見出し画像

真冬のバイク通勤靴

現在の職場はかつては幕府防衛の要衝地だった鎌倉滑川の源流地。峠の谷間に位置し、朝はマイナス3℃まで下がる。そんな鎌倉最寒エリアへ毎日カブで通い植木仕事の準備をするため本格的な防寒着で身と心を護りはじめた。走行中の寒風や霜に覆われた地面からも身体の芯に冷えが沁み入ってくるから足元の対策も肝要。

植栽作業中は野球のトレーニングシューズ『球太くん』を履く。通常の本職用足袋と比して温かく、適度なクッション性があり快適。グリップ力もなかなか優れている。前職場の先輩から冬に最適と推されて購入したが、おかげでずいぶん仕事が楽になった。じつに佳い選択。

しかし、この異色足袋ですらカブでの移動中は足から冷えが立ち上がってきてしまう。走行時間はたかだか20数分だが、かなりのストレスに耐えきれなくなり、安価な防寒ブーツをワークマンにて入手。現在、3種の魅力的なラインナップがあるが、実際に履いて試して選んだのは『ウィンターLIGHTブーツ』。足型が広めで脱着も容易。自分の足と用途にはぴったりだった。カーキ色したマイカブに合うかなとコヨーテ色にしたが、ネットの色味とだいぶ違う。やはり、ワークマンでの納得した買い物はリアル店舗に限ると実感した。

しかし、2,900円でこの暖かさは有り難い。縫い目が少ないから、ある程度の浸水も防いでくれるだろう。デザインも悪くない。

このお値打ちな一足で真冬の通勤が楽しみになった、と言ったら大げさだろうか。それほど自身の感覚では天と地の違いを体感している。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?