見出し画像

お盆のital life

シンプルで着心地良くて格好いい。独創的なデザインからパターン作り、縫製まで手がける竹P(ピー)こと竹下さんのハンドメイド・オリジナルウェア「ital life(アイタルライフ)」の新作がお披露目になるというので、東逗子のアトリエを開放しての展示会を初日に観てきました。

眩い夏の光と濃緑の色彩が差しこむフラットハウスのアトリエ&自宅。訪ねるなり、いつものようにコーヒーをドリップして振る舞ってくれる竹Pさん。ソファでくつろぎながら近況話を交わしていると、ぼくにとってはかけがえのない友人だと改めて思います。

毎度、声を掛けてくれるのがありがたいです。

レゲェをモチーフにしたTシャツのディスカウントのほか、上質なコットン素材の端材を活用したポーチ、秋にふさわしい服が今回の目玉。
ありそうでなかなか無い、上品で少しポップ、リラックスしたウェアは海辺でのくつろぎ時間だけでなく、たとえば都会に出かけるときなどハレの場や特別な機会に纏うと、着る人を柔和にさりげなくお洒落に飾り立ててくれます。

ゆったりしたシルエットで、とても楽なんだけど、どこにも無い唯一無二、自分のためだけに仕立ててもらったかのようなスペシャルな一着に包みこまれている高揚感に嬉しくもなれる。その塩梅が絶妙なんです。厳選したコットンの肌触りも最高に気持ちいいです。

墨黒の色味もじつにセンス抜群で魅せられます。ぼくは本来、黒系の服は似合わなかったのですが、アイタルライフのはしっくり馴染む。長年の先入観が覆され、新たな服選びの楽しみがより広く開かれました。

ぼくはアノラックやスモッグという被って着る簡素極めた形態の服が大好きなのですが、この墨黒の新作スモッグにはドキドキするくらい惹かれました。まだ、試作段階で、首まわりにはゴムを縫い込んで着脱性を高めていくそう。一見、無地でシンプルですが、裏生地を貼っていたり、隠れた部分が凝りまくっています。

その裏生地の袖や下にちらっと見えるTシャツ、靴下、サンダル、米海軍バケットハットの白と墨黒のコーディネートがスタイリッシュ過ぎて、思わずため息が出て見惚れ、自分もこんな風に着てみたい!と憧れちゃいました。

服だけでなく、日常使いしている道具など竹Pの嗜好と選択に強く共感できるから、互いに合い通じる要素も多々あるんでしょう。近々に、好きなものをネタに楽しく呑み、笑いながらお喋りできたらいいな。

#itallife

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?