レム睡眠のまま

2020(R2)0814Fri

いつも私は寝るときに音楽を流してる。寝るための音楽じゃなくて、最高の気分のまま眠れるための音楽を。indigo la End とか、女王蜂とか、デヴィッド・ボウイとか、羊文学とか、その時の気分に合わせているんだけれど、最近はずっと女王蜂を聴いている。そしたら、今日夢の中でアヴちゃんと会ってしまった。しかも、しかも、ハグまでしてもらった。こんなことあっていいのだろうか、だって私はまだ3次元のアヴちゃんに会ったことがなくて、女王蜂の音楽も一昨年頃から聴き始めたくらいなのに、こんな、こんな多幸感を受け取ってしまっていいのだろうか。受け取るけど!!夢の内容はあまり覚えてないけれど、確か私とアヴちゃんは何かの勝負をしていて(は?)、その一貫でジェットコースターを操縦して(は?)、私がガチボコに負けて、その後にめっちゃハグしてもらった気がする。…どうしよう、夢の中の自分がアヴちゃんと近すぎて腹立つな、解釈違いです。遠くから応援しとけや… ハグしてもらったことと、その溢れ出る衝撃と幸福をしっかりと心が覚えていて、今日ずっと頭から離れなかった。まるで恋してるみたいだ、今夜は最高! 女王蜂を知ったのは「どろろ」というアニメを観始めたことがきっかけで、女王蜂はそのアニメのopで「火炎」という歌を歌っていた。どろろのop映像には小池健さん(Lupin the Ⅲrd シリーズを手掛けてらっしゃる方。このシリーズは本当に格好良くて最高)が携わっていたことから、映像の展開とか絵柄がめちゃくちゃ大好きで、初めはそこに関心を全部もっていかれてた。そしてopを聴いているうち、「この曲本当にどろろと合ってるな…」と曲の方へも興味が湧き始めた。そして、女王蜂のアヴちゃんという人が、どろろのために並々ならぬ想いで曲を作ったのだと知って、一気に関心をもった。女王蜂の曲の(数あるうちの)一つの特徴として、「音域の広さ」が挙げられると思うのだけど、正直広すぎて、ライブとかでは高い方の声は音声で合わせるんだろうな、と勝手に思っていた(ネガティブなイメージじゃなくて、率直な思い込み。音声で曲の幅を広げるのはもはや当たり前になってると思うし) 。「売春」を初めて聴いた時も、その頃はまだ女王蜂のメンバーを把握できていなかったから「メインボーカル2人いるんだ〜」と思っていた。…いやこれ、初見の人は誰でもそう思うのでは?!その歌声が一人の人から発せられていると知ったときの衝撃は、言うまでもない。少しずつアヴちゃんのことを知っていく過程で、初めはそのニュートラルさ、非凡な才能に惹きつけられて女王蜂の音楽を聴いていた。そして今日夢に見て、改めて「なんで女王蜂の音楽が好きなんだろう」と考えた。意外とすぐ答えは出て、それは、女王蜂の音楽は「本物の感情が込められている」と強く感じることができるから、というものだった。他の音楽が偽物の感情だと言いたいわけではないし、例え偽物の感情であってもその音楽で誰かを魅了しているのならそれは尊いものなのだけれど。そもそも私は好きな音楽しか聴かないので知見が浅いし…  よく「音楽に救われた」という話を読んだり聞いたりして、その度に「そんなことあるんだあ」と遠い世界のように感じていた。いや、コンプレックスをもっていた。音楽に救われたことのない、音楽を心の底から信用できていない、音楽から何かを見出すことのできない自分に、コンプレックスをもっていた。女王蜂の曲、そしてアヴちゃんの歌声からは、感情がまるごと、血の熱さのまま伝えられてくるように感じた。「音楽に救われた」とは思わないけれど(そもそも救われるべき場所にいないのかもしれない)、私は初めて、好きだけじゃない、心の底から信頼できる音楽に出会えたのだと感じた。なんだ、私女王蜂の音楽大好きやん。そんな𝑳𝑶𝑽𝑬なアヴちゃんに抱き締められてしまったのだ(虚)。今日の朝5:48、私がどんなに高揚していたかわかってもらえたのではないだろうか。(夢から覚めたときのガッカリ感はなかった。ありえないことすぎて多分夢の中で夢だとわかってたし、夢であってもそれは最高overlapに変わりはないので…) ありがとうレム睡眠、おはよう夜、今晩はどんな夢を見よう!

#日記 #女王蜂

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