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友人と近所バーへ

家から歩いて10数分で行ける葉山下山口のバー「808LAB」に出会えたのは1週間前の日曜日。店主、宇野さんの嗜好に魅了され、植木仕事仲間の友人に熱く語ったら、すぐ行きたい!と熱望された。友人はアパレル業界で長く仕事したのち50代でキャンプ料理をコンセプトにした飲食店を開店しようとしたものの、コロナ騒動で諦め、造園業に転じた。なんとなく宇野さんの経歴と通じるものを感じて、二人を引き合わせたいなとぼくも望んだのだった。

雨上がりの土曜日19時過ぎ。しっとりとした湿度、生暖かな風に包まれながら夜のバーへ。

アメリカンカルチャーに満ちた懐かしさを感じる空間。808はハワイで人気のエリアコード。ワイキキあたりにも、こんな雰囲気のローカルに愛される小粋なバーがあったような。西海岸とアロハな気分に浸れる、とにかく自分にはたまらなく居心地が良い、気取りないインテリア。モダンだとかミニマルとは異質の、宇野さんの好きが盛りだくさんな濃密ラウンジ。その嗜好に合うかどうかは人それぞれだろう。

友人と店で落ち合い、まずはヨロッコビール『Mokusa Smoked Lager』で乾杯。燻製の香り、コク深い味わいがめちゃくちゃ旨い!
友人と店主の会話も滑らかで、そのリズムが気持ち良くて酒が急ピッチで進む。

自家製ハラペーニョが載る至福なチリビーンズなどのフードと名物モヒートをはじめ、メキシコ産蒸留酒メスカルをベースにしたオリジナルな杯を次々にいただき、朦朧と快楽の沼に落ちていきました。

〆はテキーラとコロナビールを合わせた、最高に酔える一杯。グラスもコロナのホルダーもレアな宇野さんコレクション。これでドーンと心酔極まっちゃった。いやはや、ひさびさの深酒。危険すぎる一軒に呑めりこみそうな予感満々。友人も大満足でハッピー。

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