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激辛ラーメンとトンカツ

年に数回、ガツーン!とインパクトあるものを外食したくなります。喰っては寝てのダラダラ正月。胃もたれしているこの時機にこそ、心身に活をもたらす刺激を欲してしまったんです。

まずは夫婦揃ってハマっている激辛ラーメン『オロチョン』。神奈川県国府津にあった名店で味わって以来、禁断の美味しさの虜に。最近は葉山の家から車で湘南の海岸線、週末渋滞を経て片道1時間半から2時間。

平塚と大磯にまたがる高麗山(こまやま。7世紀に中国東北部&朝鮮の国・高句麗からの亡命者が近辺に居住し名づけた山とか)をまわりこんで源頼朝が鎌倉幕府を開くにあたり相模国各所に置いた「公文所」のひとつがあった平塚市公所(ぐじょ。小田原市では「久所」(くぞ)と呼ばれた施設。ちなみに小田原にはぼくの苗字である久野(くの)という地域が今も残る)にドライブ。

激辛の象徴である韓国の食文化を想起させ、自身の名前にも通じる地域。何やら縁を感じつつ、平塚市公所で創業40年の「利しり本店」へ。妻は定番の味噌ラーメンを辛みランクNo.3の『極オロチョン』で。ぼくは塩ラーメンをNo.2の『超極オロチョン』でいただきました。唐辛子の含有量は半端ないのですが、この店でのランク的にはまだ中間レベル。さらに『No.1最超極』→『特1 スペシャル』→『特2 トリプル』が控えています。No.2は前回訪問時より恐る恐る1ランクアップしてみたのですが、難なく平らげられて安堵。

「利しり本店」前の県道沿いにある牧場直営のイタリアンジェラート店「Gelateria Vega(ジェラテリアベガ)」で口直し。濃厚なミルクと平塚産(もしくは県産)の野菜やフルーツを合わせたフレーバー。まったりとコクのある味わいはソフトクリームに近いまろやかさ。近くを疾走する新幹線を眺めながら深く憩いました。

葉山に帰ってひと休みしてからローカルに愛される創業54年のトンカツ店「後楽」で晩御飯。先日、バラエティ番組で紹介されたこともあり、念のため向かう前に問い合わせし、到着予定時刻と頼みたいメニューを伝えておいたのが大正解。スムーズに席に着けた(人気店だし、臨休や時短営業もあるから事前の電話確認が無難。席の予約不可とはいえ、配慮してくれます。また、満席ならテイクアウトの選択肢も。Google情報はアテになりません)。

まずは瓶ビールで幸運な流れを悦び乾杯。

ぼくは大きなニンニクがガッツリ挟まれた『ニンニクロースかつ定食』を、妻は『フライ定食』を平らげ大満腹。

帰路は海辺を歩いて気休めのカロリー消費。ラーメンのちトンカツで〆た外食デイ。2024年の初めにして年内を健やかに過ごすための活力をフル充電した心地で、全身が高揚感に包まれました。同時に体内の毒素もすべて排出できたかのような。今日は七草粥でさらに心身の浄化を図ります。

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