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スウェーデン🇸🇪つながり

何度観ても飽きないスタジオジブリの『魔女の宅急便』。この普遍の名作とコラボした雑誌『FUDGE』をコンビニで見かけて衝動買い。

キキが座る表紙のビーチそっくりな大浜海岸そばにそのコンビニがあった状況にも縁を感じた。あの色づかい、魅力的なキャラを再び眼にして胸が熱くならざるを得なかったし。自身の北欧ブームはとうの昔に終わってるし、掲載される雑貨やファッションに興味は湧かないけど、キキが暮らす街「コリコ」のモデルになったというストックフォルム旧市街やゴットランド島ヴィスビューで撮影されたビジュアルを流し観しているだけでなんだか楽しい。

めくる手が止まったのは都内と周辺のスウェーデン菓子店をピックアップするページ。その一軒が逗子の「リッラ・カッテン」。京急神武寺駅前という渋いロケーションに心惹かれて鎌倉での植木仕事帰りにおやつを求めに寄った。

ショーケースのなかのケーキは、この日の16時過ぎにはほとんど残っていなかったけれど、スウェーデン発祥とされる伝統パン、シナモンロールがあったのでひとつ買った。家に帰ってコーヒーとともにいただいたら、疲れた心身に沁みる優しい美味しさ。感動して店に電話し、ケーキの取り置きをお願いしちゃった。

翌日の同じ時間帯に訪ね受け取ったのは「プリンセスケーキ」。緑の色合い、バラの造形がジブリの洗練につながるセンスを感じて撮りたくて、食べたくてたまらなかったのだ。こうして、たったひとつの甘味を持ち帰って嬉々とする。ささやかな幸せを叶えて、明日も頑張ろうって気持ちが前を向ける。そんな佳い店にまた出会ってしまいました。クレカやスイカで気軽に買えるのも、大吉。

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