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『○○と聞いて思うこと…』

今やお馴染みのリングァルーダさんですが…、

今回の漫画はこちらです。

タイトルは
『○○と聞いて私が思うこと…』。

テレビでは、ニュースキャスターが

「ギャングはマネーロンダリングで捕まりました」

と報じています。

ポルトガル語で
「マネーロンダリング」

「lavagem de dinheiro」

       伯:【ラヴァージェン・ジ・ジニェイル】
      欧:【ラヴァージェン・ドゥ・ディニェイル】

といいます。

「lavagem」は、「洗うこと」、
つまり
「洗浄」「洗濯」と訳される単語です。

そして
「dinheiro」が「お金」です。

そう、
「lavagem de dinheiro」
とは、
英語の「money laudering」
全く同様の表現だというわけです。

ですから
リングァルーダさんは、

「『lavagem de dinheiro』と聞くと
『お金を洗うこと』だと思ってしまう」

というわけです。

だから何なのかというと、
実は今回は
ポルトガル語の表現の紹介にかこつけて、

「日本語のカタカナ語って優秀だな」

と思ったという話をしようと思ったんです。

日本語にも "money laundering" を直訳した
「資金洗浄」という表現がありますが、

「洗濯をする場所」なら「ランドリー」というのに、
「資金洗浄」の「laundering」は
「ランドリング」ではなく、「ロンダリング」です。

要は
カタカナ語には、
外国語の発音を忠実には再現できない代わり、
「この組み合わせはこのように表記せねばならない」
といった決まりもないのです。

そのおかげで
このケースのような工夫を施すことができ、

それにより
リングァルーダさんのような想像をする人もおらず、
紛らわしさが回避されているのですから、

記事内のポルトガル語に
カタカナを付けることが多い私などは、
普段は

「ん、もう!カタカナって音の再現性が低くて嫌っ!」

と文句たらたらやっているのですが、

今回のようなケースを見て、

「絶妙な細工が出来るカタカナって、
ひょっとしたら、とっても優秀かも~♪」


と思ってしまったのでした…。

❇❇❇

「笑いのツボも感動のツボも
普通の人と違っているよね!」

と言われることが少なくない
Shiomin でした!

お読み頂き、まことにありがとうございました!


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