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Fantasy Footballのドラフト戦略初心者講座

ファンタジーフットボールとは何ぞや?

NFLの実際の試合を基に点数を競うゲームです。なかなか奥が深くNFLをより楽しむにはとても良いツールだと思います。特殊な有料バージョンも存在しますが、無料で簡単に遊べるのでぜひ皆様もやってみてください。ファンタジーフットボールが何かわからない方は、先ずはファンタジーフットボールをやろう』という記事の方を読んでいただくとよいかもしれません→コチラ

さて、 それではこれからファンタジーフットボールを始める方、始めてみたけどなかなか勝てないという方、ファンタジーフットボールの半分はドラフトで決まるといっても過言ではないので、勝つためのドラフトの方針をいくつか紹介していきたいと思います。

まず初めに

以前の記事を読んでもらったらわかる通り、ファンタジーフットボールはいくつかのプラットフォームがある為ここではNFL.comの運営するhttps://fantasy.nfl.com/を基にpointやポジション設定をいじらない前提で話を進めていきたいと思います。
プラットフォームによって多少の違いはあるものの大きくは違わないと思うので応用はできるはず… 他のプラットフォームでやっている方も参考になるとは思いますので、お付き合いください。

何を優先するか?

QB、RB×2、WR×2、RB/WR、TE、K、DEFの9ポジションが試合に出られますが、ドラフト上位でどのポジションを優先するべきなのかを考えていきたいと思います。

①RBが最優先という考え方

ファンタジーフットボールを何名でやるかによっても全く違ってくるのですが…10名以上でやる場合、どうしても足りなくなるポジションがRBです。
メンバーが10人でRBが先発2人とベンチに2人は必要だとすると40人のRBが必要です。しかし32チームに先発RBは1人なので32人しかいなく、そのすべてがコンスタントに活躍(ポイントを量産)するRBではない。せいぜい10人から15人である… 試合には2~3人出せるので最低でも4人は欲しいポジションなのにコンスタントに得点が見込めるRBは2人も獲れない可能性が高い…(;゚Д゚)
昨シーズン200ポイント以上獲得したRBは18人 今シーズンこの数字が増えるか減るかはわかりませんがね、なのでRBを制すものはファンタジーフットボールを制すといっても過言ではない。
参加メンバーが12名なら48人、14人なら56人のRBが必要となり更に厳しい状況に…

どんなRBがポイントを稼ぎやすいか?

結論から言うと走れるRBよりキャッチがうまいRBが有利
当たり前のことですがTDが多いRBがポイントを稼ぎます。しかし毎試合TDを獲るRBなんているでしょうか?
100ydラッシャーってすごいことなんですが,、獲得ヤードは10yd=1ポイントなので100yd走っても10ポイントにしかならない(;^ω^)

ところがキャッチがうまいRBはコンスタントにポイントを稼ぐことが多い。
キャッチ1回で1ポイント、6キャッチなら6ポイントでTD1本分になります。 例えば4キャッチ15yd+ランで45yd獲得なら100ydラッシャーと同じ10ポイントということです。
全くパスキャッチをしない100ydラッシャーと比べるとスタッツ的には地味でもポイントをとれるRBということになります。

とはいえ、TDの6ポイントは魅力的ですので、エンドゾーン付近でランプレーを選択するチームのRBを優先順位も高くなります。
昨シーズンで20ランTD以上したチームはMIA,SF,DET,BAL,BUF,PHI 
主要なRBはあらかたとられてしまった場合、CLEやTENなどランブロックが優秀なチームの2番手3番手RBを狙いましょう。RBはルーキーでも爆発的に活躍する可能性を秘めているのでベンチ要因は無名ルーキーでギャンブルするのも面白いですね。
ただし、ケガで離脱することが多いポジションですし、余剰戦力となったRBはトレードにも使えるのでなるべく多くのRBを確保したいところです。

因みに例として挙げたチームは昨シーズンはそういう活躍をしたチームだったというだけで、今シーズンもそうなるとは限りませんのでご注意ください。今年のチーム状況を分析して、そうなりそうなチームを探しましょう。

②WRはポイントゲッターが多い

昨シーズンのポイント獲得トップ25でWR10人、RB5人、QB10人という割合です。
ということは1巡2巡で他の人が良いRBを獲得している間に良いWRを2人獲得してしまうという方法もなかなか高得点を狙える。ちなみに、最高得点はCeeDee Lambで唯一人400点越えしています。
試合には2~3人出せるので最低でも4人は必要なポジション
昨シーズン200ポイント以上獲得したWRは33人

WRはエース級?(高ポイント)が1チーム1~2人はいるのでRBよりは獲得し易いです。とはいえスペシャルな選手はそう多くないので優先度はRBに勝るとも劣らない… 悩ましいところ。

③TEは優先度低いが…

TEはなかなかポイントがとれないポジションなので諦めてもいいが、良いTEが獲れるとかなり有利に進められる。
なのでRB2人とWR2人確保できて、良いTEが残っていれば3人目のRB/WRよりも優先して獲得すべきだ。
場合によっては2人目のRB/WRよりも優先しても良いかもしれない。
昨シーズン200ポイント以上獲得したTEは5人しかいない。

④QBは優先度低い

先ほどポイント獲得トップ25でQBも10人いると書きましたが、試合に出せるQBは1人だけなのでケガでもしない限り1人いれば大丈夫なポジション。もちろんByeがあるので控えも必要ではありますが、他のポジションに比べたら2nd QBの優先度はかなり低いです。 
なので10人でやるなら焦らずともトップ10のQBが手に入る可能性が高いです。昨シーズン200ポイント以上獲得したQBは19人もいるので、QBはトップ3くらいの選手じゃないとトレードが成立しないことが多いです。良いQBを複数獲得するよりWRかRBを優先した方が賢明でしょう。
ただし、Rodgersのように数プレーでシーズンエンドなんてこともあるので下位巡で2nd QBは確保しましょう

因みに走れるQBがポイント高くなる傾向があります。TDパスを決めるより自身でTDランを決める方が獲得ポイントが高いのが一つの要因であると思われます。

⑤DEFはよくわからないw

対戦相手によって結構変わることが多いので、なかなか難しいポジション。
BALのように失点が少なくサックやファンブルフォースやターンオーバーが多いチームや、DALのようにインターセプトやディフェンスのTDが多いチーム、NYJのように喪失ヤードが少なくターンオーバーが多いチームなどの見極めが出来る人は7巡~9巡の高巡にとっても良いですが、他のポジションがすべて埋まってからでも問題ないですし、シーズン中に対戦相手の調子によって毎週入れ替えてもいいくらいなのでドラフトでは獲得しなくても何とかなってしまうポジションでもあります。

大事なことなので何度もいいますが、例として挙げたpBAL,DAL,NYJの3チームは昨シーズンはそういう活躍をしたチームだったというだけで、今シーズンもそうなるとは限りませんのでご注意ください。今年のチーム状況を分析して、そうなりそうなチームを探しましょう。

⑥Kも優先順位は低い

K(キッカー)もポイント獲得予想はつきにくく誰をとってもそれほど大きな差はつきにくいポジションである。対戦相手やチーム状況や天候などを考慮してweek毎に入れ替えてもいいポジションであるためドラフトでの優先度が低い

ねらい目は
①ロングレンジのキッカー(レンジが長い方が蹴る可能性が高い)
②キックを蹴るシュチエーションが多いチーム(そこそこ進んでTDまでイケずにキックを蹴る
③たくさんTDをとるチーム(大量にTDがあればPATの回数も増えるのですがその分3点キックを蹴る可能性が減ることにもなる…)

デフォルトではKの減点は無かったような気がするのでとにかくけるチャンスが巡って来やすいチームのキッカーをドラフトしたいところです。

上記3つのポイントと現地の天候☀☁☂⛄、気温、標高、風などを考慮して選択しておくと良いでしょう

スケジュール

ドラフトの際には良い選手をとることを最優先で考えているので獲得(予定)選手のスケジュールはそんなに気にしていない人が多いと思います。
ですがNFLの対戦スケジュールが発表されたときから勝負は始まっている。

①byeを制する

基本的な考え方として、byeを分散させて戦力ダウンを最小限にする戦略とbyeをできるだけ(1~2週に)まとめて1~2敗を覚悟するが他では負けないという戦略。

②プレーオフの為に

NFL.comのFantasy Football(以下FF)では現実のweek16はFFのチャンピオンシップ、現実のweek17はFFのスーパーボウルというスケジュール。つまり優勝を目指すなら絶対に負けられないweek16,17のスケジュールは重要になってくるわけです。獲得予定選手の対戦チームはどこなのか?それによってドラフト指名選手達の優先度を考えておかないといけません。

③強すぎるチームは失速

week16,17(特にweek17)辺りになってくると、既にプレーオフ出場を決めて戦力温存することもあるので注意。
シーズン終盤でなくても試合前半で大差がついてしまったりするとオフェンスが消極的になったりして、全然ポイントが伸びないなんてことも(゚д゚)💦
逆に大差で負けているチームのWRは後半ゆるいディフェンスのおかげで意外とポイントが伸びることもあるし、RBはランプレーが無いのでほとんどポイントにならなかったりする。

トレードも視野に入れておく

長いシーズンの中で選手のケガ離脱はつきものですね。せっかくドラフトがうまくいっても、ケガでボロボロなんてこともあるでしょう。
そんな時に軌道修正をするのはGMとしての手腕が問われるファンタジーフットボールでの醍醐味でもあります。
ドラフトでほしい選手が獲られてしまってニーズは無いけどいい選手が残っていた場合とりあえずトレード要因として確保しておくというのもいいかもしれません。
良い選手がいればニーズより優先させて獲るというJerry Jonesのドラフトの考え方ですね|ω・))

最後に

開幕まであと100日くらいありますが、それまでにどんな選手がいるのか?FA&ルーキー&トレードで選手の大移動は毎年のことですが、コーチ陣の異動によっても大きくチームは変貌するので去年活躍した選手が今年も活躍知るとは限りません。対戦相手や対戦スケジュールも考慮すると今からシュミレーションしても忙しいくらいなので、オフシーズンがヒマだーとか言ってられなくなりますΣ(゚Д゚)

シーズンが始まったころにまたファンタジーフットボールの記事をもう一つくらい上げたいと思っていますが… 今のところ未定。

それではドラフトに向けて皆さん頭を悩ませましょう~(≧▽≦)b✨



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