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劇場にいつ行こう。

コロナ禍へ入ってからお笑いの劇場公演・ライブは軒並み開催自粛に追い込まれ「もう数年単位でライブはできないのではないか」という今までにない緊張感に包まれました。

そのような中「何とかお笑いライブをお客様へ!」と見出された興行形態が「(無観客)ライブ配信」でした。それはお客様が劇場にお越しになって
もらわずとも、自宅で配信を観てライブが楽しめるというものです。
このライブ配信は「またお笑いライブが見れる!」というコロナ禍の危機回避策であっただけでなく、そもそも遠方に住んでいて劇場にお越しになれないお客様や家庭や仕事の都合で見れなかったお客様も配信でライブが見れるようになり、また生配信のみならず、アーカイブのサービスを設けることで、リアルタイムで見れないお客様もライブを楽しむことができるようになりました。結果、配信によりお笑いライブは多くの方に浸透していきました。

そして次に期待することは、配信でお笑いライブに興味を持って下さったお客様が劇場に来てくださることです。それは配信で観るお笑いライブもおもしろいですが、劇場で観るお笑いライブは格別だからです。

間近で観る芸人。その芸人の体全体から放たれる気合いや声量。お客様の大きな笑い声。劇場に籠る熱量。配信では感じえない振動。スマホの電源を切って観る没入感。劇場での笑いは、決して一方向でなく、出演者とお客様が共に作り上げるもので、その一体感によって生まれた笑いを目と耳と肌と内臓で受け止める幸福は麻薬そのものです。

只、お客様にとってコロナはまだまだ心配であります。また時間や場所の制約から、なかなか劇場まで来ることができないと思います。

しかし、もし状況が変わりましたら、どうか劇場にお越しになってほしいのです。

感染リスクもまだまだ続く中、大きな声で「劇場に来てください!」とは言えませんが、もしお客様各々の状況と心境の変化の中で、タイミングが来ましたら、ぜひ劇場に来てください。


「劇場にいつ行こう。」

大変な毎日が続きますが、お客様ひとりひとりが、その時のことに思いを馳せながら、生活を送ってもらえたらうれしいです。

配信では決して味わえない劇場という非日常的空間で、芸人と一緒に笑いを作り上げてほしいのです。劇場に行くという行為は「笑う」という目的だけでなく、体験・体感・出会いを伴うエンターテイメントとして捉えることもできます。

人が集まる密は避けて。人との出会いは極力避けて。人と人は距離を空けて。

このような長い時間が続いています。
でも、人は人を好きになる。人と人とは触れ合うもの。人と人とは語り合うもの。今、この当たり前がとても難しくなっています。

しかし、きっと時は来ます。

さあ、街へ出よう!仲間と語らおう!劇場で笑おう!

劇場を中心に、人と人とが繋がっていく少し先の未来とエンターテイメントを創造しながら、今回の呼び掛けを企画しました。

「劇場にいつ行こう。」
今回のこの呼び掛けにご賛同して下さった各事務所・芸人の方々には改めて感謝を申し上げます。


                         令和3年5月24日
                        SLUSH-PILE. 片山勝三


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2021.5.24-5.31の1週間
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