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シャムキャッツ - おくまんこうねん Siamese Cats - Billion Light Years
かなりありふれた残酷な風景と、心の中にある美しさ、想い出、空想に、心が引き裂かれそうになっても、それはそれで。 #シャムキャッツ
三好達治 あっという間に過ぎた時間
『母の友』(2019年3月号)に掲載されている東直子さんの連載記事で、三好達治という人の詩が紹介されていた。私はこの詩を読んで、無性に懐かしい気分になった。この詩、あるいはこの人の別の詩を小学校の国語の教科書で読んだことがあることを思い出した。
「菅(すげ)」と言う植物の根が長く伸びている、そのような春の日に、野に出てげんげ(れんげ)をつむ母親とその子ども。母も子もそこばく(いくばく)の夢を見て
コーチングを受けて変わった気持ち
先月、コーチングを受けた。担当コーチに、コーチングとは「Googleマップみたいなものを想像して、現在地から目的地までどうやったら到達出来るのか、その計画を作るサポートをすること」と、説明を受けた。その時に気付いたのは、私はこれまで人生の目的地を過去に設定していたということだ。私はここ数年、自分には行動力がないと思っていた。ここでいう「行動」というのは、自分の人生を豊かにするためにとる行動のことで
もっとみる最近のこと、京都に行って思ったことなど
◾️ECDの本に「結婚すれば平穏な生活があって、そんな平穏な生活なんて糞食らえだと思っていた。実際には、結婚生活は平穏とは程遠く、社会からドロップアウトした後の人生よりも、よっぽど波瀾万丈なものだった」と書いてあった。分かるような気がする。自分で制御するのが困難な程のメンタルの浮き沈み、こどもが産まれて一層生き方について悩み、かと思えば悩んでいる暇もないくらい次から次へとタスクが襲ってきて、色んな
もっとみるアナイス・ニンの日記
"寂しくてしょうがない。私がいつもヘンリーにしてあげているようなことを、私にしてくれる人が欲しい。
私は彼が書くものはすべて読む。彼が読む本は私も読む。彼の手紙には必ず返事を書く。
彼の話を聞き、言ったことをみんな覚えている。彼のことを書く。彼に贈り物をする。彼を守る。彼のためならいつだって、誰だって諦められる。彼の思考をたどり、参画する。
情熱と母性と知性をかたむけて彼を見守っている。
では彼は
他人の視線に敏感な割に自分の心に鈍感すぎる私が30歳過ぎて生き方を見直した話
趣味に没頭し充実していた20代が終わり、30歳になった頃、私は人と関わることに酷い苦痛を感じるようになっていた。この生き辛さをどうにか解消したいと試行錯誤してみた結果、自分なりの答えが見つかったのでまとめてみたいと思う。
前置き①友人Tさんの存在Tさんは社会人になってから趣味を介して知り合った友人である。Tさんとよく遊ぶようになって、私はTさんの話し方にある特徴があることに気付いた。Tさんは、雑
どんな人生を送りたいか?
どんな人生を送りたいか?日々は刻一刻と過ぎていく。大人になるにつれ人生がどんどん事務的なものへと変化している気がする。自分の根本の部分は全く変わらないのに、楽しみにしていたことはどんどんなくなっていくように思われる。
どうせ生きにくいならばもっとぶっ飛んだ狂人になりたかった。明らかに頭のねじが足りないのに、私はまだ社会生活をそつなくこなせるんではないかと期待してしまっている。人からは少し変わって
ハイ・フィデリティ病
大学生の頃、私は、普通の日常生活をおくるのが非常に困難な状態に陥っていた。部屋を片付けられない。掃除が出来ない。進路が分からない。常に情報にさらされていないと不安でたまらない。興味がない人の話を聞けない。自分の興味にしか関心がない。とにかく社会性が欠如していた。
音楽を聴くのが好きだった。しかし、そうやって強い情感を吸収して生きていると、ちょっとやそっとのことでは満足出来なくなる。それは素晴らし
シャムキャッツ - おくまんこうねん Siamese Cats - Billion Light Years
かなりありふれた残酷な風景と、心の中にある美しさ、想い出、空想に、心が引き裂かれそうになっても、それはそれで。
#シャムキャッツ