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春立つ酒

昨年5月下旬、葉山下山口「いさむファーム」にて樹齢100年超の老木から獲らせてもらった無農薬青梅

紅白の梅に華やぐ春立ちの休日に開栓。

すっかり橙色に染まった梅。朝陽に煌めくさまが温かく、ただ見惚れる。いつものチープな専用容器ではなく、鑑賞に耐えるよう(笑)、特大の実験用3Lビーカーに浸しておいた。そこは家でいちばん多湿な土間の床近くだったけれどカビは発生していなかった。傷の無い梅を選び入れたのも良かったのかもしれない。

淡いイエローオレンジが爽やか。果物と蜂蜜による『純果糖』と大分南部「藤居醸造」の無農薬麦焼酎と和えた味わいはすっきり淡麗。今まで口にした梅酒のなかではまろやか具合と上品さがベスト。ちょっと贅沢したけど、こんなにも美味しさが変わるんだって驚き、感じ入った。今年は国産のラム酒で試してみようかな。

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