マスキングテープの話 ②
昨日に続き、mtマスキングテープの話になります。
カモイ社のmtマスキングテープが人気があるのはデザインの豊富さにあると思いますが、もう1つは技術力だと思います。貼ってはがせるテープ仕様に適した和紙の質感とちょうどいい接着力がどの企業よりも優れていて真似できない素晴らしさがあります。
mtマスキングテープが流行る前にもアメリカのハンドクラフト関連会社から色んなデザインの紙テープが販売されてありましたが、その中で私が特に好きなブランドは「Tim Holtz(ティムホルツ)」です。
mt商品は鮮やかなイメージのテープが多い反面、Tim Holtzのデザインテープはハンドメイドで何か作る時にさりげない感じで使いやすいです。
でも、裏面の剥離紙をはがしてから貼って使うテープなので糊の接着力と紙質へのこだわりよりはハンドメイド作品の脇役のように思います。(上記のイメージは裏面が剥離紙ではない普通のデザインテープです。)
最近はあんまり行けなくなりましたが、あの当時はmtイベントや工場見学へ行ける時には積極的に行き、マスキングテープの聖地めぐりを楽しんだりして倉敷の趣のある街並みがもっと好きになっていきました。
小さなマスキングテープが地域の活性化につながていくという事はすごいですよね。
いきなり話が飛びますが、しばらくしてから大阪市の谷町にある古風な建物「練」というところに小さな雑貨屋をオープンしました。
雑貨屋オープン時にオリジナルマスキングテープを配布しようと思いカモイ社に問い合わせをしたのですが、今とは違ってあの時は担当者からのデザインガイドやデータ作成の注意点など詳細をいただけなかったので
試行錯誤の上、なるべくシンプルなデザインでお願いをすることになりました。
「雑貨屋covo」オープン時に配布したオリジナルマスキングテープはこちらです。
続きはまた明日。
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