春のスナップT

昼間の気温が急上昇し、一気に春めいた2月最後の日曜日。気分転換に千葉船橋まで湾岸ドライブ。

上着は陽気に合わせてハワイの海を想わせるシーグリーン色のシンチラフリース素材、パタゴニア 『スナップT』を選択。

1993年のモデルで、生地は微妙な色合いが魅力の北米製。愛着して28年が経ち、毛玉だらけで両手首のパイピングはぼろぼろだけど、最低限のリペアを重ねつつ着続け、できれば生涯纏いたいと願っている。着こむほどに風合いが増して「新品よりずっといい」とユーザーに感じさせる。そんなアウトドアウェアはそうそう無いだろう。

春めいてきたとはいえ、日没後の冷えこみを用心してスナップTの上から羽織ったのはパタゴニア製品を象徴するマンゴー色の『パフボールベスト』1997年北米製。トロピカルカラーにお出かけ気分が上がるだけでなく、広大な売り場で家人と別行動で物色するとき、自分の位置を視認、落ち合いしやすくする高い実用性も備えている。重ね着で昼夜の大きな気温変化に対応したいとき、生地が薄くなってきたスナップTとほど良い保温性をもつパフボールベストのペアがかなり調子いい。