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神の手を見たい!バーナーヒルズに格安でたどり着く方法

英語ができないアラサー夫婦が、ダナンで話題のバーナーヒルズに現地ツアーをつかって格安で行ってきた話です。

バーナーヒルズは何処にあるの?

正解は山の中です。あの巨大な建造物である神の手が作られるだけあって、ダナンの中心地から車で30分くらいかかる山の中にあります。最初はタクシーで行けば、帰りのタクシーも拾えるだろうと思っていましたが、郊外という言葉では生ぬるい程のなにもない山中に、急に巨大なディズニーランドが現れるような感じです。タクシーはおろか、現地の方もほとんどいないので、なんとかなる精神で行くのはやめた方がいいでしょう。

バーナーヒルズに行く方法

ローカルバス、鉄道ではもちろんたどり着けません。検索するとGrab(グラブ)という配車アプリかタクシーで現地に行き、帰りまで待っていて貰う方法が一般的の様です。日本ほどタクシー料金が高くないので家族やグループで行く方にはオススメの方法だと思います。しかし、少人数だと割高感は否めませんし、このバーナーヒルズというテーマパークはとんでもなく広いので、運転手さんを待たせて2時間位で回ろうと思うと、ロープウェイで神の手をみてすぐに下山、しかも入園料はベトナムでは破格の3700円程。できれば、もう少し楽しみたいと思うのが庶民の感覚ではないでしょうか。大手旅行会社さんでツアーを申し込む方法もありましたが、チケット込みで1人9000円近くしたので、筆者夫婦にはハードルの高いものでした。もちろん、日本語の話せるツアーガイドさんと一緒に回れるのでそちらの方が安心な方は利用してみてください。

たぶん一番安いのは現地ツアーに申し込む事

筆者夫婦が申し込んだシンツーリストのバーナーヒルズツアーは、パークチケット、昼食のビュッフェランチ、宿泊ホテルへの送迎付きで1人5500円程でした。チケットとビュッフェ代を考えたらとってもリーズナブルな価格でしたし、行った後の満足度も高かったです。とは言え問題は、英語が喋れないのに現地でツアーを申し込めるか、そしてツアーに参加できるのかだと思います。これについては、英語は中学で終わった夫婦でも、なんとかなったのでご安心下さい。

シンツーリストでツアーを申し込む

シンツーリストダナン支店は、ハン市場やダナン大聖堂が集まっているエリアから少し離れている場所にあります。歩けないことも無いですが、ダナンは暑いので無難にタクシーで向かうのが良いと思います。運転手さんには、近くにある日本人観光客がよく行く「マダム ラン」というレストランを指定して、そこからGoogleマップを使って少し歩きました。シンツーリストでツアーを申し込むために知っておきたいことは、ツアーの申込みは翌日から。クレジットカードが使えないという事です。ホテルピックアップなので、前日までに申し込まないとツアーには参加できません。また、クレジットカードは使えませんが、日本円を両替してくれるので現地のお金が足りなくても大丈夫です。小さい事務所ですが「バーナーヒルズ」と伝えれば、特に難しいやり取りもなくツアーの申し込むができます。いつ行くのかと、ホテルの名前を紙に書いたくらいで、後はお金を払い、何時頃にロビーに迎えに行くかを伝えられて終了。呆気なさすぎて、本当に迎えに来るのか心配になるくらいでした。

ツアー当日

当日は8時半〜9時位にホテルロビーに添乗員さんが来てくれました。道路事情が悪く少し遅れていたのでホテル前で待っていたのですが、名前を確認して、バスが遅れたことを謝ってくれました。参加者全員をホテルでピックアップするので、近くのホテル街をぐるぐる回りますが、参加者は定員20名弱だったのでそんなに待たされませんでした。参加者は香港や台湾、欧米の方で、日本人は我々だけでした。もちろん案内はすべて英語になります。集合時間や集合場所も全部英語で伝えられますが、時間の部分はゆっくり発音してくれるのと、必ず集合場所を案内してからの解散になるので特に大変なこともなかったです。だた、緊急連絡をするために、添乗員さんに代表者が電話番号を伝えるのですが、電話が使えるシムを使ってないと伝えられません。筆者はデータのみのSIMカードを購入してたのですが、Grabの登録のことを考えると、電話もできるSIMカードをオススメしたいです。その時は、添乗員さんをLINEで友達追加をすることで事なきを得ました。現地につくと添乗員さんがチケットを購入してくれます。このツアーはランチビュッフェ代も含まれているので、昼食のチケット含まれています。パーク内には沢山のレストランもありますが、コースに含まれているレストランの変更は出来ません。ランチビュッフェの内容はベトナム料理だけではなく、油淋鶏やキンパなど、アジアからの観光客向けのファミリービュッフェでした。店内は広くてとても清潔。ドリンクもドリンクバーの機械があるので、日本の観光地のビュッフェのような感覚で利用できると思います。

園内の感想

メインの神の手は、さすが標高の高い山の上なので写真を撮るには最高でした。その他の施設は、アルペンコースター、フリーフォールなどがあるアトラクションエリア。ヨーロッパの街並みを再現したホテルなどがあるエリア。トリックアートがあるフラワーガーデン、アジアのお寺を集めたゾーンなど、ベトナムらしいテーマーパークでした。まだ増築しているエリアがあったり、お土産物屋で日本の有名なキャラクターのぬいぐるみを売っていたり、絶対に行ったほうがいい!というよりは、アジアらしいゆるいテーマパーク最新版くらいの気持ちで訪れるのがおすすめです。期待は禁物です。

筆者夫婦は、ローカルツアーでいったので大変満足でした。これが倍額だったら行かないでしょう。皆さまも良い旅を。

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