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バイク・パッキング考
何を携え、どう収納するか。荷物のパッキングについてよりベストを追求するのがたまらなく好きだ。基本は必要最小限で可能な限りコンパクトが理想。バイクでの移動は積載量が限られるから選択はおのずとシビアになるのが佳い。現在の職場は横須賀久里浜の広大な緑地公園。バイクで通勤し、携行した荷物は野ざらしになり、カラスの洗礼を受け、不意な大雨を浴びる。汚れを気にせずラフに扱え、浸水をそこそこ防ぎ、なおかつバイクに留めたカゴにちょうどいいサイズの安価なバッグがないかと探したら良さげなものがワークマン製品にあった。
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『防水ボストンバッグ』は汚れた作業服、カッパ上下、必要な道具類をパッキングしてクロスカブで運ぶのにぴったりのサイズ感で、価格も1,500円。簡素極めたフォルムも好ましく、出会えたとき、思わず膝を叩いた。スペースの余地がほど良く、自分には収まり佳きバッグだ。ただ防水ファスナーがやや甘く、長時間雨に打たれ続けると、そこからじんわり浸水するから油断禁物。完全防水ではないと心得よう。
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バイクは陽光に晒されるから、弁当やドリンクの保冷保存も必須だ。防水ボストンバッグとともにバイクにほど良く収まるサイズを検討しつつ選んだソフトクーラーバッグはシアトルスポーツの『フロストパック23qt』。
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90年代、シーカヤッキングの過酷な旅や取材で大活躍したバッグ。保冷性能と耐久性に信頼を深く寄せているが最新版は保冷層が二重にアップデートされ、さらに頼もしさをダブルに増していた。
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ファスナー開口部の内側には分厚いインナー層が立ち上がっている。そのぶん開け閉めは旧モデルよりスムーズではなくなったが、浸水をかなり防いでくれる。防水ボストンバッグより防水性は高いかもしれない(笑)。カメラバッグとしても重宝しそうな仕様だ。
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防水ボストンバッグとフロストパックをクロスカブのカゴに収めてみた。ちょっとぎゅうぎゅう。
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荷物が少ないときはシアトルスポーツのロールバッグにまとめて、よりコンパクトに運んでもてもいいかな。日々、刻々と変わる天気や仕事内容に合わせてパッキングを考えていこう。
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アウトドアの道具は目下、黒色がマイブーム。若いころにはまず選ばなかった色だったのに。嗜好の移り変わりはおもしろいものですね。黒いフロストパックに合わせて新調したのは、新世代の保冷剤『アイスエナジー』。家庭用冷凍庫でも凍結するという-20℃の特殊低温保冷剤の凄さに感服し、テクノロジーの進化を享受。
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フロストパックには3、4本の保冷ボトルと一緒に弁当をパッキング。鎌倉LONG TRACK FOODSの『保冷保温バッグ S』を収める。グレーの色合い、サイズ感がまた佳く、お気に入り。ぼくの日常を美しく支えてくれる。
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