読書日記 「図書館で暮らしたい」と市民権を得たインバウンド

なんだか、1日やる気がなくて困っている。暑すぎるのかしら。
ジブリのdvdを見ながら、気力の回復を待っている。

日が沈むと元気になってくるので、やはり暑さが原因かな。
夕方コーヒーを飲みに出かけたら、喫茶店がインバウンドの人たちで溢れており、店に入らず引き返す。
外国人旅行者じゃなくて、インバウンドっていう言葉を使わないといけない理由ってなんだろうとこの言葉を聞くたびにおもう。
定食屋さんの昔気質のおじさまもインバウンドと言ってる様子を見るとこの不思議な単語がなんで当たり前のように浸透したんだろうと思う。

インバウンドと聞くとどうしても中で跳ね回る様を思い浮かべるため、中に入ってくるというイメージが持てない。

辻村深月さんの「図書館で暮らしたい」を読む。「スロウハイツの神様」に不器用な一筋の救いと感謝の物語に惚れ込み、「ハケンアニメ!」の勢いに興奮したのでエッセイは楽しみだった。

恥ずかしながら、ふと著者の下のお名前を間違えて読んでいる気がして調べてみる。みつき、みづきどっちだろう?と思ったらみつきさんだった。

なんとなく読めてるつもりでほったらかしにしている人名は多い。ラジオで流れてくる人名がピンと来ずに作名を言われてハッとすることもある。

エッセイは内省的ではなく、外部に対して描写的。丁寧に説明をしていく文章の書き方に感心した。


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