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わが社で初めての社内婚 Vol.89

今週は内輪の話をちょっと書くね。

先日、うれしいことに初めての社員同士の結婚式に参加させてもらった。

新卒から入社してくれて幹部になった新婦
中途入社から幹部になった新郎

ほんとによく頑張ってくれる二人のめでたい日になった。

新郎新婦


まだ社員が50~60名ぐらいの時代から、共に成長してきた夫婦なだけに感慨深い式になった。

不覚にも親でもないのに、父親目線が感情に混ざってきて、
不思議な心の揺さぶりを感じてしまった・・・苦笑

ご家族とも初めて会えて、今まで知らなかった新郎と新婦の生い立ちを感じることができた。

ありがたいことに、ご両親からこの会社に入って成長していることや感謝を告げられ、あぁ~こんなむちゃくちゃな会社だけど、やってきた方向が間違ってないことを実感させてもらい、素直に嬉しかった。



社内恋愛

本来、わが社は社内恋愛を禁止にしている。

今時、刀狩的な禁止令とか時代錯誤だろって思われるかもしれないけどね。       

でも、俺の考えとしては平均年齢が若い組織だし、エンジニアの会社にしては飲み会が多いこともあって、いい加減な気持ちで、そういう関係になってほしくないと思ってるんだよね。

下手したら、恋愛ですらない関係で気まずくなって、退社を選択することにつながるわけじゃんか。

それは自体が会社にとっての損失だし、何よりもいい加減なその気持ちが、自分の価値を棄損させるのが許せなくて、5年ほど前に社内恋愛禁止を宣言した。その時に書いたとことを載せるね。

以下転載

近くにいる人たちを大事に出来ない奴が、どうして、一回り外にいるお客さんを大事にできるんだろうか。
俺にはまったくイメージがつかない。

自分のちょっとした目先の利益(遊び)のために、仲間の不利益とのバランスを考えられないんだとしたら、あまりにも短絡であるし、子供じみていると思えて仕方がない。

それをやることで、傷つく人がいる。←近くの人の損害
それをやることで、自分の信用が減る。←自分の損害
それをやることで、会社を辞める人がでてくる。←会社とクライアントの損害

この釣り合わないことも考えられないほど、子供ならわが社には要らない。
やるなら、真剣に付き合え!!

真剣に向き合って、不義理さえしなければ、恨まれることもないし、気まずくなることもないはずだ。会社のSNSにでも、堂々と交際宣言できる勇気・覚悟がないのなら、お遊びだけがしたいのなら、せいぜい俺の目の届かないところで、法を犯さない程度に好きにやってくれ!

なかなか強い口調で伝えている。
おそらく当時は、そういう問題が頻発してたから、組織の父として何とかしないといけないと思たんだろうね~。

とはいえ、今これを読み直しても、この考え方にはなんら変わりはない。

よく、知りもしない誰かのために善を振舞うべきだという人が居るけど、それ自体、それぞれの考え方だから良いんだけど、意外にそう言う人に限って 
近くにいる人たちの困りごとを何も知らなかったりするじゃんか。

それはそれで頓珍漢じゃない?って思うんだよ。

大事なことはもっと目の前にあるんじゃないのか?

近くの仲間を先に大事にしてから、初めて他の人を大事にできるもんなんじゃないのかね。

自分を大事に育てた親を大事にできなくて、愛を語るな!って話と同じだ。



さて、話を社員同士の結婚に戻そう。

もちろん結婚だけがゴールではないんだろうけど

ある意味、今回の社員同士の結婚は
俺が伝えたい社内恋愛禁止の一番の終着点
なのかもしれないと
素晴らしい式が俺をそう思わせた。

わが社の社員と顧問の皆さんと新郎新婦たち


式を通してそれほどに嬉しかったし、こういう社員が増えてくれることを期待しちゃう俺に変わった。
  
楽しすぎてあっという間に、式が終わっちゃうもんだから、名残惜しすぎて、いろんな人とハグしてしまった。すみません。
俺はある意味半分、外人なんで愛情表現の癖で、
お許しを。


追伸:


近頃の SNSの失言で叩かれたことも含め、 
西田はちゃんと主賓のあいさつができるのか?って、
周りの何人から心配されたけど 
主賓の祝辞は細心を払って務めさせてもらいました。
ご安心くださいませ~。 

でも動画を持ってる方は拡散しないようにお願いします。💦