未完成定理と俺

皆さんこんばんは、この度大好きな作品が2度目の完結を迎え、再びロスを迎えて帰省先でしょんぼりしてるぐっちーです。13ヵ月ぶりぶり2度目のロスです。幸せやけどしんどい。

今回はそんな俺がロスになった元の作品『未完成定理』と俺の関係性について話していきたいと思います。

まず未完成定理という作品についてざっくりと説明すると、高校を舞台として繰り広げられる学園恋愛漫画ですね。恋愛漫画の王道系ポジまっしぐら。
ただ他の作品たちと違う点は『細かい設定』『設定を設定で終わらせないリアルな描写』『ほぼ全員がハッピーエンド』って言ったとこやと思います。それぞれ単体のジャンル分けしたら何個も作品はあるやろけど、ベン図にして全部含有されるのはたぶん未完成定理だけ。他にあれば教えてくれ。

主人公は桐崎君。ある事がきっかけで潔癖症になったオカン気質な男の子。メインヒロインは遠咲さん。彼女もあることがきっかけで睡眠障害を患っている、マイペースな女の子。そんな遠咲さんが保健室の真ん前で倒れてる所を桐崎君が発見して、ってとこから物語がスタートします。詳しくは読んでくれ。LINEマンガで無料で読めるよ(185話)。この夏の間に是非読んでみてほしい。

まぁそんでどハマりする立場の俺の時代背景としてはこんな感じです
・男子校在学(6年おったうちの4年目終了)
・高一秋に野球部を途中退部し帰宅部に
・勉強もおぼつかず、スマホに娯楽を追い求める。その中の一つがマンガを見ること(当時はcomico)

一つの転機となったのは高一冬のバレンタインの時。男子校に染まり貴重な高校生活を野郎共と共に過ごすのが当たり前な世界の俺にとって、「彼女」という存在は憧れ。当時母体が同じ女子校の女の子とかとTwitterで関わりはあっても、日常生活に女の子という存在はほぼなかった。そういった状況の中で迎えたバレンタイン、放課後帰宅中に乗り換えをする西宮北口駅のカリヨンの鐘の前には大勢のカップル。そんとき抱いた感情は「爆ぜろ」。
その直後虚しさを覚えました。モテへん言い訳を男子校に通っとるからにしてへんか?「爆ぜろ」とか思っててダサないか?
むしろ祝う方が自分の気持ちも嬉しなるしみんな幸せちゃうか?
そう、ここで俺はNLに目覚めました。当時はそんな名称知らんかったけど。

さてそんな「世の中のカップルよ末永くお幸せに」という今も続く考え方に拍車をかけたのが未完成定理ってわけです。俺好みのハッピーエンド、誰一人として報われる優しい世界線。シンプルに面白い。そして出会った直後に衝撃を受けるリアルなまでの細かい描写。ハマらん訳なかろうよ。
ちなみに余談ですが、俺が好きなアーティストの米津玄師さんにハマったきっかけは未完成定理の登場人物のイメソンとして紹介されてたから。その前から好きなアーティストやったけど、どハマりしたのは未完成定理経由。
それからというもの、未完成定理から受けた影響は数しれず。大学で経営学を専攻したのも、元々興味があって、未完成定理がブーストになった。
今の自分を表す時とか色んなとこに未完成定理の影響が出とるんとちゃうかなと思います。

思わぬ副作用として、作者さんがよく好きなことを目の前にして発狂するタイプ故に、俺も影響受けちゃってよくテンションかわりがち。好きなもんの前ではしっかり発狂します。
本家未完成定理の前では狂愛です。まぁ人を除いたこの世で一番好きなもんとして当たり前やけど。

まぁ色んなことがあるこの人生の中で、未完成定理という作品は俺の人生に置いて切っても切れん関係性なわけです。

その中でNL厨として思うことは、お互いのことを愛し合える関係は尊いものやと思います。俺は異性愛主義者やけど、それが異性であろうが同性であろうがそこに愛があるなら。
よくインスタでカップリングがキャッキャしてんの見ると微笑ましくなります。付き合ってなくても微笑ましい。

あとNL厨を極めたおかげで純愛=最高、不倫=〇ねというわかりやすい極論を備えてるおかげで、一途な性格って知られてんのもあるけど、彼女から「浮気絶対せんタイプ」っておそらく思われます。嫉妬はしちゃうらしい。可愛すぎでしょうちの彼女。ただでさえ可愛いのに。ってそこの話はまた今度。
あとはバイト先の社員の事をしっかり嫌えます。まぁ浮気とか不倫する「大事な人を裏切り行為」をするやつの事を誰が信用出来て尊敬できんねんって話ではある。俺の美学には反するし、単純に人として〇ね。

とまあ多少荒ぶったところで話を戻しましょう。

そんな大好きな作品が終わってしまった、悲しい。けどやっぱり出会えたことの感謝の気持ちを持ちたいと思います。

未完成定理ありがとう。出会えてよかった。ファンで良かった。これまでも、これからもファンであり続けます。未完成定理forever。

未完成定理のURLはこちらから。(https://app-manga.line.me/app/indies/12020?_appstore=0)
読んでみてね!!!!

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