見出し画像

フィリピンで外国人観光客受け入れ解禁!?航空、リゾート&カジノ株は上がるのか?

どうもshoheybeatzです。

2日連続の投稿になります。

連続投稿するのは、このブログでは初めてなんですが、

それだけ今回ホットな話題がある!ということになります。

なんと、先週金曜日フィリピンの観光省がワクチン接種済みの外国人観光客受け入れ再開を承認しました!

フィリピンに来たくてたまらなかった日本の皆さん、ついに解禁です!おめでとうございます!


今回はこの観光省の発表について、どんな内容なのか?

そして、この発表により影響があるんじゃないかと思われる航空、リゾート&カジノ株の見通しについて考察したいと思います。

今回の発表内容について


まず今回の内容につきまして

ロイター通信を引用しますと、

フィリピン観光省は19日、新型コロナウイルスワクチン接種完了者を対象に外国人観光客の入国制限を近く解除すると明らかにした。

同省によると、新型コロナ対策本部はコロナ感染率が低い国々からのワクチン接種完了者の入国を「原則承認」した。今後、最終決定する。


どうやら、現在、最終決定待ちのようです。

決定についてこの記事を書いている日曜日現在はまだ発表されていませんので、

まだどうなるかわからない状態です。


しかもフィリピンの場合、

最終決定の発表があった数分後に「あ、やっぱり今の無しで」と取り消しになる

なんてのもよくある話です。

それに全ての国がOKではないようなんです。

次にどこの国、地域が入国できるのかについてご説明します。

入国許可が出ている国、地域

今回観光省からの発表によると、

全ての国からの観光客がフィリピンへ入国できるわけではないということです。

人口の半分がワクチンを接種済みの感染率の低いグリーンな国・地域限定でOKということですが、

今回OKサインが出てるグリーンな国は、

アメリカ領サモア、ブータン、チャド、中国(本土)、コモロ、コートジボワール(コートジボワール)、フォークランド諸島(マルビナス)、ミクロネシア連邦、ギニア、ギニアビサウ、香港、 インド、インドネシア、日本、コソボ、クウェート、キルギスタン、マラウイ、マリ、マーシャル諸島、モントセラト、モロッコ、ナミビア、ニジェール、北マリアナ諸島、オマーン、パキスタン、パラオ、パラグアイ、ルワンダ、サンバルテルミー、サンピエール島とミクロン島、 サウジアラビア、セネガル、シエラレオネ、シントユースタティウス、南アフリカ 、スーダン、台湾、トーゴ 、ウガンダ、アラブ首長国連邦、ザンビア、ジンバブエ


これをみて気づいた方がいるかもしれませんが、

欧米諸国や韓国はまだ入国可能になってないということです。

ここでコロナ前2019のデータを見てみますと、フィリピンに観光目的で来る外国人を国別ランキング上位5位でみますと、

1位 韓国  158万人
2位 中国  125万人
3位 アメリカ合衆国 103万人
4位 日本 63万人
5位 台湾 24万人

と言うことは、まだ1位と3位はOKではないので、これがどう影響するのか気になるところです。

もちろん、これからOKになるかもしれませんが、今のところ上記の国だけのようです。

ちなみに、日本は大丈夫なようです。

ご安心ください。

とりあえず、最終決定をお待ち下さい。

これから航空、リゾートやカジノ株は上がる!?

では、ここからが本題です。

今回の規制解除が最終的に決定された場合、条件付き、限定的であるものの、今後年末のバケーションシーズンに向けて株価に与える影響は少なくないハズです。

特に航空、観光、リゾート、カジノなどの銘柄には今後動きがあるかもしれませんので、注目です。

では、今回の規制解除にあたり、株価に影響があるんじゃないかと思う8銘柄を選んでみました。

(1ペソ未満のペニー株は割愛します)

航空関連銘柄

Cebu Air Inc (CEB)

画像1


ゴコンウェイ財閥JG Summit傘下でアジア最古の格安航空会社セブパシフィック航空を運営しています。昨年から引き続き、今年も9ヶ月で220億の赤字を出しています。

PAL Holding Inc (PAL)

画像2


LT Groupの創設者ルシオ・タンが所有しているフィリピン航空は今年破綻申請をしてますが、赤字路線を廃止して再生を図っているようです。

MacroAsia Corporation(MAC)

画像3

フィリピンにおける航空関連のサポートサービスの大手プロバイダーで、ニノイアキノ国際空港やマニラ空港などで航空機のメンテナンス、修理およびオーバーホール食品サービスや乗客の取り扱いなどから収入を得ている国内最大の航空支援サービス会社です。

リゾート&カジノ


Bloomberry Resorts Corp.(BLOOM)

画像4

フィリピンでアミューズメントパーク、リゾート施設、ゲーム、ホテル事業を行なっている持ち株会社です。

Travellers International Hotel Group, Inc. (RWM) 

画像5

主にホテル、レストラン、レジャーパーク、エンターテインメントセンター、およびカジノへの投資及び開発、運営を行う会社で、Alliance Global GroupInc(AGI)とGentingHong KongLimitedの合弁事業パートナーシップであり、マニラにあるResort World Manilaの運営を行なっています。

Acesite (Phils.) Hotel Corp. (ACE)

画像6

ホテルまたはその他の宿泊施設を運営し、Manila Pavilion Hotelの所有しています。ちなみに、同社はホテル、レジャー、観光事業への投資を行う上場持株会社のWaterfrontPhilippines Inc(WPI)の子会社です。

Grand Plaza Hotel Corporation(GPH)

画像7

フィリピンを拠点とするホテル会社で、Heritage Hotel Manilaを所有および運営しています。 

Melco Resorts and Entertainment (Philippines) Corporation (MRP)

画像8

NY証券取引所で取引されているMelco Resorts & Entertainment (NASDAQ: MLCO)の完成子会社です。

アジアのカジノゲームおよびエンターテインメントリゾート施設の所有者および運営者で、SMグループ、Belle Corporationと共に「City of Dreams Manila」の共同開発及び運営を行なっています。


Belle Corporation (BEL)

画像9

リゾート及びカジノ施設の開発、運営を行なっていて、Tagaytay Highlandsやマニラにある「City of Dreams Manila」の運営を行なっています。

上記のほかにも、別の記事で書いたGlobal Estate-Resort(GERI)PH Resort(PHR)なども株価に影響があるかもしれませんので、詳しくは過去の記事を参照ください。

まとめ

今回、観光省から発表された内容に基づくと

ワクチン接種が完了した人で、認可された国または地域からの外国人観光客という条件付きではあるものの

最終決定が下された場合、航空会社やリゾート・カジノ運営会社にとっては朗報に違いありません!

しかしながら、今回規制が解除されたからと言って、こういった企業の業績がすぐに回復するのか?というのも疑問です。

やはり、何より重要なのは決算です!

そう言う意味で言えば、まだこの分野は現実的に考えて利益を出すのは厳しいと思います。

それにこれまでがそうであったように、フィリピン政府が外出規制を発表したら影響大ですので、まだ注意が必要な業種だと思ってます。

ただ株価は期待で上がり、現実を知り下がるという格言がある通り、今回のニュースにより一時的には上がるんじゃないかと予想してます。

なので、今後この件に関してどのような最終決定がくだされるのか、大変注目です!



よろしければ、フォロー・高評価・コメントなどお願いします。



※なお上記内容は投資2年目の超ビギナーによるものですので、必ずしもそうなるとは限りませんので、その点はご理解お願いします。


関連記事:



引用


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?