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フィリピンでナンバー1のオンライン証券COLの動画で勉強会

どうもshoheybeatzです。

フィリピンで顧客数ナンバー1のオンライン証券会社、COLファイナンシャルがウェビナー動画をユーチューブに上げていました。

視聴者からリクエストを受けた銘柄についてCOLファイナンシャルのアナリスト、エイプリルとジャニスが好きか嫌いか、その理由についてトークをしていて、

その中で私のブログでも何度かご紹介している銘柄がいくつかトピックに上がっていました。

そこで今回は投資歴1年の超ビギナーがいいなと思ってる銘柄が、プロのベテラン投資家にどう評価されているのか、ご紹介したいと思います。

なお、「英語わかるから直接観たい」という人は、一番下にユーチューブのリンクを貼っていますので、そこからご視聴ください。

DITO CME Holdings(DITO)


ジャニス: 嫌い

まだテクニカルで比較的弱いと分析していて、この修正をする前に、はるかに堅固なベースを生成する必要があると思いますので、たぶん、もう少しですね。


エイプリル: 嫌い

評価が高すぎます。

もちろん、今後数年間は会社がまだお金を失っていることは言うまでもありません。つまり、ハネムーンの期間が終わったので、会社が利益を上げる前に純損失が発生する可能性があります。

まず一発目のDITOから評価最悪でした。私もロールアウトの決定後下落トレンドに入ってから売ったんですが、18ペソ強まで上がった株価が現在10ペソまで落ちてそのときに長期的には上がるだろうと思って買い戻していましたが、プロはそうおもってなかったようです。「ハネムーンは終わったのよ」というエイプリルの表現が面白いと思います。

ACエナジー(ACEN)


エイプリル: 嫌い

評価が高すぎるわね。P/Eは45倍での取引されてます。 面白いんだけど、アナリストのジョージ・チン氏は、「今の株価は既存の株主にとったらいいけど、6ペソで買ってる人たちはkawawa(かわいそう)だ」と言っていました。現在の価格は6ペソ強なので、この株価で絶対購入しないでください。


ジャニス: 好き

テクニカル面ではいい感じですが、ファンダメンタルが駄目ですね。


昨年からすごく人気があり、私も長期的には期待できると思って、2.25ペソの株主増資で増やしてからは買い増ししてなかったんですが、たしかに現在の株価は割高だと思います。ちなみにkawawa kaとはタガログ語で「かわいそうね」という表現でACENの株を6ペソ以上で買った人に言っています。

メリーマート(MM)


エイプリル:嫌い

評価が高すぎるわね。今、小売業で非常に多くの会社がもっと安い株価で取引をしているので、私はメリーマートよりもそれらを購入したいと思います。



ジャニス:嫌い

短期的なトレンドはすでに落ち込んでいると思います。しかも、ほぼ「売られ過ぎのレベル」に落ちています。それに今のリバウンドですが、比較的軽いですし、まだ移動平均線にも戻っていません。


DoubleDragonのインジャップ・シアが最高責任者のメリーマートも評価が悪かったです。もともと昨年のIPOのとき1ペソでスタートして、8ペソまで上がりましたが、現在の5ペソレベルまで下がってます。

来週、23日にDoubleDragonのDDMP REITが上場するタイミングか、決算の発表に合わせて、上がるんじゃないかと期待してましたがプロはむしろもっと下がると思っているようです。

Premiere Horizon(PHA)



エイプリル 嫌い

まず第一に、フィンテック企業が利益を上げるには長い時間がかかるでしょう。 もちろん詳細が不足していることはご存知でしょうが、この会社は2020年に営業を開始したばかりです。利益が出るまでには、本当に時間がかかるでしょう。 



ジャニス: 嫌い

潜在的なダブルトップがあります。つまり、名目上ダブルトップは一時的なトッピングパターンであり、次の下落のために今一時停止している可能性があります。


うーん、辛口ですね。PHAは農村開発をやっている持ち株会社で昨年ニッケル採掘している企業を買収してマイニングというテーマ株にもなっているんですが、今年は逆にフィンテック企業のSquidpayに裏口上場として買収されてしまいました。

冷静にネガティブな部分に焦点を当ててみると、確かに鳴り物入りのフィンテックと言っても、企業の情報が少ないのと、収益性という観点でかなり年月がかかるというのも事実でテクニカル・ファンダともに悪くプロが薦めないのも理解できました。

Jollibee Food Corp(JFC)


ジャニス: 好き

短期的には、トレンドの反転が見られます。下降トレンドは2月の終わりの直前に止まり、それらによって作られた引き戻しはより高い安値を示したものの、良いラリーが来ました。

エイプリル: 好き

ジョリビーは比較的安価であると考えられており、経営が好転しているため、実際にジョリビーの購入評価が得られるまれな時期の1つです。とても良い機会です。covid-19フィリピンでの感染数の増加は、地元の事業に悪影響を及ぼしますが、事業の大部分が海外でも行われていることを覚えておく必要があります。

フィリピンで大人気のファーストフードであるジョリビーは2020年コロナの影響で大きな損失を出していますが、世界中でグループ傘下のレストランを展開していて今後も海外事業がますます伸びていくと私も思ってましたが、エイプリルもその点について高く評価していて、フィリピンで感染者が増えて大きく下落している今が「絶好の買い!」だと言っている点も納得できます。

総合結果発表

それでは、今回のCOLファイナンシャルの動画でトピックとなった15銘柄について、プロとビギナーの私がどのくらい違ったのか結果発表したいと思います。

私がいいなと思っていた銘柄で、プロの投資家も評価がよかったのは、ブルーチップの優良株でJFC、BDO、GTCAPの3つだけで、それ以外は全部悪い評価を受けてました。

とくにエイプリルには、ほぼ全部否定されてます。たぶん、相性合わないんでしょうかね(笑)

まとめ

わかりきっていたことでしたが、フィリピンでナンバー1のオンライン証券会社COLファイナンシャルのアナリストと投資歴1年の私とでは、分析に雲泥の差があることが明白です。

とくに自分でも自信を持っていた銘柄のほとんどが実はプロからすれば、全くもって評価が低い、むしろ買うべきではない銘柄だったという結果で正直ちょっとショックでした。

もちろん、そもそも論として、リスクがより少なく、より確実に安定したリターンが期待できる銘柄を顧客に提案をするのが投資のプロなんじゃないかと思うのですが、

私のようなド素人の、しかも超ビギナーはそういう面ではリスクがあっても上がると思ってトレードしてしまいがちですし、しっかりとしたテクニカル、ファンダメンタル分析をしているプロとでは同じ結果にならないというのは当然といえば当然です。

しかも、何より私のような副業トレーダーは雀の涙程度の額の金額しか投資できませんが、向こうは何億という大きな額を動かしているので根本的に考えが変わってきてしまうのかもしれません。

しかし、こうやって日々フィリピン株の勉強していけば、少しでも投資のことがわかってくるんじゃないかと思いますので、これからもめげずに頑張って学んでいこうと思ってます。

ユーチューブのリンク

なお、長い文章はかなり端折ってますので、もし全部ちゃんと観たいという方はタガログ語混じりの英語ですが、是非ユーチューブのほうでご視聴ください。


フィリピンナンバー1のオンライン証券会社
COL Financial 
https://www.colfinancial.com/ape/final2/home/HOME_NLM_MAIN.asp

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