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高3冬の全国模試で、英語偏差値"28"だった僕が、 『完全独学』 で話せるようになるまでにやったこと。

こんにちは。ナイルです。

今回英語について書いていきます。
タイトルについてですが、勉強法から何から何まで全部自分で調べました。
お金も参考書以外一切使ってないです。なので実際に話せるようになるまで、試行錯誤合わせても10冊も買ってないと思います。

お金を使わなくても、日本国内にいても、英語は割と話せるようになります。無駄遣いはやめましょう。
お金を払ってもいいとは思いますが、結局やるのは自分です。

その上で僕が、やったことを書いていきます。

ーはじめにー

僕は、27歳でワーホリでオーストラリアに行くことを決意しました。

当時、全く英語が話せなかったので、まず日本で英語話せるようになってからオーストラリアに行こうと決めました。

理由)
1、
オーストラリアのワーホリって滞在可能な期限があり、
『海外にいる間、英語話せないで過ごす期間があるのは、さすがにもったいねーな』と思ったからです。
2、
現地の語学学校に通い英語を学ぶ選択肢もありますが、金がもったいない+きっと当時の英語力だと一番下のクラスになる。すると、現地でも英語もあまり喋れない日本人連中でつるむことになり、結果海外いるのに日本と変わらないという残念な環境になってしまうと考えたからです。


そして、英語勉強やオーストラリアでの仕事の見つかり具合とかも加味して、9ヶ月後に出発すると決めました。

なのでその9ヶ月の間にやったことを綴ります。

勉強開始時の僕の英語力

高校3年の冬に受けた全国模試で、偏差値28
大学入学時のTOEIC250点(満点は990点)。
社会人になってからも、仕事、プライベートともに英語一切使わず。

上記の英語力をよりイメージしやすく
 ↓
 ↓
 ↓

大学の英語のクラス分けは、TOEICのスコアで行われました。当然、僕は最下位クラスでした。

クラスの英語レベル /
授業中に教科書の音読があったんですが、
surprise(サプライズ)』という単語が読めない奴がいました。そんなレベルです。

重ねますが、大学生の時の話です。

この感じから、僕の英語力のヤバさが伝わると思います。

そこから英語勉強開始するまで一切触れず。

からの、勉強をスタートしました。



1、英語勉強の目的の明確化(なぜ英語を勉強するのか?)

モテるため、コミュニケーションをとるため。


英語のテストで点を取ることと、英語でコミュニケーションを取ることは全く違います。


例えば、僕たち日本人全員、ボビーオロゴンより遥かに日本語ぺらぺらです。
でも、コミュ力に関しては、その辺の日本人よりボビーの方が高いですよね?そんな感じです。

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と言うように、言語の流暢さとコミュ力は別物です。
なので僕は、コミュニケーションを取るための英語を身につけようと決めました。
主な動機は、英語で海外の女の子と遊びたいためです。


2、準備 『彼を知り、己を知れば百戦殆からず』

とは言ったものの、そもそもどうやって伸ばせばいいかが全くわかりませんでした。
なので、まずネットで

『英語 勉強法』 

と検索しました。すると、山ほどヒットしました。
気になる人は一旦読む手を止めて、検索してみるといいと思います。
そのヒットした中から、自分に良さそうなサイトを適当に5つくらいピックアップして見てみました。


すると、英語力とはつまり

読み(Reading)
書き(Writing)
話す(Speaking)
聞く(Listening)

の4つだと理解できました。
そして、それぞれ伸ばしたいポイントによって、勉強方法が異なると言うことがわかりました。

ちなみに、なぜ1つのサイトに絞らず、わざわざ5つもピックアップしたかと言うと、
『それぞれのサイトによって、言ってることが違うから』です。

実際、

『文法も大事だけど、話すことが一番大事です。』
『文法がきちんとしてないと意味が通じないから、まず文法。』

『発音は二の次です。英語の発音を気にしてるのは、世界で日本人だけ。』
『きちんとした綺麗な発音でないと聞きにくいし、聞いてくれない。』

などなど。これを全て気にしてたら自分の勉強の軸がブレます。

なので、僕はまず、

5つのサイトを見比べる。

それぞれの共通点をまとめ、その共通点を優先的に勉強する。

その後で、自分の伸ばしたい部分(僕の場合スピーキング)の勉強に移る。

という風に流れを決めました。

1つの情報源だけでなく他を見ることによって、
英語の全体像が掴めるようになります。
全体が掴めると、詳細も掴みやすくなり、結果として自分にとって何に力を入れて勉強すべきかがわかってきます。

これは英語だけでなく、仕事にもすごく役立っています。

3、やったこと

インプット/
▷文法書 Grammar in Use(非ネイティブ用の英文法書)
▷単語帳 DUO3.0、公文の中学英単語。
▷海外ドラマ glee、セサミストリートを見る。
▷好きな洋楽を隙間時間に聞く。
▷仕事の休憩中は、1億人の英文法(文法解説書)を読む。
▷iPhoneの言語設定を英語に変更。

アウトプット/
▷発音/闘耳、CDBフォニックストレーニングを音読。
▷TEDトークを聞き、シャドーイング。
▷インプットした文法や単語を使って、英作文。
▷オンラインでのランゲージエクスチェンジ(skype)
▷meetupでの外国語イベントに参加。


割と前なのでうろ覚えですが、
ざっと、今思いつくのでこんな感じで9ヶ月ほどやりました。
全ては『英語を身につけるため、そして海外の女の子と遊ぶため。』
なので、海外ドラマや映画の中で出てくる、男前な役のセリフや立ち振る舞いを真似したりもしました。


この中で一番大事なのはやっぱりランゲージエクスチェンジですね。
当時もオンライン英会話はありましたけど、オーストラリアに向けて、毎月20万弱の貯金をしていたので、おいそれとお金を払えませんでした。

なので僕は『Mixxer』を使っていました。

これ↓


簡単にいうと、スカイプを使ったオンライン英会話です。
ちなみに英語講師とかではないので、完全に無料です。

僕はこれで、

・ムンバイ在住で、広告代理店勤務のインド人
・ジョージア州在住の、ミュージシャンのアメリカ人
・シンガポール在住のシンガポール人
・農業系の仕事をしている、パリ在住のフランス人

とスカイプの連絡を交換し、それぞれ1人1時間、週1回ずつ英会話してました。
これを4人とやっていたので、つまりは、毎週4時間ですね。

時差などの問題もあったので、
平日の朝5時30分とか、仕事行く前にスカイプしてました。
これ9ヶ月やれば、どんなに英語嫌いでもさすがにうまくなりますよね。
今ならDMM英会話とかでもいいと思います。


ちなみにmixxerの使い方がちょいわかりにくいんで、念のため連絡先交換までの流れ書いておきます。

やり方)
1、自分のプロフィールを記入する。
 例)[日本語ネイティブです。英語勉強してますetc。]

2、英語話せる、かつ日本語勉強してる人に絨毯爆撃のようにメッセージ送りまくる。(ぶっちゃけ無料なんで、適当な奴めっちゃ多いので、返事こないとかザラです。)

3、返事きてやりとりして、よさそうならスカイプのID交換をして、予定を自分たちで組んで話をする。(今ならZoomとかの方が楽でいいかも)



こんな感じです。


補足)最初の一歩がむずい。緊張しすぎて英語話せなかった僕がやった最初の方法。

とはいえ最初は緊張して、一言も英語話せず、相手が喋ってくる日本語に日本語で答えていただけでした。
そんなある時、広告代理店勤務のインド人から『僕は日本語話してるからいいけど、ナイルは英語全然喋ってないよね。』と言われ英語を話さなければと本気で取り組みました。

その時やった方法はこちら

1、全く話せなかったので、まず勉強した文法で自分なりに英作文を作る。
 例)『I'm ナイル. Nice to meet you.  I like soccer.  what is your hobby?』
2、作った英作文をカンペとして読みながら、スカイプで話す。

これです。
『カンペ読んでるだけじゃん。』って思ったと思います。

その通り、カンペ読んでるだけです。
だけど、これで僕は1ヶ月後に、簡単な日常会話はできるようになりました。

どういうことか?というと以下の通り。

最初はカンペ凝視しながら、たどたどしくしか話せない。

繰り返し言っていると内容が頭に入り始める。

徐々にチラ見で話せるようになる。

さらに話すと80〜90%カンペなしで話せるようになる。

気付いたらカンペなくても、話せるようになっている。

これをそれぞれ、4人に同じ内容を話していたので、1週間で割と頭に入りました。

勉強してみるとわかりますが、一つ頭の中に英文の型があると、動詞や名詞を入れ替えるだけで文が作れるようになります。

例)
『I have lived in Tokyo for 2 years.』  私は2年間東京に住んでいた。

『I have worked in sales for 4 years.』 私は、営業の仕事を4年間していました。

こんな感じ。なのでこの方法はとても良かったです。

慣れてきたら、ドラマでの会話内容をパクって話したりしてました。

4、結果


これを9ヶ月やったので、行く前に割と話せるようになりました。
偏差値28から完全独学でブレイクスルーした気持ちでとても嬉しかったのを覚えています。

こんな感じ

・オーストラリア行きの飛行機で隣の席のオージーイケメンと雑談したり。
・到着後すぐ、高校時代のホームステイ先のファミリーの家に行ったのですが、渾身のギャグを連発して英語で爆笑とったり。

↓ファミリーと遊びに行った、家の近くの観光地 -Redcliffe , QLD州-

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実は、高校時代に2週間の短期留学プログラム(という名の遊び)でホームステイしてました。
僕と友達の二人組でステイしたので、コミュニケーションは全てそいつまかせ。
その彼がFacebookでホストファミリーとつながっていたので、メッセージを送り、最初しばらくただで泊めてもらってました。
ゴールドコースト空港に降りたんですが、そこまで車で迎えに来てくれたのを覚えています。


あと、向こうで多くのワーホリで来てる日本人と会いましたが、僕より英語が上手い人がほぼいなかったので逆にびっくりしました。彼らがつるんでるのも日本人のみ。
『うわ、もったいねー。海外で日本の生活送ってるだけじゃん。』と感じましたね。(僕がすごいのではなく、ワーホリは適当なやつがまじで多いだけです。)


『ああ、偏差値28の俺レベルのスタートでもちょっと努力すれば、英語って話せるようになるんだなぁ。』って思いました。

正直振り返ると9ヶ月もやって今のレベルか、、と自分の語学センスのなさにビビりますが、それでも英語話してるだけで、すごいと錯覚してくれる人が日本には多いのでやって良かったです。
もちろん僕はまだ全然底辺ですし、上のステージもありますが。


繰り返しになりますが、勉強方法で何が一番良かったかと言うと、
ランゲージエクスチェンジ(言語交換)ですね。
かなり話す力を伸ばせたと思います。

やっぱりアウトプットがとにかく重要ですね!

他にも、なるべく直接オフラインで話す機会を増やそうと積極的に色んなところに顔を出しました。

当時、まだそんなに有名でなかったTinderで、日本留学中のめっっっちゃ可愛いタイの芸能人の女の子(さっき思い出して調べたら、インスタフォロワー20万とかでした笑)と新宿デートしたり、
旅行者のイギリス人に東京を案内したりしました。

本当にやって良かったなーって思います!

ー贈る言葉ー

あなたが今英語がどんだけ苦手でも、1年もいらないですね。
半年あれば話せるようになります。
というか、繰り返しになりますが偏差値28の僕が実際になったので、多分日本人全員行けます。

というなんとなく英語苦手な方に、勇気を与える話をしてみました。
何歳になっても挑戦は素晴らしいです。

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って、スラムダンクの安西先生も言ってます。

こんな奴でもできたんだから、俺だって、私だってできる!って思ってもらえたら嬉しいです。

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ではまた!

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