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衝動のままに、冬の海でスナップ写真を、(創作占いで見て戴いたはなし)

2023/11/05、水煮さん( https://t.co/NcJBXLxyXu ) の創作占いを受けました。ネットで受けた方のレポを見て、水煮さんの創作占いを知って、居ても立ってもいられずに夏に一度抽選枠で当落を待ったのですが、その時は外れて、しかし、色々と迷ってた事が大きくなってしまったので、今回はSkype通話の時価枠、で占いをお願いしました。
水煮さんのアレコレは他にもレポを上げてくださってる方が多いので、敢えて割愛致しますが、こう、柔らかい感じの方でした。そしてわたしはめちゃくちゃ緊張していた。録音オッケーと書いてあったので、録音しつつ、鑑定結果を拝聴しました。


わたしの事とわたしがお願いした事

相談者:よいまひ
太陽星座:乙女座 (月星座:牡羊座)
書いてる物:二次創作

提出した作品

  • 現在のジャンルの話(短編2作)

  • 二つ前にいたジャンルの冊子(二冊分で短編15作)

  • 短編と言うかもっと短い話がメインの個人サイトのURL

鑑定をお願いした内容

  1. 作風分析 (得意な事と苦手な事、表現的な得手不得手、流行りの作風に寄せた方が良いのかどうか)

  2. 創作してるものの方向性 (自分の為だけに作った方がいいのか、誰かに読んでもらう前提で作った方がいいか)

  3. 人から感想を貰う事がほぼ無いから、自分の作った物がどんな立ち位置なのかが全くわからない (他の方が作ってる話を読んでどうやったらこんなに素晴らしい物を作れるのかと自分の作品と比較して落ち込む)

  4. 話の作り方が迷走し続けてる (自分の話は大好きだけど言葉を出せない、頭の中がとっ散らかっててまとめるのが出来ない、過去に作った題材を何度も何度も使って話を作ってしまう)

  5. SNSや人との交流

まあまあ酷い感じと言うか、聞きたい事はあるのに微妙に定まってない感じですが、丁寧にお答え戴きました。


ベースとなる人生のテーマと作風分析

ベースとなる人生のテーマは衝動の具現化、なのだそうです。
ただ一言でまとめ難い星回りなのだそうで、衝動の具現化……着実な見切り発車……やっぱり衝動の具現化ですね、と言われました。
衝動と黙々と手を動かす、が組み合わさってる星回りで、自分の中に湧き上がる衝動を粛々と形にする。実際の行動に移して行く。出来る所からやって行く。落ち着きながら出たとこ勝負、と言う衝動と落ち着きが同時に存在してる感じ。
衝動の具現化と一緒に出た、着実な見切り発車、も自分のやった事に対して、仮に失敗したとしても、これは上手く行かなかった、と言う知見を得られて、次に活かす事が出来るから、失敗した事に関してはそれはそれでOKみたいな感じになるそうです。

ただ、転倒した時の転び方が派手で恥ずかしいと、気恥ずかしさが前面に出て来る。だから、派手な転倒だけはしないぞ、と言う気持ちと着実にやって行きたい、と言う気持ちとが結び付いて、より着実になって行く。
見切り発車、って言うのは多分、衝動と同じ事なのかなぁと思います。自分の中にある衝動が何なのか分からないから、まず手を動かしてみよう、と言う星回りらしいので。
見切り発車も衝動も、どっちも何かに突き動かされてるのには変わらないですし、あと、衝動ってかっこいい言葉ですよね……

この衝動、と言うのが、わたしの全てにおいての原動力みたいで、後々の鑑定結果の色んな所に出現しました。どうも、衝動の女です。

衝動の具現化、が、人生のテーマなので、創作とは物凄く相性が良いとの事。こればっかは本当にありがたいです。
先程の、自分の中の衝動の正体が分からないから手を動かせ、も手を動かして内容が具体的であればあるだけ良いのだそうで、と言うのも、ふわっとした事はしない星回りで、上記の事を諸々踏まえて、一番手近にあって扱いやすい物が言語
動きの要素も強いから絵とも相性は良いらしいのですが、出先でも思いついたらパッと残す事が出来る、から文章に傾く感じ。 最終的には、白い紙とペンだけで創作が出来るタイプ、なのだそうです。

この話を聞いて、どうして自分が手帳沼に居るのか、何となく理解しまして。携帯性の高くて、衝動を捉えるのに書きやすさを重視してるから手帳は相性が良いとの事。
わたし、手帳周りでも、ひたすらに自分にとって書き易い紙、リフィルやノートと、自分にとって書き易い先の細いペンは特に延々と探してます(※まだ見つかってない)確かにそうだ、ってめちゃくちゃ納得しました。

創作自体も、根底に自分にとって都合の良い物、あくまで個人の範疇なので怖いものではない、自分にとってしっくり来る物の追求、と+αで、更に人から見ても映える物なら尚良い、と言った星回り、との事。分かる気がする。


自分の作った物がどんな立ち位置なのかと創作してるものの方向性

乙女座は自分にぴったりとした物を追い求める星座?みたいで。ただ基本性格みたいなものでは無くて、こう言う感じにやってみると良い、みたいな指標に近い物(だと認識したのですが、間違ってたら申し訳ないのです)で、自分の星座に合った事をするのはとても良い事らしくて。
これ(上記の"自分にとって、ぴったりとした物を追い求める")をずっとし続けて行くから、自分独自の物が出来上がって来る。これが、目指したい自己表現の方向性としてはOK。
そこを踏まえ、自分の作る物の方向として、大前提に自分が作りたい物を作ると言うのが良くて、流れ的には、まずは自分(作りたい、読みたい、この話がこの世に存在して欲しいか)の衝動からスタートして、作ってそろそろ仕上げの段階、みたいな時に初めて他者を意識してみる、と言う流れ。
作りたくて作った物に他者を意識してみたり造形って美しいよね、みたいなゴールに辿り着く。

作品の立ち位置も、独立性があるし、自分の好きに作るから、結局は放ったらかしでもあまり問題ない、みたいで。
そう言えば昔から、ずっと何か勝手にやってるな……?って思い出しました。あれは間違ってなかったんだ……

そして鑑定内容に、自分の作品は感想を貰いにくいと言う、何だか認証欲求全開な事も訊ねてみました。
と言うのも、特段、難しい話と言うのを作った事は無くて、どっちかと言えば使い古されたネタだったり、王道のネタだったりを使ってるのに、びっくりする程、滅多に来ないんですよね、感想。
評価みたいな事に興味はあまりないのですが、長く二次創作をしてるので、どんなのが好まれるのかしら?とか、作ったけどわたしが作るこれは望まれてない物だったのかな?とか、偶には感想あったら嬉しい、とか、そこそこえっちぃ気持ちもあって、今回聞いてみました。
そしたら、思ってもなかった方向のお答えにわたしがめちゃくちゃビビる。終始、あー、とか、はぁ、とか驚きの反応(※驚き過ぎて乏しい反応)ばっかりで、内心、そうなの!?ばっかりでした。

作品自体に作り手(※わたし)の美意識みたいなものがガツンと出て来てしまってるから、読み手は自分の内に、良かったな、みたいな物を抱えて黙ってしまう作品なので、これがよかったです!!と言い難くて、仮に感想を述べようとすると、その作品に比べて陳腐な感想になってしまう、と言う全く思ってもなかったお答えでひたすらにビビる。

イメージするならば、人工物の綺麗さ。天然物ではないもの。
現代美術館とかに行ってガラス細工の凄いのを見て、綺麗って事はわかるけど、この綺麗の感覚をどう言語化したら良いのか分からないし、すればする程、泥沼に嵌っていく感じ
なんかもう完成されてるし、完成されてなくても第三者の干渉を拒む感じ。
(この話を、鑑定終わったすぐ後にお友達に話してみたら、なんとなく分かるかも、と言われましたマジか)

作品から読み手側に殴り掛かったり、みたいな事なくて、どっちかと言えば厳然に存在してる、感じ。
柔らかいし繊細な感じもあるけど、読み手がどんなに望んでも汚されない、氷の彫刻みたい。氷で出来てるから、触れると溶けちゃいそうだけど、そもそもの気温が氷点下だから、氷の彫刻が溶けるよりも体表の熱が奪われる方が先。
作品から歩み寄りはして来ず、完全に作り手の世界(作品)の中に受け手がぽつんと存在する、みたいな。
作品は見て貰う事を意識してる、誰が見ても魅力的で美しいのに、何故か触れない。ディスプレイ越しのと言う訳でも、まぼろしでもなく、実体があるのに触る事が出来ない。
こう、キャラクターと受け手の距離感に似てるのでは、と。

わたしの作る物は、受け手は読むだけ見るだけで"当事者"にはなれないのだそうです。体験の共有を拒む、みたいな。
目の前で全力で生きてる登場人物は居るし、呼吸や躍動なんかは感じられるのに、決して触れない。
相手が何を言ってるかは分かるけど、こちらの言葉は伝わらない異邦人感がある。

この異邦人感と氷の彫像感があるから拒絶されてる感じはないのだそうです。
多分、どっちも他者の干渉をやんわり拒んでるけども、彫像は天然物に人の手を加えて作品にしたもので、見て貰う事を前提に作られてるし、異邦人感もそこに居る事に関しては何にも咎められてる訳じゃなく存在してる、存在してる事は許されてるけど、決してそこの国民(当事者)にはさせない。自分と他者、がハッキリと出てるから、何となく拒絶されてる感じはないのだろうな、と思います。とっても他人事なのですが。

異邦人感と氷の彫像感は、生々しくはないけど、リアリティーと迫力を持って、受け手に向かってる。生々しくはないけど、リアルな空気感が流れて、リアルな風景やリアルな感覚が広がってて、ある意味、安心安全な場所から登場人物の間に漂う空気感を一杯吸える
味わうよりも、より自然な行為である、吸う、が的確なんだそうで、これが"わたしの作風"として完成されてるのだろうとの事。

それと、タイトルが作風を正確に捉えてる感があると言われました。めちゃくちゃ嬉しいです、めちゃくちゃ嬉しいです(二度目)
どうにもタイトルをつけるのが大変苦手で、自分がお題屋を未だに細々と運営をしてるのもありますが、自分で、浮かばかなったらお借りして来る、と言うのが結構多くて。
話を作る→タイトルをつける、の順番でいつも作るのですが、タイトルの世界観と内容の世界観が一致してると言って貰いました。めちゃくちゃ嬉しいです(三度目)マジで過去の自分に助けられてます。
タイトルの付け方も、香水のフレーバーテキストみたいな、何か確かに分かる、みたいな。言語化しづらい物を無理矢理、言語にしてるあの感じに近くて、何かこう直感的な、このタイトルを丁寧に読み解いてみると本文の事だった、と言った感じ。
本文とタイトルで初めてわたしの作品になるみたいです。

これが作風の特徴、だそうです。
異邦人感と氷の彫刻感に香水のフレーバーテキストを足したものが自分の話って、なんかすごい(小並感)


話の作り方が迷走し続けてる

あとは延々と悩み続けてる、話の作り方についてもお答え下さいました。

わたしはエンタメ性やエンタメ的な作品を作るのは合わないのだそう。自分の中の美しいと思う感性を結晶化させたい感じだから、無理に流行りの感じ(題材だったり、書き方だったり)に寄せたりしなくても平気なのだそうです。
わたしの話は、所謂2000年代に流行った感じの作り方(特に起承転結の結の部分)が未だに抜けなくて、文末に括弧の中に心情を突っ込んで終わる、みたいな感じに作るのが、一番作り易いんですねぇ。
今じゃそう言う終わり方はお見掛けしない、ってか、一応、括弧を付けない作り方もしたはしたのですが、そしたら全く作れなくなって。なのに作りたい気持ちが抑えられずに作ってみる、けど思った様に作れないし違和感が凄まじい、と言う時期があって、その辺の事も気になりながら聞いたら、自分の感性で作ると良い(超意訳)と返って来たので、めちゃくちゃほっとしました。

あとはどのジャンルでも同じタイトルを使って何度も作る事や、同じネタの話が多くて、それは何故かとお訊ねしたら、それはまだより良いものが作れるのではないか?と作ってる本人が納得してないから、なのだそうです。
わたしのタイプ的には、唯一無二を目指すよりも、現状のそれよりも、更に良い、完璧な物をつくる事を目指してるタイプで、パウンドケーキの中に入れる食材や材料を変えて、納得行くまでパウンドケーキをずっと作り続ける感じ。
作品も、切り口や素材を変えて、よりもっと良い物が作れるんじゃなかろうか?と言う感じで創作をしてる傾向があるから、習作が多いと言われました。習作多いです。

砂で絵を描く様な星回り
より良い物を求める、と言うのが強い
理想主義なのに、足場がしっかりしてる
自分の中の美しい世界を重視してる傾向が強そう
人に伝わる形にする事で死角なき形にするイメージ

砂の上に描いた絵が自分で思ってるものと違ったり、失敗したとしても、キャンバスが砂だからパッと消して、最初から作り直す(砂で絵を描く様な星回り)
この良い絵の具で絵を描きたい!が、高いな?……とりあえず今は一色だけ良い絵の具を買って、徐々に揃えて行こう。そしていつかは全部良い絵の具で絵を描こう(より良い物を求め、足場がしっかりした理想主義)
こんな感じなんだなぁと、改めて教えて戴いた事を書き起こしてみたら、えぇ……これってわたしの事じゃない……?ってなりました(あなたの事ですよ)

そんな感じで、今の作品の作り方はわたしにとても向いてるらしくて、ここは一安心。本当に一安心。
この先、作り方のイメージの話になって行くのですが、心当たりある単語や嬉しい単語やらが出て来て、頭の中がお祭り状態でした。

作り方、のイメージは万華鏡(めっちゃうれしい)で、くるくると回す度に違う模様が出て来て、全て美しくて、それに意味があるかと言われれば無いし、受け手が勝手に見出しても、意味を持たせても持たせなくても良い、という感じ。
わたしの場合は、ただ美しいって事だけが意味を為してて、自分の中で美しくなければ意味はないし、反対に文脈が伴わなくても、美しい物であれば、それだけで意味を為すって言う星回り。美しい物だいすきなやつです。
この辺りが出来上がって来る物の独自性に関与してるらしいので、多分この辺りが感想が来ないみたいな話にも繋がるやつなんじゃなかろうか、と踏んでます。

衝動、がテーマになってるのと、入れた方が美しくなるのであれば、年齢指定物も容赦なく混ぜても良いらしくて、動いてる描写と美しいのであれば向いてる。思考でも体でも、動いてると良い。年齢指定物はバトルとかみたいで動かし易いらしいです。踊りを表すような描写だったら年齢指定も向く。

とにかく動く描写、ただ感情ではなく衝動的に。このイメージは荒波ザッパーンじゃなく、程々の波。ワイルドとまでは行かなくても、荒っぽさをワザと残す感じ。
大きな絵画を一枚ドンって感じではなく、様々なスナップ写真を何枚も並べてる感じで、余白と言うよりもランダム性って感じ。

冬の海と、ざわざわしてるのに静かな感じが合わさってる。そこで写真を撮って、美しい景色の写真と、一緒にそこで見つけた鳥の死骸の写真も混ぜて、ねぇこれ!綺麗でしょう?みたいな事をして来る。
ただ、鳥の死骸って言っても冬なので、骨と羽だけの生臭さやエグみのない感じの写真を混ぜてる、みたいな。鳥の死骸もその日の出来事の一つでそれも込みで、今日の思い出、で、尚且つ、上手く撮れずにブレてしまった写真も全部合わせて、美しい景色と言う認識、と言う感じ。
これは感性で作って来た事で、こうやってみようとか作られた様な不自然な感じがなくて、砂に描く絵みたいに自然と言うか天然の感じと言うか、自分の心地好さを追求した収拾の結果なんだそうです。

波打ち際は白くて、砂はグレーで、海も青!って言うよりももうちょい濃い青みたいな?風があるから白波が立つし、寒いけど、日は出てる感じ。暖かさというよりかは日差しの柔らかさ。
寒いから冬、じゃなくて、腐敗臭のない純粋に潮の匂いがする海だから、冬。もうとにかく海感が強いと言われました。冬の太平洋の東側、そこに何かあるかは分かるから、朝から夕方。綺麗な貝殻とか探せる感じなので、決して夜から真夜中ではない。って言う感じ。
この辺りから、どこの海だろうか、の話になりまして。静岡、三重、逗子葉山(横須賀の方)、三浦、の寒過ぎない冬の海。日本海ではなく太平洋。千葉まで行くと暖か過ぎるし、茨城まで行くと寒いし、の着地点です。
世界観は厳し過ぎないけど、決しておおらかでもない、だけど好きにしていいよみたいな雰囲気。
旅に来た感がある、冬の熱海、海の無人のバス待合所(街中ではなくて街外れ)に落ち着きました。好きな雰囲気です。

それと、作品も自分では、人は読まないだろうと思って書いても意外に読まれてる。めちゃくちゃたくさんの人が読む感じではないけど、あっちの海、結構良い海だったよ、と言う感じで、どっかから流れ着いた人達がぼちぼち読んでるってイメージ。
誰も居ないって訳じゃない、多い訳じゃない。街の中心からは外れてるけど、外れ過ぎてはない。ざわざわしてるのに静かな作風。

登場人物達が全力で生きてるのに何処か静か、と言われて、場面を切り取って話を作るのが好きだな?と言うのを思い出して、キャラクターが部屋からそのまま外に出てそのまま行動する、と言う場面転換で作るよりも、
部屋の中→ストーリーテラー側の記憶とか思い出とか感情とかを混ぜて→別の日の話、みたいな作り方の話が得意なので、箱の中の様な、写真の様な、その中で終わりたい感じで、それしか作れないのは精査した結果ですかね?とお訊ねしたら、文具選びと同じです、と言われました!同じだ!(嬉しい)

表現に制限を付けるたがる所があるから、長い話よりも短い話で世界を完結させようとするのが好き、クローズアップして二人を切り取って余計な物が入らない様に撮るのが好き、クローズアップするから画角が狭くて、受け手と作品の間には不思議な距離感がある。
二人を撮ってるレンズはオールドレンズで、フレアを出したり、褪せた印象の設定にし、画素数に制限を持たせて。レトロな瞬間や使い捨てカメラのザラついた感じ、それとか、家庭用の8mmビデオの画質で幾つもシーンを切り取っていく。ただ、描写され過ぎるのを嫌がる傾向もある。
現代の高性能なレンズで細部を突き詰めると言うよりも、パパッと幾つも線を重ねて動きのあるスケッチ好んでる、しかもスケッチしたい対象が心象風景なので、高性能なカメラではそもそも写らないし写せないから、現代技術のシャープに写るような最新の撮影機材じゃなくても構わない。そもそも雰囲気重視なので、細部を突き詰める星回りではない。

  • 感情的じゃなくて衝動的

  • さみしいけど自由(この辺りが冬の海感)

  • 他に無いから作ればいい

全ては衝動に任せで作ってる感じ、かな?と思いました。予兆もなく、突然ハマる事がそこそこ多くて、この辺りが、緩くマイナーを好む所以かな、と思います。
こう言うのとか良いんじゃないかな!とか、こう言うの好きだ!!ってのが自分の中でブワッとあふれて、手を動かして作ってみる。それが自分にとって都合の良いしっくり来るものだったら、精査し始めて、作るのを止められなくなる。
物凄い技術やシャープ感や鮮やかさには欠ける(※そこは必要としてないから)けど、色々と自分勝手に調整した古いフィルムカメラで写した二人の、今日、を集めてアルバムにする感じ(超意訳)と言って戴けて、めちゃくちゃ嬉しかったです。
……や、だって。元々自分が好きだなぁと思ってるものを、あなたはこんな感じですよって提示して戴けるなんて、しあわせの極みでは?その時、わたしは画面に向こうでひとり照れてました。


SNSや人との交流

時々、人との交流が面倒になってしまうので、SNSとかでもどうやって付き合っていくのが良いのかなぁと言う事をお訊ねしました。

自分の好きな事を好きな様にする事を優先させてしまうから、人の多い所はあんまり向かなくて、交流とかもべったりじゃない。旅行者に対して、どこから来たの?いい旅をって伝える感じのフランクさはあるけど、決してナンパではない。後腐れのない人間関係の、程よく軽い感じのSNSとの距離、と言う、何となくの顔見知りならば向いてる。
例えば、声を掛けて貰えれば、挨拶や世間話をする様な感じの付き合いならば平気だけど、そのまま居酒屋に行きましょう!みたいな、界隈を組む事(がっつりとそこに腰を据える感じ)はあまり向かず、適切な距離感が無い、もしくは風通しが良くないと死ぬ感じ。
同ジャンルならばあっさりと軽い付き合いがいいらしいです。何となくそんな予感はしてた。

SNSは交流のツールと言うよりも、海で貝殻や綺麗なものを拾う感覚で使う情報収集ツールみたいな物、だと思っておくと良いそうです。なるほど。


おまけのはなし

来年2月にイベント出ようかなーって思ってて、それについてもちょっと聞いてみたんですが、後押しする物は無いけど遮る物も無いから、内にある物を形にするのは良い時期とお返事を戴きました。やったー
2月は一度やって来た物を出す、マイルストーン的な感じ、と言う事で、気負わずに出来そうなので、2月にイベント受かっても落ちても本出します。受かってたら会場で、落ちたら自主通販します。出すぞ

更におまけで、創作はしてた方が良いのでしょうか?と言うか、打ち止めする時は来るのでしょうか?と聞きましたら、わたしの場合、衝動が尽きるまでやると良い、と言うか、衝動の発散だから、形はどうあれ(今の様な完成の形になってもならなくても)打ち止める事は出来ない。衝動のままずっと出来るんだと何故か少し安心しました。最後はちょっと前にやってた、21文字以内に収めるように文章を作ったりするのかなぁ………紙とペンを持ってやってそうだなぁ……

最後に自分の作った物を消去出来ない事も聞いてみたのですが、自分の作った物は謂わばコレクションだから消さなくても良いと仰って戴きました。
そこそこ長い間この趣味に身を投じてて、色々とジャンルを転々としてるのですが、パソコンで作った物を消す事が出来なかったり、個人サイトもURLが分からないのもあるのですが、何となく消せてなくて、昔から、作ってきた物の取り扱い方が分からないからこの際に聞いてみました。
昔に作った物にしがみついてるくらいなら、いっそ綺麗にスパッと消去して新しい物に取り掛かった方がいいのかなぁ、けど、それはちょっと悲しいな、とか考えてたのですが、それこそ、アルバムの中にしまう感覚で良いそうなので、安心しました。

言葉として美しかったら、わたしにとってはそれで良い、それだけが意味を為す。この先は自分が作りたいシーン、やりたい構図だけを重視して作って行くと良いと最後にアドバイスを戴いて、ここでお時間が来ました。


鑑定を終えて

実際に見て戴いて、それから結果を聞いて、なるほど!と思う事が多かったです。
折角、Skype通話なので、気になる事がありましたら追加で聞いてみて下さい、と最初に言って戴いたので、最後の三点について訊ねられた事が良かったなと思いました。

なんか、こう、こう言うレポみたいなのは掻い摘んで作成したりするのでしょうが、どの結果もなるほど!!が多過ぎて、掻い摘んで書く事が出来きず、結果的にほぼほぼ載っけました。
感想がなかなか来ない……とか、自分はどうして続けてるのか、みたいな何となく誰かに聞いても分からなかった事が知れて、とても嬉しかったです。このままで良いんだ、と言う気持ちも含めて。
SNSも軽くで、尚且つ綺麗なものを集めるツールとしてならばラクでいいな、と思えたのもとても良かった。好きな事は自分のサイトでとっ散らかし続けよう……

まあまあ長くやってると、諸々迷子に成りがちで、誰かと比較してみたりするのですが、その時も最後は、自分は今これ作りたい!って言うのだけを信じて始めたりするので、それを失くさないで良かったな、と思いました。
ずっと自分は長い話が作れないと思ってたけど、ちょっと違ったのが面白かったです。作れないじゃなくて、制限を付けたがってるから短くしてるって言う。そうだね……制限付けるの、好きだね……
もう、自分が作りたいシーン、スナップ写真に写る美しい景色と拙くも美しい言葉を手に、衝動に身を任せて行ける所まで行きたいと思います。

本当に、めちゃくちゃ楽しい鑑定でした!
自分の趣味を客観的に見て貰う事が殆どなかったので、途中から鑑定と言うか、所々、相談みたいな感じになってしまったのですが、創作について迷ってる方は、凄くおすすめだと思います。

聞きたい事がまとまったら、また今度お願いしたいな、と思いました。今回はありがとうございました。


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