長いあとがき2023(作品編)
おかげさまで「生活のたのしみ展2023」は無事終了しました。たくさんのご来場ありがとうございました。いろいろ書き残したいことが多すぎて、何から始めたらいいのか迷うところですが、会場の様子や感想はとりあえず後に回して、作品解説から参ります。(前回のnoteも合わせてお読みください)
くま
40体ずらりと並んだベーシックタイプの「くま」。顔がひとつひとつ微妙に異なるのですが、かれこれ5年ほど作り続けているシリーズということもあり、単体の違いだけでなく年ごとの変化も見られるようになりました。2023年版について友人からは、「今回のくまは、ちょっと顔が凛々しくなったんじゃない?」という感想が。自分ではあまり意識していなかったのですが、良い変化が表れていたとしたら嬉しいです。
ともだちシリーズ
Sleepy Sheep作品を最近知って頂いた方の多くは「くま」がきっかけかと思われますが、実はくま以外にもいろいろ作って来ているので、そちらも見ていただきたいという思いがありました。
とはいえ、ブースの名前は「くまショップ」。
そこで思いついたのが「くまの友達」という設定でした。
会場でお客様の様子を見ていると、くまでもくまでなくても、とにかく「わーっ♪」と楽しんでくださっていたようなので、「設定はあまり必要なかったかも…」と、思ったり。
よりそいシリーズ
「今年はくま以外の動物を登場させることがメインである」、そして「昨年好評だった『持ち物シリーズ』的なものは作りたい」。この2つを合わせたのが「よりそいシリーズ」でした。
全てを「抱っこスタイル」にするのでなく、いろんな寄り添い方にしたところが我ながら良いな、と思っています。
特にこのシリーズの「ブタ」の感じは、私という人間の「何か」が滲み出ているような気がします。意図を超えた造形になったので。
ただ単純に
ただただ自分の思う「かわいい」を形にしただけの作品を、ご覧になった方が「かわいい〜」と喜んでくださる。
それ以上でもそれ以下でもないところが、何だかとても気に入っているのです。
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