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フラミンゴの縁
父が小学5年生まで育った水戸の川辺。今は当時の痕跡が無いと事前リサーチでわかっていても実際に訪ねてみようと思えたのは、その近くに以前から気になっていた茨城ご当地レストラン「メヒコ」の支店があるとわかったから。
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たまたまの立地に縁を感じて、これは必然的な偶然なんだろうといつものように自分都合で思いこんだ(笑)。
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客席の中央にフラミンゴを飼い、食事を楽しみながら眺められる趣向を凝らしている。初訪問のシーンを頭に浮かべたとき、ここで一日を締めくくれば、ずっと印象に残る旅になるに違いないとニヤついた。
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そのタイミングで知人のイラストレーター安樂瑛子さんのインスタ投稿を観たら、なんとフラミンゴの絵を描いたオリジナルアイテムが紹介されていてびっくり。これもまた不思議な縁だなぁと思いこんでフラミンゴ柄のiphone12 mini 用ケースを衝動買いした。
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自分の作品画像をアップするだけでオリジナルアイテムを製作、販売してくれるSUZURIというサービスを利用したもの。オーダーして数日後に届いた実物を観て、仕上がりが画像データをプリントしたとは思えない繊細さで、アーティストが1点ずつ絵筆を走らせたようなカスタムメイド感の満々ぶりに驚いた。店舗を持たなくとも、自身で製作せずともグッズを販売できる気楽さ、時代の進歩と新たな可能性に感心してしまった。植木仕事の過酷な現場では傷つけてしまうのが必至だから、お出かけのときにiPhoneにかぶせて作品を持ち歩く高揚感を楽しみたい。
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