【COLUMN】 覚悟を決めるという行為。
先日オリジナルブランドのコットンリネンニット"Kimberly" が発売開始となった。昨年、南米はペルーで製作したベビーアルパカの毛を100%使用したのだが素材を変えたモデルである。改めて商品詳細は別の記事で書かせてもらおうと思っているので省略させてもらう。今回はモノを作って販売するということについて僕なりの考えをまとめてみようと思う。
過去の記事でも書いているが、コロナという理不尽なウィルスが猛威を振るいっているなかで、自分が洋服屋として培ってきた経験を土台に、改めて「良い洋服」とはなんだろうということを突き詰めたいという思いからオリジナルブランドを始めたのが2020年である。
そこから10作近くオリジナル商材をリリースしてきた。
「モノを作って自ら売る」作り手自らが説明して販売するのだから、お客様には一番伝わりやすい方法であり、濃いファンを獲得するためには最善の方法だろう。
ただ、そこには大きな落とし穴がある。当然1人の人間がどれだけアクティブに動いたとしてもそれには限界があり、スケールしずらい。結果的に規模や売り上げを短期的に大きくしずらいのである。
簡単に説明すると、
『濃いファンを獲得するには良い方法だが、規模拡大は難しい』
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?