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2024/5/27〜6/2

5月27日(月)
朝、出社したら事務所の入り口にバールのようなものが置いてあった。
もし弊社で何か事件が起きたら、凶器はバールのようなものだと思う。


本日の『虎に翼』 戦争に行った直道兄さんが亡くなったという知らせから始まる月曜日。そして1ヶ月後に終戦……。優三さんはまだ帰ってこない。
はるさんが孫たちに「おばあちゃんは、ちゃーんとわかってますよ。2人が今までお母さんをいつも支えていたこと」と、疎開先での苦労を労ったのを見て泣けてしまった。
直道兄さんがいつも「俺にはわかる!」ってドヤ顔で言ってたのは、はるさんに「わかってますよ」と言われて育った影響なのかもしれない、と想像する。
そういえば、はるさんはかつて法律の道に進もうとする寅子にも「あなたが優秀なのはわかっています」と言っていた。

あたしの母親は「頑張ってね」と言う代わりによく「見てるよ」という人だった。
あたしはそれを「見張ってるよ」「悪さしようとしても無駄だからね」みたいに捉えがちで、あなたの意に背くことをしてしまったら怒るんでしょうね……とプレッシャーだったんだけど、あれは「見守ってるよ」「信じてるよ」みたいな意味だったのかもしれないとも思った。
……いや、本人からすれば「頑張ってねだと普通だしな〜なんかもっとイケてる言い方ないかな〜」ぐらいの感覚だったような気もする。わからない。

先週から始めた15分のダイエット動画に取り組む。結構ゆるい内容なので、同じ人がアップしている動画からもうひとつ追加して、今日からそれも併せて取り組むことに決めた。こちらは少々キツイので、早くも心が折れてしまいそう。

5月28日(火)
動画ストレッチ2つやるか!と思ったことは覚えてるんだけど、そのまま寝てしまったらしい。
夜中に起きて、お風呂に入った後でストレッチ2種類を行い、就寝。えらすぎる。

5月29日(水)
出社してタイムカードを押す。残りわずかになったのを見て、もう5月終わるのか……1ヶ月はや……と思う。タイムカードを表面から裏面に変えるときとか、押す欄が減ってきたのを見て、時の流れを実感する。

すでに出社していたのは同時期に入社した別部署の人だけだったので、挨拶ついでに「もう月末ですね〜早いですね〜」と話しかける。
こういうとき、いつもバカリズムの『架空OL日記』を思い出している。ありがちオフィスコント。
すると、その同僚は「ねぇ、ちょっと」と、部屋の隅に私を連れて行き(誰もいないのに)声をひそめて言った。

「あのさ、あたしたち入社して1年以上経ってるけど、給与上がってないよね?」

エッ───😮
朝からヘビー。話しかけなきゃよかった。

しかも、あたし給与上がってるんだよな。
なんなら「年内にもう一回上げたいと思ってる」とも言われた。
どうしよう。「あたしは上がりましたよ」って言っていいもの? 普通はこういうときなんて返すのが正解なんだろう。
「ちょっと前に、社長と人事と面談ありませんでしたっけ?そんときになんか言われた気が……」と言うと、間髪入れずに「そんな面談してないよ!」と返される。そうですか。

こんな回、架空OL日記にはなかったので、困る。


本日の『虎に翼』。
お父さんによる懺悔大会が始まって泣いたり笑ったり忙しかった。こんな、こんなのずるいだろ!

5月30日(木)
『虎に翼』最後のデートで優三さんが言った言葉「トラちゃんができるのは、トラちゃんの好きに生きることです───」を手帳に書き写す。手帳に感銘を受けたセリフを書いたりしないのだけど今回は別。

一話につながるシーンだった。
第一話、寅子が河原で泣きながら新聞を読んでいるシーンから始まった。そこには日本国憲法の文字。弁護士、猪爪寅子がやっとの思いで掴み取った権利に涙するシーンだと思っていたのに、まさか弁護士を止め、新聞を読むのをやめ、大切な人を失った彼女の後ろ姿だったとは。「しっかりするんだよ」と女性店主に手渡された、焼き鳥を包んだ新聞だったとは。
『カルテット』の「泣きながらご飯を食べたことがある人は生きていけます」や『アンナチュラル』の「そんな気分じゃないから食べるんです」にも通じるものがあるけど、食べることと生きることは一直線上にある。(ダイエット中の身)

5月31日(金)
経理の仕事がボチボチ忙しい。
いよいよ経理担当の手が回らなくなり手伝うようになったのだけど、普通に考えて様子がおかしい。こんなことをひとりでやってたのか?マジ?
しかも、その人は経理だけをやってるわけではないのだ。
あたし自身、経理の仕事が向いてるかどうかはよくわからないけど、この人の背負ってるものを少しでも肩代わり出来たらとは思っている。


『虎に翼』ラストにOPソングが流れる演出、ごく控えめに言って神がかっていた。第二章の幕開けである!

第14条  すべて国民は 法の下に平等であつて 人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的 経済的又は社会的関係において差別されない

伊藤沙莉の声で、尾野真千子の声で読み上げられたけど、こういうのに弱い。
名探偵コナンで言うところの、高木刑事が佐藤刑事に諭す職務倫理もそう

佐藤さんいつも言ってるでしょ
誇りと使命感を持って国家と国民に奉仕し、
恐れや憎しみにとらわれずに、いかなる場合も人権を尊重して
公正に警察職務を執行しろって

揺れる警視庁でのセリフ、そして警察学校編で松田陣平が発するセリフでもある。

あとは、FBIのミランダ警告とかね。
聖書の一節を暗誦する殺し屋とかもね。それはちょっと違うか。

そういえば古谷さんが日本国憲法の朗読とかやってたわね……もう聞くことはないでしょうが……。

6月1日(土)
タロット占いに行った。占い嫌いなのに。本当は好きなんじゃないの?
近頃は誰かに相談したところで、この人ならこう答えるだろうな……と予想がついてしまうのと、近しい知人なら無難な回答になってしまうのはわかってるので、占い師っていう第三者の、まったく知らん人からの言葉を聞いてみたいと思ったのだった。

感覚的には、レストランで味の想像がつかない料理を注文するのに似ている。

忘れないように箇条書き

・「あなたの人生の軸にあなたがいない。代わりにお母さんがいる」
ゾッ……!死んでるのに……!!

・「『好き』の棚卸しをしましょう。好きじゃなかったら手放していい。もう好きじゃないものまで手放せずにいる」
あぁ……それはそう。

・「鬱々としているというより沸々としている。ずっと怒ってる」
会社のゴタゴタで去年の10月ぐらいからずっと激怒してる。自分の気持ちに寄り添ってくれるものが『進撃の巨人』しかなかったから3周した。なんでだよ。エレンに共感するな。

聞きたかったのが主に上司との関係性だったんだけど、いままでどおりでいいっぽいな〜というかんじがした。あの人とは戦いたくなかったから、倒す必要がないのはありがたい。
あとは何度も「それは好きじゃないんじゃない?」「本当に好きなことを選んだ方がいい」と言われて、最終的には「今日のテーマですよ!」と言われた。
確かに大事なことだよなと思った。
思えば上司との関係だってそうで、戦いたくないなら戦わなきゃいいのである。


その後移動して、友人らと飲んだりだとか、話したりだとか。
チェーンではない飲み屋の料理は、美味しい……!いや、チェーン店で食べる唐揚げも大好きなのだけど。

6月2日(日)
外は雨。風力はゼロ。

というのは当時多くのりぼんっ子の心をかき乱した『神風怪盗ジャンヌ』のモノローグだけど、窓の外は大雨に加えて風も強かった。
長傘を会社に忘れてしまったので、折り畳み傘で家を出る。
交差点を、白いチュールのワンピースを着た女の子が土砂降りの中、傘もささずに走って行った。

ヒロインかな?
だとしたら私は通行人その16ぐらいか。

通行人その16はネイルサロンへ。
ネイリストさんに「雨で暑いとムシムシして嫌ですよね〜」と言われる。「そうですよね〜」と答えるけど、ネイリストさんがハイネックのリブニットを着ていたので(あの、そろそろ衣替えした方が……)と思った。
今日行ったネイルサロンは初めてのところだったんだけど、いつも行っているところと価格帯は同じなのにサービスも施術も全然違っていて驚く。今度からここにしようかな。

ところで安室さんの担当声優について、いちオタクとしてはノイズになるから変えて欲しいと思ってるのだけど、交代にせよ続投にせよ、どういう理屈でそうなったのかもあわせて公式からの見解が早く欲しいのだけど。
不倫だけなら本人の問題だと思うし、妊娠・堕胎についてはもともと女側にリスクがあるものだから不平等ではあるけど、お互いいい歳なんだし何やったら子供出来るかもわかってるだろという意味では当人同士の問題だと思う。でも暴力はダメだ。

あたしは劇場版『モノノ怪』で、女性たちの苦しみと救済を描く物語の性質上相応しくないとして、櫻井孝宏から神谷浩史に変更になったことを評価しているんだけど、その観点からすると古谷徹のやったことは相応しい行動だったのか?

べつに警察官役をやってるんだから過去も現在も未来も品性公正であれ!と言ってるわけではない。
白鳥警部を演じる井上和彦と、安室人気にあやかって女食って、キャラクターの台詞を彼女に囁いてる動画が出回っている古谷徹と、同じ尺度では測れないでしょ。さすがに。


夜、ダイエット動画をやる。
昨日帰ってからやるぞ!つって寝っ転がった瞬間寝てたので、今日は2セットやった。えらすぎる。これでいいことにして、寝る。

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