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ウィズコロナにおけるツアー挑戦

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FC限定。
会場の約15%から20%に絞った動員でソーシャルディスタンスを確保。
入り口にてフェイスガード無料配布。
換気の徹底(ライブ後、トークショーまでは一度退出)

できること対策は全て徹底してsleepyhead TOUR 2020 「WHY NOT」に挑みます。

通常ワンマンのチケット代が少しやはり割高になってしまって、6500円。

VIPチケットはさらに高い分、アフタートークショーや様々な特典をガッツリ。

当然、通常のチケット代ではツアーを行うことが不可能なので、新しい工夫をしてみました。

いつもより少し割高にはなってしまうけれど、通常のワンマンだけ楽しんでもらうのか。それとも後半のFCイベントを含めたVIPチケットなのか。

場所によって、いつものバンドメンバーだったり、Djプラスギターの編成だったりと、音の構造が違ったりするのでそういった楽しさがあるかなと。

さて、悩みに悩んだこのツアー。

当初13箇所のロングツアーの予定が、いろんな状況を加味して5本に絞って開催となったわけだけど。

やはり怖かったというのが本音。

純粋に、怖かった。

そもそも、人が来てくれるのか。制作費が賄えるのか。また自粛要請により、キャンセルになってしまうんじゃないか。全ての自己負担のキャンセル費用をどうするか。感染者出た場合の対応オペレーションはどうするか。

問題は山積みだった。

発表した現時点でも、正解かなんて全くわからない。

はっきり言って'何もしない'という方が安全だとは思う。

最低限のリスクを確かめるために、池袋でのトライアルライブを経て、開催に踏み切った。

それぞれの意見の温度差は勿論考えるべきだったけど、一部でも熱望するその声に応えたかったという気持ちもある。

twitterでのアンケートを見ると、約6割がいくら対策を徹底してもコロナ渦でのライブの参加は難しいという意見だった。

正直、予想よりも遥かに大きかった。

やはり関係者の中では、コロナによるダメージでそもそも最早全てが成り立たなくなって、エンタメ業界にはワクチンができるのを待つ体力がないという事実がわかって居るため、そうそうのウィズコロナの道を選ばざるを得なかったし、もう既にその方向を向き始めていたから。

その考えのズレが日に日に大きくなっているなと感じる毎日。

東京の人口の多さも語らずに、感染者数だけを報じるマスコミのやり方では、都市に対して恐怖を抱くというそこのポイントで止まってしまうんだろう。

そして、今回一番いただいたのは、化学的な根拠などをある程度理解した上で、それでも参加したいが、会社や家族、近所の方の意見によって難しいという意見。

これは本当に難しい問題。

自分が想像できている範囲の狭さを知った。

たしかに、一人で生きてるわけじゃないから、自分の意志だけでは決められないよね。

そして、来年。2021年にどうツアーを切っていくか。正直、状況は変わりっこない。言い切ってしまえば、'世間の感覚が麻痺してくれるか'にかかっているんだと思う。

ビジネス的な感覚だけで言えばキャンセルした方がいい箇所があるのも事実だけど、それこそ来年からのやり方の可能性を探るためにも。

今しか感じられない現実を受け止めにツアーを周ろうと思います。

未来を切り拓く、その為に。

sleepyhead S.A.C.T. limited TOUR 2020 『WHY NOT』

■9/15(火) 下北沢 BasementBar(Band Set)
■9/24(木) 福岡 graf(DJ Set)
■10/23(金) DOMe柏(Band Set)
■11/15(日) 梅田Zeela(DJ Set)

【FINAL】
■12/5(土) 渋谷WOMB(Band+DJ Set)

TOUR詳細

申し込み

〜9/1 23:59まで

http://sleepyhead.tokyo/schedule/1574/



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