それでも前を向いていく

GWは仕事だ。職種柄、この時期はどうしても忙しくなる。
が、今年のGWは例年と違い忙しさはない。昨日のこどもの日も私だけは休めた。やることが無いのに出勤しても、ねぇ。

この仕事はもうすぐ辞める予定で、９日（月）からは後任予定の子が出勤する。おそらく、その頃からは例年の忙しさにかなり近づくだろう。引継ぎがうまくいくか、前職でどの程度の仕事をしてきたのか。全くわからないから不安半分・楽しみ半分。

ふと、このままでいいのだろうかと不安に襲われる時がある。
困らない程度の給与と通勤距離の短さ、仕事内容は過去職からすれば全く問題なく出来る内容。年間を通して考えれば、暇な時間の方が多い。
楽をさせてもらっていると思う。こんなぬるま湯の中でこの先の人生を過ごすのも、本当は悪くないのかもしれない。
そんな思いも頭をよぎる時があるけれど、やっぱり「何かが違う。何か足りない」と心が銅鑼を鳴らし始める。

次の仕事でやりたい事が定まったわけではなく、年齢はもう「中年」と呼ばれるエリアに入ってしまっているのに、まだ私は
「次の居場所」
を探し求めているのだ。

メーテルリンクの「青い鳥」のように、幸せ（今の私にとっては居場所か）は案外近いところにあるのかもしれない。近いなら近くてもいい。成長できる環境が今は欲しい。知識を蓄えて、それをoutputできる環境。

迷っても、躓いても、それでも前を向いて進むしかない。
必ず「これがやりたかったことだ、やっと見つけた！」と思える日まで。

さあ、今日も前を見て歩こう。