メロディとコードの一「色合い」を意識する次に、メロディとコードの関係性に注目してみる

「ド」と5度の「ソ」の音は力強いメロディ
を作る。実際に1度の音や5度の音から
始まるロックンロールにはパワフルな曲が多いのです。
ところが、「ロックな曲を書いた」
と思って作品が3度の音「ミ」で始まった。
ロックとはほど遠い曲だった、ということがあります。
これは、よくあるパターンです。
3度の音は優しい感じになりがちなので、ロック色はそれほど出ないのです。このようなコードの知識を深めて、さまざまな音の色合いの違いを感
じられるようになると、より説得力のある曲
作りができるはず。
もうひとつありがちなパターンとして曲を作る際にAメロ、Bメロ、サビそれぞれの始まりの音をすべて同じにしてしまうということがあります。
たとえば、Aメロを1度のドから始めたらBメロは3度のミから始めてちょっとメロディアスにしてみて、サビは5度のソで始めるなどと変化をつける
と、メロディとコードの関係が各セクション
でバラエティに富み、楽しく飽きずに最後ま
で聴かせられる曲になるはずです。

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