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墓地掃除のマイツール
今週は横須賀の寺に3日間通い、墓まわりを掃除。古花や線香を片付け、灰をきれいに取り、手強い冬の雑草をひたすら刈り取った。
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忍耐が求められる地道な仕事だけに、モチベーションをキープすべく道具は厳選した。
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剪定鋏はフェルコのno.8。価格と実用性のバランスは本職向きではないかもしれないが、使っていて悦びが湧くデザイン。園芸家でもある俳優の柳生博さんから買った思い出の品。
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コンパクトな箒と塵取りのセットはMUJI製品。グレーの色味とダースベイダーのマスクみたいな造形に惹かれたが、急坂に配置される墓をまわりながらの作業では塵取りが立って置ける機能性がとても勝手がいい。
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デザインは英国のスタジオ・アーバインが担当。
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島根県出雲、高橋鍛冶屋の灰ならしと、家にたまたまあった使い古しの鎌を入念に自分で研いで。ふだんの植木仕事では機械に頼って効率を求めがちだけど、たまにはこうした鉄の道具でコツコツ無心に打ちこむのも悪くない(笑)。
除草→掃除を頻繁に繰り返す流れでは鎌は小さくて腰袋に収まりやすい方が佳いかな。と、より快適なものに目星をつける。
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