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冬のジャム
毎年5月に葉山下山口「いさむファーム」の無農薬青梅で仕込む梅酒。11月末から呑み始めたら、ホワイトラムと黒糖に漬けたものがあまりにも美味しくて、あっという間に飲み干してしまった。酒を満たしていたフラスコ瓶はしわしわになった青梅だけが所在無さげに残っている。というわけで、これまた毎冬のルーティンである、その梅を用いたジャム作りにすかさず着手。
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梅に黒糖がたっぷり沁みているはずだから、適当な水だけを鍋に加えてひたすら煮込むだけ。水分が飛ぶまでけっこう時間がかかるからガス代がもったいない。
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アラジンストーヴの天板に載せてグツグツ沸騰させ続けるのがいい感じ。土間で身体も温めながら梅の果肉をヘラで削ぎ落としつつ、鍋と向き合う。その単調で穏やかな時間に心鎮まる。梅ジャム作りは冬の楽しみと言えるかな。
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なんだか映えない絵だけど、完全オーガニックな自家製、なかなかの出来。ただ梅の酸味が強めだから、アガベシロップを少し和えてみようかな。
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お気に入りの再生硝子瓶に詰めて、しばらく朝食の一枚に塗って味わっていこう。
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