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知損金



今回は、ローンについてお話ししようかなと思ってます😊🤲
では早速、
金融機関により住宅ローンを借りられる上限の年齢は異なりますが、全期間固定金利型のフラット35の場合、借入時の年齢は70歳未満、完済時年齢は80歳となる日までが条件です。

例えば44歳で借りるなら35年ローン、49歳でも30年ローンを組むことができます。
そのため、定年後も住宅ローンの返済が10年以上続き、大きく預貯金を取り崩しながら返済を続ける人も少なくありません。
40代後半から50代は収入が比較的多く、住宅ローンを組むと、思った以上の金額を借りられるため購入住宅の予算が上がるという場合も多いようです。
さらに、定年までに繰上返済をして退職金で完済しようと考えても、高校生や大学生を抱える家庭ともなると、繰上返済の前に教育資金で四苦八苦するのがほとんどです。

🔥借りられる金額と返せる金額は違う🔥


住宅ローンをいくらまで借りられるかという目安の一つに、年収に対する年間返済額の割合があり
ます。この割合を「返済比率」といいます。


フラット35の場合は、年収400万円以上だと返済比率は「35%」までとなっています。
例えば、44歳で年収700万円だった場合、年間返済額245万円までは借り入れることが可能です。
仮に金利が3・0%、返済期間35年で審査をしたとすると、借入額の目安は5300万円ほどとなります。


では、会社員A様のパターンをご紹介します。
44歳5300万の住宅ローンを組みます
未来の家計はどうなるでしょうか?

A様の家計は2度の危機を迎えることが
弊社のキャッシュフローと照らし合わせるとすぐ分かります。
1度目は住宅購入後、A様はすぐに2人の子どもが私立大学に入学し、教育費の負担が続く時期でした。

長女が大学を卒業するまで毎年の家計収支が赤字になってしまいます。
例え年収が700万円あっても、税金や社会保険料等を差し引くと手取りは550万円前後です。
奥様のパート収入を合わせても、650万円の中から住宅ローンや教育費を支払っていくという意識が大切です。

そして2度目の危機は老後です。
80歳になるまで年間189万円ほどの住宅ローンの返済が残り、それ以外にも住居費として年間40万円ほどの税金や管理費等がかかります。
60歳で1500万円の退職金をもらっても、80歳になるまで毎年200万円前後の取り崩しが必要になり、66歳で預貯金が底をついてしまいます。

それでは、弊社が考えるA様の場合
住宅ローンの適正はどこでしょうか。

ポイントは2つあります。
教育費のピークの時期を乗り切ることと、
60歳以降に収入が減ってからも預貯金が底をつかない借入額を考えることです。

🔥👓これがとても大切なのです🔥👓

A様の場合、2人の子どもの教育費も踏まえ、住宅の管理費など諸費用を含めた住居費が毎月15万円以内で収まるように、借入額を5300万円から3500万
円に変更してシミュレーションしてみました。
住宅ローン返済以外の住居費を月3万400円とすると、毎月の返済額は11万6000円以内に収まります。
完済時の年齢も80歳ではなく75歳として、定年後に返済を続けたとしても預貯金が底をつかない資金
計画となります。

50歳を超えての住宅購入定年後はもうすぐ44歳のAさんは60歳を定年だとすれば、16年の期間がありましたが、中には50歳以降になってから定年後の生活を考えて住宅を購入する場合もあるでしょう。

住宅購入の年齢が高くなればなるほど、定年後に年金生活をする中で、預貯金を取り崩して返済する期間が長くなりがちです。
定年後も住宅ローンの返済が続く場合は、家計を見直して老後資金をためておくことはもちろんですが、定年までの期間が短いと節約だけでは十分な預貯金を準備でローンの返済分は毎月稼ぐことを目標きない可能性もあります。


健康に長く働き続けることも考えれば、老後の生活が充実したものになるかもしれません。

自分達らしく未来を過ごせるようにキャッシュフロー制作をしてしっかりお客様と向き合い進んでいきます。シンプルで幸せな人生のお手伝いを頑張ります。
nagi


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