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<祝>ACエナジー、コンバージICTがPSEインデックスに追加!この後、株価はどうなる?

どうもShoheybeatzです。

さっき仕事後の一服をしながらビジネスニュースを見ていたんですが、

フィリピンのネット新聞のPhilstarから発表されたニュースに釘付けになりました。

記事によると、どうやら再生可能エネルギーのACエナジーとファイバー通信プロバイダーのコンバージICTがフィリピンのメインインデックスであるPSEインデックスの構成銘柄に追加されることが決定しました!

やったー!!!

ACエナジーとコンバージは昨年から注目していて両方持っているんですが、ここ1年無難に右肩上がりしてきたグロース銘柄で、「近いうちに・・」と期待していたんですが、

私としてはもう少し株価が上がってくれたところで発表してほしかったんですが、

これは明日から始まるマニラ首都圏のロックダウンに関係しているのかもしれません。

・・が、何はともあれ大変喜ばしいニュースですので、

最近は週1ペースでしか記事を書いていなかったんですが、

今週はめずらしく3日おきくらいで書いていて、さらに今回のニュースがでましたのでその記念に

今回はフィリピンのメイン株価指数であるPSEインデックスやその構成銘柄、そして今回追加されるACエナジーとコンバージICTについてご紹介します。

PSEインデックスとは?

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PSEi」として知られているPSEインデックスは、フィリピンの株式市場のパフォーマンスを測定するベンチマーク、総合株式指数です。


PSEインデックスは、株式市場の一般的な動きを表すために選ばれた上位30社の上場企業で構成されており、企業は完全な時価総額に基づいてランク付けされ年2回、定期的にこのPSEインデックスの構成銘柄リストを変更をしています。

なお、PSEインデックスは金融、産業、持ち株会社、不動産、サービス鉱業および石油の6つのセクターに分けられていて、

2021年7月時点でのPSEインデックス構成銘柄は、

Aboitiz Equity Ventures, Inc.
Aboitiz Power Corp.
Alliance Global Group, Inc.
Ayala Corporation
Ayala Land, Inc.
Bank of the Philippine Islands
BDO Unibank, Inc.
Bloomberry Resorts Corporation
DMCI Holdings, Inc.
Emperador Inc.
First Gen Corporation
Globe Telecom, Inc.
GT Capital Holdings, Inc.
International Container Terminal Services, Inc.
JG Summit Holdings, Inc.
Jollibee Foods Corporation
LT Group, Inc.
Manila Electric Company
Megaworld Corporation
Metro Pacific Investments Corporation
Metropolitan Bank & Trust Company
PLDT Inc.
Puregold Price Club, Inc.
Robinsons Land Corporation
Robinsons Retail Holdings, Inc.
San Miguel Corporation
Security Bank Corporation
SM Investments Corporation
SM Prime Holdings, Inc.
Universal Robina Corporation

・・となっています。

今回はこの中からDMCI Holdings, Inc.とEmperador Inc.が外されて、ACエナジーとコンバージICTが追加されるようです。

では、今回追加されるACエナジーとコンバージICTについて紹介です。


ACエナジー(ACEN)


今回、PSEインデックスに加わることになったAC Energy Corporation(ACエナジー)は、

フィリピン最大の財閥企業であるAyalaグループ傘下のエネルギー企業で、フィリピンおよびアジア太平洋地域でクリーンエネルギー(再生可能エネルギー)の開発事業を行なっている今最も急成長しているエネルギー会社の1つです。

なお、2020年11月、Ayalaは社名をAC Energy CorporationからAC Energy and Infrastructure Corporation (ACEIC)へ変更しました。


ACエナジーは2019年に上場し、東南アジアで最大の再生可能エネルギープラットフォームになることを目指しています。

現在フィリピン、ベトナム、インドネシア、そしてオーストラリアで再生可能エネルギーの開発を行なっていて、約20億米ドルの投資を行なっています。

今年の第1四半期の純利益は、前年同期の5億3,958万ペソから53.7%増加して8億2,932万ペソで、電力販売からの収益が45億4000万ペソから56.9億ペソに25%または11億5000万ペソ増加したと報告しました。


それにちょうど同じ日に今年の上半期の決算が発表されたのですが、前年同期の10億から27億ペソになり、連結売上高は35%増加して134億ペソになったという発表もありました。

ではACENの株価はどうかというと、

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2020年3月に1.32ペソをつけてから右肩上がりで上がり続け、1月5日に株主増資前に最高値10.09ペソをつけたモンスター級グロース株として注目を浴びていました。

その後5.80ペソまで下落したのち、再上昇し始めて今月14日に8.90ペソでいったん利確が入り、7ペソ台まで落ちていましたが、ここ数時間でまた前回の高値8.90ペソをトライするような位置にきていましたが、今回のニュースを受けてどうなるのでしょうか。

私としては、最高値の10ペソまではさすがに厳しいと思うのですが、せめて9ペソを超えるところまで行ってくれるのではないかと期待していますが、

DITOのようにいっきに高値まで上がり、大きく下落するというパターンもあるので明日はかなり慎重にジャッジする必要があると思います。

ただし決算ごとにいい数字を出していますし、長期的にはこれからさらに成長が見込めるグロース株ですので、場合によってはいっきに上がったところでいったん利確して、下がったところを再購入して、長期保有するのもアリかなと思ってます。

コンバージICT(CNVRG)


Converge ICT Solutions Inc(コンバージ)はフィリピンの電気通信サービスプロバイダーです。

コンバージの拠点があるパンパンガ州ではComClark(コムクラーク)とも呼ばれていますが、創設者はデニス(アンソニー)ウィーという華僑のフィリピン人です。(DITOテレコムのデニス・ウィーは同姓同名ですが別の人です)

コンバージは、国内で光ファイバーブロードバンドネットワーク、ケーブルテレビ(エアケーブルとして販売)、ケーブルインターネット(エアインターネットとして販売)を運営していて、2020年12月の時点で100万人の加入者がおり、国内の家庭向けファイバーの市場シェアの54%を占めていました。

その後2020年コロナにより国内のブローバンドの需要が増加する中、コンバージは10月26日にIPOデビューを果たし、このIPOは(当時)フィリピン史上最大のオファーで290億8000万ペソになり、公募価格はもともと1株当たり24ペソでした。

今年3月に発表された2020年度の決算は、ブロードバンド加入者が100万人を超え、2020年の純利益は74%増加し、

純利益は2019年の19.4億ペソから昨年は33.8億ペソになり、第4四半期の純利益は19億ペソに達し、2019年の同時期の5億7100万ペソから110パーセント増加したとのことです。

コンバージの連結売上高は、2019年の91.3億ペソから、昨年は71%以上増加して156.5億ペソになりました。

住宅事業からの収益は、2019年の63億5000万ペソから2020年には126.2億ペソに倍増しました。

直近のニュースでは、


これまでルソン島だけでビジネスをしていましたが、6月セブ市、7月にはミンダナオ島にあるダバオ市の営業所がオープンし、これからフィリピン全土で拡大していく計画のようです。

現在のコンバージの株価はというと、

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ACENと同じように、IPOしてからこれまでずっと右肩上がりに上がっていて、7月14日に更新した高値24.15ペソをまだ狙える位置にあり、チャート的にはここから短期的に下がるような動きを見せていました。

しかし今回のニュースをうけて、この高値ラインを超えるのではないかと思うのですが、ACENと同じようにいったん下落する動きがあるようなら利確するのもアリだと思ってますが、

こちらもACENと同じように決算ごとにいい数字を出していますし、ファイバーではフィリピンのマーケットリーダーであり、競合他社がいないという強みがあります。

これまでマーケットをけん引してきた古豪PLDTやGlobeもファイバー回線については全く触れてこなかったということもあります。

これからセブ、ミンダナオで拡大していき行く行くはフィリピン全土までに加入者を増やしていくだろうと思いますので、5年先を考えても長期保有してもいい銘柄だと思います。

さらにマニラ首都圏が明日からロックダウンされることを考えると、コンバージはここ何回か記事を書いたようなフィリピンのステイアットホーム銘柄の一つとして外出規制など出ている状況ではさらに伸びる可能性もありますし、来月決算がありますので

そういったことを考えても、明日のマーケットが楽しみです。


まとめ

2019年、2020年にIPOデビューした再エネ銘柄のACエナジーとファイバー通信プロバイダーのコンバージICTがフィリピン株式マーケットのベンチマークPSEインデックスに追加されることになりました。

どちらもIPOしてからこれまで右肩上がりに株価が上がってきたグロース株ですが、今回のニュースで今後2社の株価がどのような動きを見せるのか、大注目です。



最後までお読みいただきありがとうございました。

なお、内容についてはあくまで投資2年目のビギナーの考えですので、その点はご留意ください。


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ACエナジー(ACEN)は今が買い?!最近のニュースやチャートをもとに解説

 

フィリピンの光ファイバー通信のConverge(コンバージ)の株が爆上げしているワケ




引用:

https://www.philstar.com/business/2021/08/05/2117829/ac-energy-converge-join-psei-replacing-dmci-emperador



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