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ポルトガル語で「ラッシュアワー」は…


交通渋滞のことは、

ブラジルのポルトガル語(伯葡語)でも
それ以外の葡語圏のポルトガル語(欧州葡語)でも

Congestionamento

伯:【コンジェスチオナントゥ】
欧:【コンジェシティオナントゥ】

又は、

Engarrafamento

伯:【エンガハファントゥ】
欧:【エンガらファントゥ】

といいます。

「Congestionamento」 は英語の "congestion"と語幹が同じなので
分かり易いですね。

一方、

「Engarrafamento」は、「garrafa」が「瓶」という意味なので、
フランス語で渋滞を意味する "embouteillage"と
同じ構造となっていることになります。

言い方は2つあるものの、

珍しくどちらも両葡語で同じように使えるので、
安心しそうになってしまいますが、

そうは問屋が降ろすわけもなく、

この「渋滞」がピークに達する
「ラッシュアワー」となると、

伯葡語では

Horário de Pico

【オーリウ・ジ・ック】、

欧州葡語では

Hora de Ponta

ーラ・ドゥ・ンタ】

といいます。

これらを英語に直訳すると、

伯葡語の「Horário de Pico」は、"Peak Hour"

欧州葡語の「Hora de Ponta」は、"Edge Time"

となります。

どうみても、両者間の会話において、
意味がわからなくて困るようなものではありません。

でも、違うからには、

「なんだ、ブラジル語かよ」、

「ちぇっ、欧州葡語かよ」、

といったいがみ合いはちゃんと(?)あります…。

又、

ポルトガル語を学ぶ日本人はというと、

こんなどうでもいい違いをどれだけ知っているかが
検定試験の点数に響き兼ねないのだと思うと、

なんとも厄介な話です…。


*****

この下に、

アンゴラ共和国の首都ルアンダの、

「私の生活圏だ~!OH, 我が町~!」

と感じた動画をいくつか貼り付けます。

というのも、
ルアンダの名物といえば「交通渋滞」だからです。>爆!

先日のウアンボのような地方都市とは違って、
古い町なので、

こじんまりとした街づくりをしてしまったのが…

いけなかった…。

道が狭いのに、建設ラッシュで
町中が工事現場になってしまい、

工事現場が道に張り出して、
大変なことになりました…。

今は、工事が終わるにつれ多少改善していますが、

敢えて当時らしい、
今にも私の乗った車が出てきそうな動画を選びました。>笑

*****

まずは、おっそろしい動画です。

暴走族系のお兄さんが、

本来ならやってはいけないことを全てやりながら
我が町の我が縄張りを走りまくります。

バイクなので、映像が安定せず、
酔う人は見ない方がいいでしょう。

ただ、

今は広くなっている海沿いの大通りも拡張工事中という、
私がしょっちゅう渡航していた頃の

最も「リアル我が町」なので。>笑


こちら ↓ も私の生活圏。

既に大通りの工事は終わっている 2010年以降の動画です。
15分ものの長ったらしい動画なので、飛び飛びに観るのがお薦め!
まだまだ町中が工事現場だらけです。
長ったらしいのに貼り付けようと思ったのは、
流れているのがアンゴランミュージックだから。>笑


お次 ↓ は、既に出来上がったビルも増えた2015年の動画(02':00")。
でも、信号は点いていない…。
こちらもアンゴランサウンドに乗せて。

というわけで、

お暇な方はご覧下さい。

Shiomin のスタンダードにびっくりして頂ければ幸いです。>笑

空飛ぶネコ マント

※ 「ルアンダへは、空飛ぶマント持参でお越し下さい」否、
「空飛ぶネコ マント」はこたつぶとんさんの作品です。


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