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冬服に込められたいろんな素敵。

1月4日。この日に、僕のはじめての新衣装、冬服をお披露目しました。

衣装公開

衣装デザイン協力:木枯しヴォル
Twitter:https://twitter.com/wol_kogarashi
IRIAM:https://t.co/LxVbXUTaBy

イラスト:つゆうさ
Twitter: https://twitter.com/tsuyusa100mrUT
Skeb: https://skeb.jp/@tsuyusa100mrUT
Pixiv: https://www.pixiv.net/users/38983113

僕が憧れた、素敵な二人に、素敵な冬服を作ってもらいました。
細かいところまで、どうすればいい衣装になるのか、じっくりデザイン案を考え、何度もラフにおけるリテイクをお願いし、最後まで理想の形に近づけられるように頑張っていきました。
その結果、こんなに素敵な冬服がここにあります。

今回は、デザイン担当のヴォルくんが残してくれたデザインメモを交えて、冬服に込めた素敵な思いをたくさん語っていきたいと思います。

二人で考えた、冬服に入れたいイメージ

ヴォルくんが提示してくれたり、僕がこんな風にしたい、ということを色々まとめた結果、こんな感じのキーワードになりました。

元々2人で入れたい要素やイメージ
夢、純粋、頑張り、輝き、希望、未来、輝き、暖色系、もこもこ、
柔らかい、透明(感)、目に映る物(写るものとのダブルミーニング)、
最後、始まり、可能性、柔軟性、無垢、無欲、8、10、20

前向きに映る言葉もあれば、裏では深い意味をもった言葉もある。
すべての言葉に、様々な意味が込められているのです。

話を聞いていくたびにみえてくる、その言葉の素敵な意味。

実は、ヴォルくんは、最初、僕が衣装デザインをお願いしたとき、
それを断ろうとしていました。それは、

・過去と未来を含めて、どんな困難があってもそれをひっくるめて
 今の自分と前向きに向き合えるかどうかの覚悟を持ってほしかったから
・デザインをするということはヴォルに包まれていると同じようなもの。
 その気持ちを大切にしてほしかったから

なのです。
「デザイン」にかけるヴォルくんの思いは、生半可なものではない。

様々なワードから見えてくるいろんな一面を大事にしてほしい。
そして、デザインしてもらったことを誇りに思ってほしい。
そういったことから生半可な気持ちで向き合ってほしくなかった。

僕は、「NO」なんて言いませんでした。

ヴォルくんへの思いは簡単に崩れない。
僕のことを大切に想っているからこそ、こんなに向き合ってくれている。
そんな思いが強く伝わってきて。絶対に離したくない、と思える
この気持ちにあっという間に浸食され。

それからはあっという間でした。何時間にも及ぶ衣装ミーティング。
難しい言葉も多かったけど、言葉の一つ一つに、
ずっと僕のことを見てくれたヴォルくんの思いが
しっかり伝わってきたのです。
それが、上記の2人で込めたい冬服のイメージ。

数字に愛される僕

最初にヴォルくんが聞いてくれたのは、「どんな数字が好きか」でした。
僕はいろいろ考えて、10とか8とか考えました。
そこからいろんな考えを巡らせ、ヴォルくんは8,10,20という数字に僕は愛されているんだ、ということを話してくれました。

【僕にとっての20の存在】

・すろうが好きな数字の10の倍であり、二十歳を迎えることから
・ 廿、念
・元素番号はカルシウム(ヴォルが咥える骨として投影)
・ルービックキューブは最大でも20手で揃う
(すろうは透明であり、カラフルでもある、何にでも染まるからこそ、
小物として取り入れたい)
・様々な面を持ち合わせていることから、キューブや『二十面相』
・『手足の指は20本』身体を大切にしてほしいという思い
・原子核中の陽子や中性子と安定性があるとされている中に20もある
 →安定する未来
・タロットとしては『審判』
[正位置] 復活、結果、改善、覚醒、発展、敗者、復活
[逆位置] 悔根、行き詰まり、悪い報せ、再起不能
・ピアノソナタ第20番(ベートーヴェン)を聴きながら想像するのも面白い

様々な20を入れる意味を伝えてくれました。

僕は、2022年の10月に、20歳になる。大切な節目の年。
そういうことも考えて、20という数字がピンときた。
そこからこんなにたくさんの意味を教えてくれて。

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廿(にじゅう)という感じを胸元に刺繍で入れてもらってます。
20にかける想いはとっても大きいのです。
ヴォルくんいわく、
この漢字ができたなり合いも調べてみると面白いとのこと。
ルービックキューブが空に浮かんでて、
「なにごと?」って思った人も少なからずいるかも。
これにも実は「20」の素敵な意味が込められてるのです。
ルービックキューブが最低20手でそろうという豆知識を聞いた時には
びっくりしたなぁ。
(代償としてこれまで浮かんでたフィルムがリストラされました)

【僕にとっての10の存在】

・元素番号としてはNeなネオン(確実に少しでも入れてほしい、
 入れたい要素の1つのネオンカラー。ハイライトなど、どこても。)。
全て、全部といった意味をあらわす。
・「一を聞いて十を知る」などもそうだし、『十人十色』という言葉は、
 すろうにも、僕にとってもキーワードである。
・特に学生でデザインや色彩や、何でもない日常を写真で撮る、
 彩り豊かにするって言うのは、すろうにぴったりな言葉。
・終わりや限りというのは人生を表していて、10に関しては
 「一から十まで」という言葉もある。
・更に言うなら、今のすろうは10代と20代との境目でもある。
・タロットとしては『運命の輪』
[正位置] 転換点、幸運の当来、チャンス、変化、出会い、結果、解決する、定められた運命の、結束
[逆位置]
情緒の急激な悪化、別れ、すれ違い、降格、アクシデントの到来、開放
・幸運や転機の向上を表すキーカードでもあり、すろうの好きな数字。
・そして、最後の10代。

僕がもともと好きだった数字、10。
誕生月が10なのもあるし、ぴったりなのが心地いいから。
でもそれ以上に、様々な素敵な意味が込められていました。

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懐中時計も実は地味に10を指していたのです…
カメラの反射光も地味にネオンカラーみがあるね。
ちょっとしたポイントに、大事な意味が込められているのです。

【僕にとっての8の存在】

・元素番号としては酸素(元素記号O)である。結合しやすく、
 相手を酸化させてしまう。そして、好気呼吸の我々生物にとって
 必要不可欠である。ただ、空気中の酸素は少ない。
 つまりオリジナルの塊が酸素とも言える。すろうはどうとでもなれる。
 なりたいようになれる。酸素は可能性を示している。
・横に倒せば∞。これはメビウスの輪につながる。
 どちらも裏でありどちらも表である、正解のない図形。
 終わりがないので『無限の可能性』を意味します。
・タロットでは『力』
[正位置] 力量の大きさ、強固な意志、実行力、勇気、知恵、
    潜在能力の引き出し、成熟
[逆位置] 甘え、引っ込み思案、人任せ、卑下、優柔不断、権勢を振るう
・そしてハイパー蛇足で偶然なんだけど、8はヴォルが好きな数字である。

可能性や時間を表す「8」。
僕が様々なことに挑戦できる力を表しています。
ヴォルくんの好きな数字も8だった。
そして、ヴォルくんの中にいる獣も、「ハチ」という名前がついた
飛んだ偶然過ぎる。

気持ちを確かめられる。
そんな意味合いが「8」という数字に込められています。
立ち絵として現れている、髪飾りの八の字のメビウスの輪。
永遠に続く僕のデザイン。
それは確かに、僕の前に進んでいきたい気持ちと、
ずっとしあわせにしていきたいという気持ちを表しています。

メビウスの輪

関連する数字を挙げただけで、すろうの過去、現在、未来、可能性を
8と10と20が示している。
マヤ文明には二十進法がある。
そして、鏡の付近でもポケットの位置でも、首掛け以外の位置に
『懐中時計』も小物として入れてほしい。
ここまで数字に愛される存在は居ない。

たくさんの視点から、僕の数字に愛されている心を気付かせてくれました。

誕生石のはなし

実はヴォルくんの立ち絵の首元にあるネックレスについても、
この時教えてもらいました。

ヴォル

このネックレス、
6月5日の誕生石であるアレキサンドライトを使っているらしいです。

昼と夜の光の加減で色味が変わるアレキサンドライトは、
「昼のエメラルド」「夜のルビー」と呼ばれていて、非常に価値の高い宝石の1つです。2つの異なる色味を持つアレキサンドライトはその希少性の高さから、色味の変化具合によって大きく価値も変わります。
https://www.jewelryreform.jp/column/columnlist/36.html

僕はこれについて聞いた時、なんだかすごい納得してたんです。
確かに。ヴォルくんは、光の当て方や見方でいろんな一面が見えてくる
ちょっと視点を変えたりしてみるだけで、魅力がどんどんわいてくる。
そんなヴォルくんにぴったりの石だなって、すっごい感じたんです。

さて、そんなわけで、僕の立ち絵にも誕生石を入れてみよう、ということになったのです。

僕の誕生日は10月8日。
10月の誕生石はオパール、
そして10月8日の誕生石はブルーカルセドニーです。

これを、立ち絵に取り入れることになりました。

【10月の誕生石:オパール】

オパールは、靴のアクセントにつけさせていただきました。
現状だと靴の部分まで配信で見せられないから…
初めて見た人がほとんどだと思います。

オパール


・オパールは見る角度によって色彩の変化が特徴(遊色効果)。
・遊色効果という言葉からも、デザインの遊び心、
 色がキーワードとバッチリ噛み合ってる。
・塗りなど手間はかかるかもしれないけれど、ブーツのサイドに
 ワンポイントの飾りとして大粒で厚みのあるオーバル型のものを
 是非入れてほしい。
・オパールの装飾品のリボンの形状(先が割れているものなど)、
 模様や色(縦ストライプやギンガムチェックなど)はお任せします。
・オパールの意味するところは、負の浄化、内面の美しさ、
 内なる才能を引き出す、縁を結ぶ、同じ色は存在しない。

・同じ色が存在しない=オリジナリティ
・すろうの活動内容や学業、未来的にもオリジナリティ
 重要な要素だと思うので、オパールの主張は強めが良いかと。
・その他には友情、安楽、幸福などの意味もある。
・オパールはキューピッドストーンとも呼ばれる。
人との繋がりを大切にしていきたいすろうにとって重要な石かと。
・遊色効果は『プレイ・オブ・カラー』とも呼ばれる。
 これは心の中を映し出す鏡とも言われている。なので左の花の上に
 反射するもの、金属や鏡を装飾で入れて欲しいと言った。

少し見る角度を変えると色が変わるのは
先述のアレキサンドライトとよく似ています。
内なる才能。僕の中にはどんな才能が秘められているのだろうか。未知数。
オパールはそういうことも表しているのだと思います。
意味合い的にも、やっぱり、僕はこのオパールの誕生石は
自分自身にとっても合ってるな、と思いました。

ちなみに、遊色効果という言葉。パソコンでの変換でもなかなかでない単語(僕も「遊ぶ」「色」「効果」で出しました)。
様々に色が変わるからこそ、これは心の中を鏡で映しているみたい。
そんなヴォルくんからの考えを、足元の鏡に込めました。

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【10月8日の誕生石:ブルーカルセドニー】

誕生石は日によっても変わってきます。
僕の誕生日の石はブルーカルセドニー
オパールは知っててもブルーカルセドニーは知らないという人も
多いと思うので画像をぺちっ。

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-premium stone gallery より引用

透き通った、水色をしたブルーカルセドニー。
僕の好きな色だったりします。
これは、ネックレスに、雫型にしてつけました。

ブルーカルセドニー


・これは短目のチェーンのペンダントトップに雫型として
 アクセサリーとして加える石。
泣くことを我慢してきたすろうの心境も併せて、雫の形にして欲しい。
 上部が尖っているので、ふわっもこっとしたデザインの中でも
 アクセントとして加わる。
・暖色系メインにしたいとの事で、鋭角や丸みを両方備えている。
・表と裏と取ることもできる。
・誕生花のほうで補足を加えるが、アプロディーテの涙という
 トリプルミーニングな感じにもなっている。
・ブルーカルセドニーの意味すること
 心と身体の調和、愛を育てる、人を育てる、物事を成長させる、
 深き愛情と信頼、それによる成長と変化、博愛

これまで辛いことがいっぱいあったからこそ、
その想いをつたえるための雫型。
心の調和を取らせるという意味でも、
このブルーカルセドニーは僕の心を素直に表しているのです。
透き通った青は、僕の綺麗な心を映しているような。

僕の足元で生き続ける花

こちらも足元がまだ配信で映せてないことから
見れてない人がほとんどですが、僕の足元にはちっちゃな植物があります。

植物

10月8日の誕生花、真っ白に咲くシュウメイギクと、
それを赤く咲いて見守るアネモネ
足元で優しく巻き付くアイビー

すべてに意味がある。優しく生きる素敵な植物です。

10月8日の誕生花は『シュウメイギク』
 仲間の花はアネモネ。あくまでシュウメイギクをメインで。
・シュウメイギクの意味する言葉は「薄れゆく愛」「忍耐」
 これは現状のすろう、過去未来のすろうを全てあらわしている。
それに付随する花は『アネモネ』
 意味する言葉は「儚い恋」「恋の苦しみ」「見捨てられた」
 これはすろうの僕に対する恋心の1部でもあった。
・ギリシャ神話において、アネモネはアプロディーテの涙とも呼ばれる。
 先程の誕生日石(ブルーカルセドニー)の首元の雫型はここと繋がる。
・そして向かって足に巻きついている植物はアイビー
 意味することは「永遠の愛」「友情」「誠実」「不滅」
 「死んでも離れない」が代表的。
・特性としては「他の樹木や壁にしっかりとつかまって成長していく」
 という、現状のすろうや、そうであって欲しいと願う
 ヴォルの心を表している。
・巻きつくだけでなくらしっかり根を張りかなりの生命力がある植物。
・ギリシャ神話由来で「結婚」を意味する場合もある。
・風水においては邪気の吸収、良い気を招き入れると言われる。
・巻き付けない場合は下に垂れ下がるので、恋愛運が上がるとされる。
・枯れにくく粘り強い。
これはヴォルがすろうに対して直感的且つ、デザイン的に
入れたいと思ったモチーフである。

あの頃の僕は強がって、
愛に真正面に向き合えてないのかな、って思ってることも多かった。
だからこそ恋に苦しみもあった。
そんな僕のきもちの一部分を切り取ったのが
このシュウメイギクとアネモネ。

それと対比して、
ずっと大好きだ、死んでも離れない、という
ヴォルくんに対して強く思っている気持ちを表しているアイビー。
かなりの生命力があるということからも、
お互い、ずっとそばにいたい、という気持ちがすごい表れている、
そんな感じです。嬉しい。

思いが詰まった冬服と、生きていく。

さて、様々なことを語ったところで。
もう一度、立ち絵を見てみて下さい。

衣装公開

頭の上から足先まで、僕の込めたい思いがたくさん詰まった冬服だって、
そう思いませんか。
こんなに細かいところにも、僕たちが込めたかったメッセージが、
たくさん詰まっているんです。
そんな僕たちの思いをかなえてくれたつゆうさママには、
本当に頭が上がりません。
こんなにたくさんの込めたいメッセージを込めていたら、
動物1匹くらいは立ち絵からいなくなるのかな~…と思ったら…

動物

全員生存してたんですよ。
みんな仲良く冬服でぬくぬく。素敵な仲間だよね。
しかも、今回の立ち絵から、ヴォルぬいぐるみが
僕の腕の中でそばにいてくれてて。とってもかわいいなって。
そばにいてくれるのがうれしいなって。
相変わらず僕は、動物たちに愛されるすろうです。

思えば、長い道のりでした。
たくさん僕の内側に触れたヴォルくんが僕の服を一生懸命考えてくれて。

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(ヴォルくんのデザインラフ)

つゆうさママが最初にラフを送ってくれた時には
ヴォルくんと二人で発狂しましたね…

ラフ

(つゆうさママのラフ)

ヴォルくんと二人で最後に悩んだのはヴォルぬいぐるみの目つきと毛の色。
最初はそのままただの狼を入れようかと考えていましたが、
やっぱりヴォルくんにそばにいてほしい。
その想いで修正をしてもらいました。
結果として、時々悪い狼な一面もある、
立派なヴォルくんぬいぐるみに仕上がりました。
ずっとそばで見守ってるぞ、と言ってるみたいで、うれしい。

こうして、僕の新しい立ち絵は生まれたのです。

改めて。
こんなに素敵な冬服の衣装デザインをしてくれた木枯しヴォルくん、
きれいに描き上げてくれたつゆうさママ、
そして、初期の立ち絵を一生懸命描いてくれた羽波ママ、
こんな素敵な冬服を作るきっかけをくれたすろふぁみのみんな、
本当に感謝です!本当に、ありがとう!
ぼくはこんなに素敵な冬服で配信できるようになりました!
これからも、この冬服に込められた素敵な意味を一生大切にして、
配信していきたい、ってすごく思います!

この立ち絵で、2月に開催されるオリジナル背景イベントに
出場できるのが、もう待ち遠しいです。
一生懸命準備していきます!
そして、この立ち絵に似合う素敵な背景を実装するんだ!


デザイナー見習いライバー、眠御沢すろう、すべてに一生懸命!
これからもさらに成長していきます!応援よろしくお願いします!

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