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太田、うちを辞めるってよ Vol.2_2

2022年9月末をもって、太田がわが社の取締役を退任した。

かれこれ7~8年、ハチャメチャな俺を取締役として支え
安倍元総理の菅さんのような女房役として
俺と走ってきてくれた。

その間、太田が関わった社員はあまりにも多く、
平日にもかかわらず50人ほど社員と 
わが社の卒業生が10人ほど
一堂に集まっての退任祝いになった。

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懐かしの映像や顔面ケーキ、尽きない思い出の話・・・
何よりも、一番弟子からの送り出しの言葉に
太田は顔面崩壊するほど涙を流した。
(もともと崩壊してるとか言っちゃだめよ、死ぬほど叩かれるからね。)

俺は改めて 
太田が育てた人材たちが成長してることを実感した。

出会い

太田との出会いは、俺が30歳ちょっとのころだったかな~。
とある飲み会で
俺が今と遜色ないほど卑猥なことばかり言っては、
滑るを繰り返していたわけでありまして・・・💦

上品なおねーさん軍団の中に居合わせたのが太田だ。 
彼女は話に乗っかって場を盛り上げてくれたり
ツッコミを入れてくれたりしてた。 
やたらとおもろい子がいるな~っていうのが最初の印象だった。

それから太田自身、個人でいくつかお仕事を受けるもんだから
俺も関わりがありそうな社長たちをつなげたりしていた。

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ある時太田から「結婚して主婦に専念するかも」と話があった。
社会との関わりも名残惜しい的に言うもんだから
それだったら「うちを軽く手伝わない?」って安易な流れで声をかけた。

この流れから、週1回の顧問的なお手伝いで
SLJとの関わりが始まった。

今思い返すと、手伝ってもらう前に顔合わせとして
当時の幹部たちに紹介したわけだけど、
いきなり女性を連れてこられた幹部たちは 
皆、俺の愛人だと思っていた。
誤解があっちゃいけないから 
「俺のタイプじゃないからね」って話をしたんだわ~。
その流れから「ブス」のくだりが始まっている。
・・・・こんな話はどーでもいいっか

絶対的な存在

太田は前向きで圧倒的な行動力があり
俺が投げる無理難題にも嫌な顔をせずに
自分事のように取り組んでくれた。

土日も社員のフォローに行くし
夜遅くまで社員たちと飲むし
当時のわが社には居ないタイプの人材だった。
俺にとってかけがえのない存在になるのは時間の問題だった。

週1から始まり、週2、週3と増え
気が付いたら絶対的なNo2になっていた。

ベンチャーあるあるじゃないけど
出来る人には次から次へと仕事が集中するように
俺の太田への無茶ぶりはひどいもんだった。

広報をやっているかと思えば
営業の責任者をやらせたり
人事の責任者をやらせることもあった。

彼女は全力で応えてくれた。

そんな頑張りもあって
そうこうしているうちに、わが社の社員も増えてきた。
ただ単に社員が増えたのではない。
いわゆる太田のような熱量ある人が増えたんだ

それは太田が人の成長のために汗を流せる人だから。 
そこが社員にいい影響を与え、風土が変わって行った。

たった一人の人材で、組織の風土が変わる。
太田は俺にそんな貴重な体験をさせてくれた。

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思い返せば、太田とはバカみたいな企画もやったし
意見のぶつかり合いでバチバチの喧嘩もした。
一緒に居る年数を重ねると 
いつの間にか互いに敬意が薄れ
熟年夫婦みたいに分かり合えないこともあった。

とはいえ、退任祝いで元社員たちが
それぞれ活躍していることを聞くと
その子たちを一堂に集めた太田は改めてすごいと思う。
うちのNo.2として汗水を積み上げてきてくれたんだと思うと
感謝しかない。

今までお疲れ様でした!!
役員をやってくれて本当にありがとう!!!

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PS:
スピードリンクジャパンは退任するけど
子供向けのプログラミングスクール「アントレキッズ」では
引き続きガンガン無茶ぶりするね~
よろしこ!!