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Isamu NoguchiのAKARI

『イサム・ノグチ 発見の道』展にはノグチがデザインした和紙の照明製品『AKARI』(オゼキ)がいっぱい。

30年以上前は現行価格の半値以下という気軽さもあり、実家のランプシェードとして小ぶりな製品をいくつか購入したが、葉山に移住してからは屋根裏に仕舞って埃をかぶったまま。

この大きなタイプが本当は欲しかったんだよなーと当時の憧れを懐かしむ。AKARIは未だにモダンさが褪せていなくて、軽やかな素材なのに破れても和紙を貼って簡単に補修でき、長く使い続けられるのが素晴らしいところ。

いろいろな光の彫刻を眺めていたら、久しぶりに、「AKARIごっこ」をしてみようかと心が踊った。

帰宅して鰻採りの古い民具を引っ張り出し、雑巾で汚れを取り陰干し。

真竹で緻密に編み組みされている。竹も佳い飴色に育った。これに外側から徳島「Awagami Factory」の照明用和紙で覆えば「なんちゃったってAKARI」のでき上がり。

リアルAKARIのパーツを転用して漁具内部から点灯。

点灯すると竹のフレームが浮かび上がる趣向。部屋に転がっていた蛍光灯電球を装着したんだけど、明る過ぎるかな。暖色系で小さなワット数のものに替えてみよう。
#leicaphoto

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