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また、青梅の季節

5月下旬が近づくとソワソワと落ち着かなくなります。昨年は27日、今年は25日。葉山下山口の無農薬農園「いさむファーム」を訪ね、樹齢120年越えの老木に実る青梅を採取させてもらう年に一度のイベント。予約開始のアナウンスを見逃さないようこの時季はいさむファームの投稿をいつもに増して用心します(笑)。

この樹の下に立つたびに、もう一年経ったのか。昨年の今頃は自分はどんな状況だったのかなと思い起こしたりして。昨夏から仕事場は鎌倉から久里浜へ。今月からは、いさむファームが管理する畑の一部をお借りし、ささやかな自然菜園をスタート。自分としては昨年とは劇的な変わりぶりだなぁと改めて深い感慨に耽ります。しっかし、ここはじつに心身清まる静穏な空間。霊気に包まれ、神妙な心地にもなる葉山でもとりわけスペシャルな聖域です。

また採らせていただきます。老木に語りかけ、頭を下げてから手を伸ばします。

今回はトータル5キロ。うち2キロは造園仕事の同僚に頼まれて収穫。

家に帰ってすぐに梅酒づくりの作業に着手。青梅すべてを流水で洗い、ヘタを取って拭いて、容器に氷砂糖、ホワイトリカーとともに漬けます。焼酎、ホワイトラム、泡盛と和える酒は毎年変えて楽しんできましたが、原点回帰。ベーシックな組み合わせに徹しました。秋が待ち遠しいなぁ。

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