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クリスマスのパフェ

一カ月か二カ月くらい毎に心待ちしている鎌倉浄明寺の糀店「sawvi」の季節のパフェ。

新たなパフェ登場の知らせがあると、予約して向かう。鎌倉の植木作業現場からカブで数分。自分は季節のパフェを味わい尽くすために、今の職場を選んだのかもしれない。それくらい、たまの贅沢が楽しみ過ぎる。

いつもは庭の席を選ぶけれど、日没になるのが年で最速な時季。さすがにペレットストーヴの炎が暖かな室内スペースに腰掛けた。

昨日いただいたのは『米粉のシュトーレンパフェ』。季節のパフェはすべてをコンプリートしたつもりだったけど、昨冬にも三週間のみ供していたというこのパフェは食べ逃していた。

塩甘糀&アーモンドキャメリゼのジェラードと官能的な大豆あん層の素晴らしさは言わずもがな。スパイスの効いたコク深いシュトレンとオレンジ&リンゴの赤ワイン煮の爽やかさのコントラストが鮮やかで、異色の美味しさ。個人的には大人の嗜好感に強く魅せられた。クリスマスのムードも満々な構成。さすが!

店主の寺坂さんに恒例の解説を依頼。多忙のなか、すみません!

4時半には店を出て帰宅。途中、葉山真名瀬の渚にさしかかったら劇的な夕景に眼が奪われ、思わずカブを停める。

sawviで和んだために会えた光景、非日常。真冬の澄み渡る透明度と真紅に年末を実感。

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