゃないよ」 ■「じゃあ なに、音?根?値?」 □「逆にすごいよ。」 ■「なに」 □「ことばの中になにがある?」 ■「ことばの中に?」 □「そう。ことばの中に。」 ■「含み。」 □「まだなにも言ってない…これから言うことば。」 ■「これから言うことば?」 □「ことばの中に何がある?」 ■「ことばの中に何がある?」 □「【横着 (おうちゃく)】」 ■

だれが送るの?

この作品は、公開から時間が経っているため 恥ずかしいので料金をつけて隠させて頂きます。f(^_^;

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三篇の公開

世界中の戯曲家に影響を与えたとして有名なクダラナイコトガスキー。彼の残した戯曲や随筆はあまりに有名だが、実は短篇も残していた事が取材で明らかになった。短篇と言っても、小噺に近いかもしれないと、日本語訳をつとめた小林氏は言う。 今回は、書籍発売にあたり特別に編集者が選りすぐった三篇を公開いたします! それではどうぞ!!

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