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年間配当利回り最大8%のPag-ibig MP2ファンドとは?

どうもShoheybeatzです。

「フィリピンの定期預金は金利が10%以上あり、投資するよりいい」

なんて話を聞いたことがありませんか?

残念ながらこれはもう過去の話で、2021年現在のフィリピンに定期預金の金利が10%を超える銀行はありません。

しかし、日本の銀行に比べるとはるかに金利がいいのも事実ですが、それでも定期預金で2〜4%です。

株式投資はもっと高いリターンが期待できますが、同時にリスクもあります。

ところがフィリピンにはリスクがほとんどなく、年間利回りが8%以上のファンドが存在します。

今回はそんな子供の大学費用や老後の資産作りに最適なフィリピンの貯蓄プログラムであるPag-ibig MP2 ファンドにつきましてご紹介したいと思います。

Pag-ibigとは?


Pag-ibig(パグイビッグ)とは、フィリピン政府が管理の民間企業が運営している『住宅開発相互基金』という退職金貯蓄プログラムで、加入しておくと手ごろな価格で住宅を購入できたり、ローンが組めるようになっています。

フィリピン人はもちろんですが、フィリピンで働いている日本人も加入することができ、たいてい現地の会社で入っていることが多く、個人で入会する場合はオンラインで簡単に申請することができます。

Pag-ibig MP2とは?


Pag-ibig MP2とは住宅開発相互基金が運営する5年間の貯蓄プログラムで、非課税の高い配当率を誇るファンドで、主に住宅金融や国債、社債に投資している、言わば元金保証型投資信託です。

Pag-ibig MP2の申し込みは、Pag-ibigと同様にオンラインでできますが、手続きを完了するにはフィリピンにあるPag-ibigの支店に行く必要があります。

なお、Pag-ibigの加入メンバーであれば誰でもMP2へ申し込むことができ、一括/毎月積み立てを選ぶことができるようになっています。

入金は最低500ペソからとなっており、少額でコツコツと毎月積み立て投資ができます。

そのため、子供の大学費用や老後の資金作りには最適なファンドだと思います。

年利回りは最大8%


Pag-ibig MP2の配当率はファンドの利益によるため、保証されているものではありませんが、それでも2016~2019年の平均配当率は7.65%もあります。

なお、配当は毎年もしくは5年満期での受け取りのどちらかを選ぶことができます。

Pag-ibigは一人1アカウントまでと決まっていますが、mp2の場合は無制限にアカウントを作れるという利点を活かし、定期的に福利収入を得るようにすることも可能です。

フィリピンの定期預金は日本に比べても利息が高いことで知られていますが、それでもPag-ibig MP2はその定期預金よりも高い福利収入を得ることができます。

しかも、通常の投資信託では賭け金よりも少なくなる元金割れが起きる可能性がありますが、元金が保証されているので、完全なノーリスク(安全)に資金運用ができるのです。

まとめ

Pag-ibig MP2は、Pag-ibigのメンバーであれば、日本人でも利用することができる5年間の高配当元金保証型ファンドで、年間利回りが最大8%あります。

ノーリスクで高い利回りが期待できるため、年金資金作りや子供の大学費用など長期投資に最適なファンドと言えるのではないでしょうか。

引用元:
Pag-ibig fund(英語)
https://www.pagibigfund.gov.ph/Membership_ModifiedPagIBIG2.html

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