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楽しみとは

10月某日。新宿へ行ってまいりました。


目当てはBEAMS JAPANにて開催中(11/2終了)「八雲の木彫り熊」展。



木彫り熊ブームの火付け役「東京903会」のコレクションや…


グッズなどがずらり。



あれこれ心惹かれたものの、結局のところ買ったのは本のみ。

すでにマグもクロス類もトートバッグも気に入りのものをいくつか所有する中、それ以上増やすことは慎重にならざるを得ず。そして、こういう類いの物(企画もののグッズ)は「買うまでがMAX幸せ」で、持ち帰ると存外すぐ冷めることもだんだん学んでくる。成長といえば成長。逆にいうと、こういう気分を無邪気に楽しめなくなるということは、世界をほんの少し寂しくさせる。消費中心の社会が良いわけではないことを重々承知しつつも。


熊を堪能したのち、名曲・珈琲 新宿らんぶるへ。

地下に降りると、想像以上の大空間。


コーヒーゼリーを味わいながら、改めて「物」と比べて「食」は摂取しても消化するので終わりがないな…などと思う。とはいえ、今度は体のことが気になったりして、やはり無邪気なままではいられなかったりする。

もちろん楽しみは物欲や食欲だけではないけれど、日常においてその比重は侮れない。

「買い物は本当に必要なものだけで、食事は体に良いものだけを摂取」という生活にシフトできたとして、その先に待っているのはどんな「楽しみ」なのだろう。

今はまだ想像できない。

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