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2024/5/13〜5/19

5月13日(月)
中学時代の夢を見て飛び起きた。自分の叫び声で起きたような気もする。なんて最低な週の始まり。
中学時代のことは結構つらい思い出があって、いまだに思い出すと陰鬱な気持ちになる。これはトラウマってやつなんじゃないか?と思ってAmazonでトラウマ関連の本を探すも、なんかよくわからないからやめた。
川上未映子の詩に『傷ついたことのある人は、永遠に傷ついているのだということ。』というフレーズがあるんだけど、こういうことなんだろうか。
違うか。
どちらかというと、永遠に間違い続けている気がする。

5月14日(火)
あたしはマンションに住んでるんだけど、朝家を出たら隣の家の前に革靴が一足揃えて置いてあってビクッとした。
帰りも同じ場所に置いてあって、またしてもビクッとした。朝も見たから知ってるのに。

街中でも靴が落ちてるとなんとなく落ち着かない。赤ちゃんの靴であれば抱っこされてる間に脱げちゃったのかな?とか思うんだけど、大人用の靴だと酔っ払って落としたのかな……この靴の持ち主は片方裸足のまま歩いて帰ったのかな……それとも何か事件性が……と心配になる。

隣の家の場合はきちんと揃えて置いてあったのもまた気味が悪かった。なんとなく自殺を思い起こさせるからだろうか。名探偵コナン73巻、世良真純初登場回で「映画やTVが作り出したキーワードって説が有力」「靴が屋上にそろえて置いてあると、自殺だと思い込ませた方が情緒的でドラマがつくりやすい」ってあったけど、あれは本当だろうか。

5月15日(水)
昼休み、コンビニでコーヒーを買って抽出している間、おじいさんがレジで「テレホンカードある?」と聞いた。
(ないでしょ……)と思ってたら、店員さんが「500円と1000円どっちにします?」と言った。

あるんだ、テレカ……。

というか、公衆電話自体、どこにあるのかまったくわからない。

5月16日(木)
本日の朝ドラ「虎に翼』がめちゃくちゃ良かった。
寅ちゃんが階段に座り、優三さんが書生部屋の入り口に座り、ふたりで話をしているのが好きだったので、あの場所でプロポーズしたのはかなりグッと来てしまった。優三さん、お父さん経由ではなく自分の口で本人に伝えに来たのが本当良かったな〜。

仲野太賀を初めて認識したのは、映画『桐島、部活やめるってよ』だったと思うけど、彼も映画やドラマ引っ張りだこだねぇ。再来年の大河ドラマも楽しみ。

2年前にやってた『初恋の悪魔』は、最初に出たビジュアルとドラマの内容があまりにも違くて、どうしてこんなことになっちゃったんだろう。事故?

『初恋の悪魔』はいわば詐欺みたいなもんだけど『大豆田とわ子と三人の元夫』なんかはドラマの面白さがまったく伝わってこないビジュアルだったな。

そうそう、こちらは伊藤沙莉のナレーションがめちゃくちゃ良かったのであった。

5月17日(金)
今日も朝ドラ『虎に翼』が面白い。はるさんに「寅子と結婚することで優三さんにとっての旨みって何なのかしら」と聞かれて「家族がいない自分にとって寅ちゃんと、猪爪家の皆さんと家族になれることは、これ以上ない旨みです」って答えたのもまた良かった。

寅ちゃんもきっと、自分で気付いていないだけで、優三さんのこと好きだと思うよ。

ドラマの中で戦争に突入していくような気配が日に日に強くなっていて、厳しいものがある。

5月18日(土)
この前映画を見に行ったときに『雲の向こう、約束の場所』の予告をやっていて、なぜ令和に……?と思ったらリバイバル上映をやるとのことだった。17日からだったので初日に見に行くつもりだったが、上映している劇場と上映時間があわず、この日に。
年に2回ほどしか行かない小さな劇場で見たんだけど、なんとなく作品にあっていた。

そういえば先日友人と新宿でコナンの映画を見ることになったとき、ピカデリー、トーホーシネマ、バルト9のうちどこにする?どこでも1日何本もやってるから好みの劇場あれば……って言ったら「バルト9が一番トンデモ客にあたる可能性が低そう」と言っていて笑った。確かに。そういうのあるよね。

『雲の向こう〜』は大学生のときにレンタルして何度か見たんだけどそれきりだったから懐かしかった。
『君の名は。』を初めて見たとき、新海誠がこんな大衆向けエンタメ作品を作るようになったか……と、どこから目線なんや的な感想を抱いたんだけど、途中で『雲の向こう〜』だなと思う瞬間があったことを思い出した。

あの女の子は特にバイト手伝ってるわけでも飛行機作り手伝ってるわけでもなさそうなのに仲間に入ってる感じとか、あの女の子がいなくなって男の子ふたりが飛行機作りを諦めちゃう感じとか、これいま新作として公開されてたら絶対流行らないよな……と思ってしまった。

5月19日(日)
友人より「アマプラで配信されてる『舞台ゲゲゲの鬼太郎』を一緒にみませんか」とのお誘いが。「イケメン俳優が演じる水木をこの目で見とうなった!」とは言わないまでも、1人じゃ重い腰が上がらないので喜んで誘いに乗る。

舞台の配信を見たことは何回かあるんだけど、自宅のテレビで楽しむのって難しいよなぁと思う。
実際に劇場で見る面白さの何十分の1、何百分の1しか伝ってないんだろうなってのは凄くわかってるんだけど、じゃぁ行くか!ってなるとハードルが高いし、満足度に対して円盤は高い。

『舞台ゲゲゲの鬼太郎』は、生で見てたら「めっちゃ良かった〜〜〜😭😭😭」って言うと思うんだけど、やはり画面越しだと凄く冷静になってしまう自分がいた。
でも今回は自宅よりはやや大きめな画面で、友達と一緒に「これが水木か……」「シュッとしてるね」「なんか全体的にイケメンの系統が似ている」「ぬりかべ可愛い」「一反木綿可愛い」「水木……😭」「きたちゃん……😭」と言いながら見て、それはそれで楽しい経験だった。

以下、簡単な箇条書き
・ねずみ男、藤井隆そっくり!と思ったら藤井隆だった。
・砂かけばばあ、浅野ゆう子そっくり!と思ったら浅野ゆう子だった。ばばあなんて言えねえ美しさ。
・子泣きじじい、カラテカ矢部そっくり!と思ったらカラテカ矢部だった。
・天邪鬼役の七海ひろきさん、めちゃくちゃ格好良いな〜と思ったら元宝塚だそうで、納得。
・目玉のおやじ殿、可愛い〜。

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