見出し画像

劇団四季の『アナと雪の女王』を見た(6月に)

見たのが6月なのにいままでnoteを書かなかったのは、書かなくてええか……と思ったからであり、なぜ書かなくてええか……と思ったかというと、まぁつまりそういうことなんだけど、年末だし、せっかくだから書いておこうと思う。

❄️

劇団四季のアナ雪いいよ〜!と、何度か聞いたことがあったんだけど、どうせチケット取れないんでしょう? と思ってスルーしていたある日の昼休み。なんとなく検索したらその週の土曜にある公演のチケットがまだ買えることが判明。行こ!
S席にするかA席にするか……。映画はわりと頻繁に行くのだけど、舞台やミュージカルはほとんど行ったことがない。S席とA席にどの程度の違いがあるのかもよくわからない。なので、とりあえずA席を購入してみた。

⛄️

まずね、子役のエルサとアナがあまりにも良い。

♪雪だるまつくろう〜

可愛いッッッ!!!!そして歌が上手い!!!!

この子達にはこの先何も不幸なことが起こらず、ふたり手と手を取り合って、明るい世界で幸せに生きて欲しいと思った。この時点で超泣いた。ここは泣くところなのか?

子役から本役になってからも、天真爛漫なアナが本当に可愛い。『生まれて初めて』は、もう、名曲なんよ。
演じてる方が違うのだからこういうこと言ってはいけないのだろうけど、今後アナ雪の続編が作られたとて神田沙也加ちゃんのアナは見ることはないんだな……と思って、ちょっとだけ泣いた。

あとさ、オラフがさ、マジでオラフなんよ……。
オラフのぬいぐるみを白い服着てる人が操ってるんだけど、事前にその仕組みを知ったとき、それってどういう感情で見れば良いのよ? と思ってた。でもね、本物のオラフなの。オラフが動いてるの。ぬいぐるみの後ろで操ってる人も含めてオラフなの。ふたりでひとり。ニコイチ。す、すげ〜!ってなった。↑に貼った動画だと女性が演じてるけど、私が見たのは男性だった。

で、1幕ラストの『ありのままで』
もうめちゃくちゃ感動した。客席もどよめきが上がった。
映画でも感動したし、なんならこの歌をフルで流すだけの予告やってたよね。それだけの強度がある歌だってことはわかってたけど、これが生歌のエネルギーか……!って思った。

2幕までの休憩中に、別日でS席のチケット取ろうかな!? ってなってたら隣の席のカップルも同じこと言ってた。だよね。レリゴー聴けただけでもうチケット代+交通費の価値がある。

見どころのひとつにプロジェクションマッピングがあるんだけど、エルサの魔法で城が出来上がるシーンなんてもう圧巻。私は1階席だったんだけど、もしかして2階の方が見やすいかも?と思って、一旦その場では追加のチケットを買わず。

そして、2回目行くことはなかった───

🌿

2幕、冒頭『ヒュッゲ』って曲でスタート。
これが、よくなかった。
休憩を挟んだのでお客さんを舞台に引き戻す役割があるとはいえ、奇をてらいすぎでは??
隣の人の股間や胸を葉っぱで隠しながらのラインダンスってかんじなんだけど……
ずっと、なんで???と思っていた。なんで葉っぱ隊???その後もずっと、あれなんだったの???と思ってしまって、気付いたら終わってた(???)

あとは2幕のテンポ感の悪さが気になった。
映画でもそうなんだけど、アナ雪最大の盛り上がりって『ありのままで』なんだよね。だから1幕のラストに持ってきている。でも、その後の2幕では『ありのままで』以上の盛り上がりはなく、なんとなくテンポ感が悪くなり、終わる………。
映画アナ雪の曲が1幕で終わってしまって、2幕が劇団四季オリジナル曲中心になってるのもあるかもしれない。

1幕だけならもう一回見たい、けれども1幕を見たら2幕を見ないといけないわけで、途中で帰るのはさすがに……だし、そうなると2回目はもうええか……になってしまった。
ヒュッゲさえなければもしかしたら……うん……。

しかしTwitterで「ヒュッゲ」検索したら好意的なツイートしか見つからなくて動揺した。
劇団四季あるあるとかディズニーミュージカルあるあるみたいなかんじなのかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?