デスノートなドライバー?(笑)
トップ画像:Free-PhotosによるPixabayからの画像
ある時、アンゴラへの出張の際、運転手を二人雇いました。
その時のチームは2グループに分かれており、
朝の出発時間も行先も異なることから
「その行先なら僕、行ったことがある」
「僕は明日は遅めの出発の方が助かるから、早番は彼が来る」
等々、
どちらが来るかはドライバー同士で決めさせていました。
また、時にはその場では役割分担が決まらず、決まり次第運転手自身が
携帯メッセージで私に知らせてくるということもありました。
*****
ある日の夕刻、運転手の一人が、明日の早番は自分が担当するとの
メッセージを送ってきたので、その旨を日本人一行に
メールで伝えようとしたときです。
その運転手の名前は Eldes、
欧州葡語のアンゴラでは、【エウデシ】
(ただし「ウ」は限りなく「ル」の要素を含んだ「ウ」)
と発音するのですが、
日本人チームは、一部「エルデシ」と言う人を除き、
大半が「エルデス」と呼んでいました。
そこで、
「明日の早番はエルデスの車です」
と入力しようとすると、
「エルデス」が、当たり前のように
「エルです」
と変換されてしまい、
ホテルの部屋に一人でいるというのに、
「エルデス」に変換し直しながら、思わず声に出して
「おい、デスノートかよ!」
と突っ込んでしまいました。>笑
そして、
後日その話をチームの若い衆にすると、
「えっ、デスノート、知ってるんですか!」
と、
今度は私が突っ込まれてしまいました。>爆!
「知っとるわい!」
(って、子供に薦められて読んだのがきっかけで、その後は
テレビでドラマをやる度に観ていただけのことですが…。>笑)
*****
なんにせよ、
それ以降、そのドライバーのあだ名が
デスノートになったのは言うまでもありません。
「これから来るのって、デスノートの車でしたっけ?」
「あ、○○ なら、デスノートの車に乗せてあります」
「そろそろ、デスノートを呼びましょうか?」
といった会話が、その後の滞在期間中、ずっとなされ続けましたとさ。笑
というわけで、
本日もお馬鹿な話にお付き合い頂き、誠にありがとうございました!
※: 「落語 猫」は、こたつぶとんさんの作品です。
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