夏とお揃い

2020(R2)0504Mon

去年の今頃、ホームシックで気分がどん底なのに外は大学生の甲高い声でうるさくて、初めて八つ当たりでシャーペンを投げた。その後シャーペンに「ごめんね」と言った。今は、静かだ。カエルが鳴いてる。地元ほどの大合唱ではない。帰り道に歌う鼻歌くらい。雨もはらはらと降っているけれど、偏頭痛はまだない。

価値観を受け入れられないことにはだいぶ前から気づいていたけれど、触れなかった。あることに関する価値観はどうしても受け入れられないけど、その他の部分は本当に尊敬しているし、大好きだった。多分、世間一般から見ても結構仲の良い方だった。それでも、こうやって傷つけられてしまったのは、私が今まで触れてこなかったツケが回ってきただけだ。私は不器用なので、無理になってしまうと、本当にね、無理なんだよ。今までの全ての良い思い出が「※しかし〇〇への価値観は私的にクソです」って見出し付きになっちゃって、みてられないんだよな。ねえ、どうしてくれるんだよ、ふざけるな、ふざけるなよ。どうして私との思い出をあなたたち自身が汚してしまうんだよ、そんなに、そんなに私の考えが間違ってるのか?理解できないのか?そうなんだよな… もうだめだ。誰にも会えないのに、大切な誰かとの糸が見えなくなってしまった。仮想自傷か?それだったら良かったね。

夏の入り口で柿の匂いがした。私の、私だけの夏は?

#日記

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