見出し画像

発酵アイスクリーム再開

昨年から始めた発酵アイスクリームづくり。身体が悦ぶヘルシーなアイスを毎日たらふく味わいたくて、うちの近所の葉山一色、ヴィーガン料理教室「白崎茶会」のレシピをもとに自作することにしました。

つくりかたは適量をきちんと計って混ぜるだけ。いたってシンプル簡単ですが、材料を揃えるのが自分にはちょっと面倒かな。

●濃縮タイプの甘酒250g
●豆乳70g
●豆乳ヨーグルト200g
●アガベシロップ40g
●クセの無い植物油40g

これが600gのベース(発酵アイスクリームの素)となる食材。アガベシロップ(コストコでいつも購入)と植物油(生協パルシステムで菜種油を取り寄せ)は我が家には常備しているものの、他はわざわざ買いに行かなくてはいけない。とくに濃縮タイプの甘酒は近所のスーパーは扱い無く、逗子の「オーケーストア」でようやく見つけました。甘酒をちゃんと揃えているスーパーは田舎にはなかなか無いですねー。このベース(アイスクリームの素)だけ食べても充分美味しいんですが、少し華やかなフレーバーにしたくて昨年は冷凍のマンゴーやブルーベリーをつぶしながらミックスしていました。

今季はちょびっとレベルアップ。冷凍食材は味気ないし、コンビニのアイスと変わらないので、せっかく自作するならばとフレッシュな採れたてイチゴ(紅ほっぺ)を久里浜での仕事帰りに津久井の農場直売所「いちごはうす西脇」にて入手してベースに和えることにしました。

間もなくイチゴ🍓は終わってしまうのでギリギリセーフ。しっかし、平日の帰宅途中にこんな良い食材を栽培地のそばで買って行けるなんて、我ながら恵まれた境遇だなぁ(笑)。大好きな野比の「takahashi coffee」のパルフェやケーキにも用いられていて、西脇さんのことも店主サチエさんから教えていただきました。これぞ横須賀の美味なる縁つながり。至福です。

冷凍フルーツと違って生イチゴはミキサー要らず。泡立て器でもスムーズに細かく砕けて作業楽々。豆乳&麹のベースともスウっと溶け入るようによく馴染みます。あとはひと晩冷凍庫に入れるだけで出来上がり。眼にもご馳走なローズピンクの色合いに感動です。

あとは、アイスをすくってお気に入りの器に好きなだけ盛るだけ。そこで今季はさらにアイスを自作するモチベーションを上げようと新たなツールをamazonのタイムセールとポイントを利用して迎え入れました。1935年に生まれ、ニューヨーク近代美術館(moma)のコレクションにもなっているアイスクリーム・スクープ、ゼロール社の『#12』です。

贔屓にしている逗子銀座通りと横須賀Coaska内のアイスクリームショップ「CREMAHOP」でも使用されていて、店に通うたびに西欧の彫刻アートピースのごとき造形美にうっとり見惚れてました。憧れの逸品を手に、さぁ滑らかに自作アイスを丸くきれいにすくい取るぞ!と意気込んだのですが、冷凍庫から取り出したベースに当てても硬いシャーベット状の表層をうまく掘れません。

そこで、しばらく室温で温め、緩くしてからすくうとベチャっと崩れ溶けてしまう。上手くツールを活かせずガッカリ。

昨季に用いていたエッジの鋭い国産アイスクリーム・ディッシャーでゴリゴリと力技で削り取ってなんとか盛ったのですが、味は旨いんですが、シャリシャリ感が強い食感が微妙な感じ。

同様にイチゴミックスのアイスも削り盛って味わい自体には充分満ち足りたのですが、街で口にするアイスクリームの柔和、スムージーなテイストが恋しくも思えてしまいました。アイスクリームを滑らかにするためには我が家には無いフードプロセッサーあるいはお手軽なアイスクリームメーカーでの攪拌が必須みたい。さて、ホームメイド・アイスクリームのために新たなキッチンツールを導入するべきかどうか。

悩みどころですが、自作するからには目指したいのはCREMAHOPの冷涼度満々なソルベ(やや柔らかなシャーベット)なので、格安のフードプロセッサーを探してみます。導入したら、改めて理想に近づけたか、ご報告しますね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?