札幌戦~城福監督の限界

2019年6月1日 コンサドーレ札幌vsサンフレッチェ広島 札幌ドーム

 1-0で負けてしまった。それもそもはず、防戦一方でボール支配率35%の中での敗戦。これはもう運などというもので言い表せない完全なる敗北である。5連敗のあと大勝して気分をよくしているとまたこういう失態を犯す。いや、この傾向は城福監督となってから顕著であり、実はすでに予想をしていた。大勝の後は負ける、もはやこれはパターン化されてしまったようである。
 パスミスが多い、守備からカウンターへとつなげられない、攻撃が読まれている。これらの打開策を未だに城福監督は見出すことができない。本当に引き出しの少ない監督である。ここまでワンパターンな戦術しかできないというのは逆になかなかできないものである。
 攻められ、攻められ、攻められまくって耐え切れなくなり失点。尻に火がついて点を取りに行くもゴールが割れず敗戦。同じことの繰り返し。浦和意外みんな同じパターンでやられている。もはやこれは劇術的ですらある。ああ、城福監督は実は芸術家だったのだ。
 そんな愚痴ばかりがこぼれてしまう。せめて負けるにしてももっとまともに戦ってお互い火花を散らすような試合が観たい。面白くない。こんなサッカーは観たくない。ただ相手の攻撃を堪えるだけのサッカーなんて耐えることができない。
 点の取れないサッカー。守備ばかりやらされるサッカー。これを続けてるようでは城福監督の途中解任あるのではなかろうか。さすがにもう限界が近づいてるような気がするのだった。

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