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聖地巡礼しに単身渡米したら、逆に布教活動を行っていた話。

 先ず始めに、自分は英語がペラペラな人間ではないです。英語の勉強はしてますし、ある程度の読解力とリスニング力はありますが、喋る事に至っては殆ど幼稚園レベルの英語力です。相槌を打つのが上手い東洋人って程度のレベル。
 そんな奴がなんで単身渡米できたんだよって話ですが、とてつもないグッドタイミングだったんだと思います。ご家族などの繋がりで北米に詳しい友達がおり、そしてまだコロナが発生する2年前で、トランプ政権が牛耳っていたものの世界情勢は今ほど不安定ではなかった2018年9月、俺は一人大きなサムソナイト製のスーツケース(レンタル)を持って3泊5日の単身渡米ツアーに行きました。
 行先はアメリカは東海岸、ボストン。
 それは聖地巡礼の為でした──Bethesda Softworksから2015年11月8日に発売されたオープンワールドRPGゲーム「Fallout4」の聖地巡礼をしに俺は一人飛行機を乗ってアメリカへ向かったのです。
 勿論目的はゲームの舞台であるボストンの世界をこの目で確かめたかったため。………でした。結果的にはとても素晴らしい旅行でした。

 が。
 普通聖地巡礼なら、ゲームやアニメの舞台となった場所に赴いて写真を撮ったりするのが主ではないですか。
 同行者と聖地を歩いて感動したり、それをリアルタイムでTwitterに呟いたり……
 勿論俺もそうしてましたけど、俺の旅はちょっと他とは違いました。
 聖地巡礼の旅が、何故か布教する事までしていたのですから。

 これは、そんな俺の聖地巡礼旅行が、着いた瞬間から帰る間際まで布教活動する事になっていた、旅行記(?)です。

Fallout4を知らない人向けの簡単な説明

 Fallout4は、アメリカはメリーランド州にあるBethesda Softworksというゲーム会社から発売されたゲームです。

 累計は知りませんが発売当時に1200万本を売ってるレベルですから、もう今は7年経ってますし2000万はかるくこえてるでしょうね。
 4というだけあってシリーズ物のゲームですが、シリーズは独自で話が分かれているため、4から始めても全然問題ナッシングです。

 で、その4の舞台がアメリカは東海岸にあるマサチューセッツ州ボストンです。ゲームにハマり、同人誌を出し(それは未だに続いているが今回は無関係なので割愛)、友達も増えた中で出会った、当時の友人が北米滞在時にボストンに行った、という話を聞いて自分も行きたくなったのでJALパックに申し込みました。ホテル代+往復航空券代で約40万弱。多分いまはその倍かかると思った方がいいですね(円安+UKとRUのアレのせいで)。

単身という名の弊害

 で、単身ボストンに行くはいいにしても土地勘ないのでどうやって聖地であるロケーションエリアに行けるかわからんじゃないですか。
 そこら辺はツアーないかと思ったんですけど、この時点であれ? って思ってたんですがね、ボストンって日本から行く人ってあまりいないみたいなんですよ。……ああ、いや、語弊がありますので訂正すれば、
「日本からNYついて初日と二日目はNY観光してその後アムトラックでボストンに来る」というツアー客はいました(この後話に出てきます)が、ツアー全日ボストンのみ、まして一人で旅行、ってのは(ツアーで申し込んだ人という意味では)俺だけでした。まあ、それが逆に布教活動になる一環になったんでしょうけど。
 だからオプションツアーとかも申し込んだんですけど、2人以上じゃないと催行できないよ、って予めJAL側から釘刺されてたので、じゃあしょうがない金はかかるが現地でガイドを雇うか、と思って指名したのが後々に出てくる人達です。金は食いますが勝手も分からず言語も不慣れな俺にとってはオプショナルツアーがないのに何処にも行けずって訳にはいきませんでしたから、ガイドを雇った訳です。因みにガイドさんはボストンに住んでる日本人で、下記のサイトで見つけてお願いしました。
 こうしてなんとかボストンに単身渡米する事に成功できました。ここからは聖地巡礼が布教活動になった顛末を記します。

北米到着~1日目(の夜)

 日本を発ったのは18時過ぎのJAL直行、成田発BOS空港便。現地まで13時間のフライトを経て着いた時刻はこれまた18時過ぎ。
 検閲をスムーズに終わらせてスーツケースをピックアップして出てきた所に立っていたのはJALのガイドさん(男性)。その後その人とホテルまで車を出してくれる運転手兼これまたJALのガイドさん(またも男性)の所に行き、一人目のガイドさんと別れて運転手の人と車でホテルまで向かう道中。

JALの人「今回ツアー申込してくれた人はジュリアンさんだけなんですよ」
俺「そうですか(まあ普通NYとかハワイとか行くよな・・)」
JAL「ところでジュリアンさんはどうしてボストンに来ようと?」
俺「とあるゲームの舞台がボストンで、そのロケ地を見たくて聖地巡礼で来たんです! 知ってますか? Fallout4ってゲームなんですけど
JAL「いえ、知りませんねー。ゲーム? なら息子が知ってるかなー」

 この時点で俺少しコケていた。てっきりあれだけ売れていたし、発売当時はフィーバーもしてたから、そういう目的で日本から旅行者がいてもおかしくない筈なのに、だ。
俺「えーそうですか。そういうの目的で来た人って今迄居ました?」
JAL「いや、聞いた事ないです」
 嘘だろおい。……まあ、確かに、ゲームが発売されて2018年は3年目ではあるが、自分の知る人、Twitterでフォローしてる人や同人仲間とかでも北米に行った人は北米に詳しい友人(勿論その人はツアーなんぞで行ってないから論外)以外知らんかったので、無理もないが。
JAL「そのフォールアウト? というゲームの舞台になってるんですか? ボストンが?」
俺「そうなんです。だからどうしてもここに来たくて今回来たんです。めちゃくちゃ嬉しいです」
 そんな話をしながらとあるロケーションに少し寄り道してくれつつ、ホテルに到着し、ホテルで打ち合わせ。……といっても俺はオプショナルツアーが全部全滅だったのでホテルの使い方とかボストン周辺のマップとか観光地が載ったガイドブックとかをくれただけだったのだが、その時たまたまNYからアムトラックでボストンに来た人がおり、明日、ロブスター&ナイトクルーズツアー(ぶっちゃけて言えば、有名なロブスターを食えるレストランで2万位(多分今は4万以上するだろうな・・)のロブスターとクラムチャウダーを喰らった後チャールズ川のほとりで写真撮ったりするだけの飯がメインのツアー)に申し込んだ人がいるから、ジュリアンさんもどう? という声がかかったので、迷うことなく俺は二つ返事でOkした。金は張るが、そこでの経験値を得られるものとくらべればくれてやるレベルのものだった。
 そうしてロブスターツアーを申し込み(夜だったので翌日の観光に影響はほぼなし)した。添乗員さんは待ち合わせはここで、行く場所はここで、という話をしている間に俺がぽんぽんボストンの地名を言ってくることにすごく驚いて、
JAL「よく知ってますね。それも、ゲームの影響ですか?
俺「ええ。詳しく出てきますよ。是非調べてみてください」
JAL「そうします。。」
JALのおっさん(失礼)は俺より一回りほど年上そうな人だったので、ゲームなぞ日常的に嗜むような感じではなかった。えらく珍妙な客が日本から来たもんだ、と思ったかもしれない。
 こうして到着の日は終わり、翌日はボストン市街を歩きつつ、旧州議事堂やフリーダム・トレイルを巡ってFO4の世界にどっぷり浸かる巡礼を楽しみにしつつ終わった。

2日目~3日目

 2日目は女性のガイドさんとボストン市街地を巡る事になっていた。朝10時にホテルで待ち合わせし、そのままチャイナタウンの駐車場で車を止め、まずはボストンコモンへ向かう。
 ガイドのおねいさんは、お子さん三人持ちながらボストンに住む人だった。長男と次男、長女がいて、長男はアメリカ軍に所属し現在は家庭を持っており、次男は当時高校生だったと聞いている。長女はバレリーナを目指していると聞いていた。ボストンは文化的な発展も大きく、そういったアイティスト向けの学校も多くある。実際観光しながらその学校を拝見させてもらった(中には入ってないが)。
 おねいさんと合流してチャイナタウンの駐車場に向かいつつ、現在の州議事堂を写真に収めながら、おねいさんはJALのおっさん(失礼)と同じように「Youは何しにボストンへ?」と聞いてきたので、
俺「とあるゲームの舞台がボストンなんです。知ってますか?Fallout4って言うんですけど
おねいさん「……知らないけど、息子が知ってるかもしれないわ。息子はゲーム好きだから」
 この時点でまたしても俺は内心コケていた。何故だ。1200万もせかいじゅうでうれているゲームが何故誰も知らないのだ。
おねいさん「前に(ガイドで雇われて)似たようなことを言ってた人に出会ったけど、あの人は映画の舞台を見たい、って話だったのよね。なんて映画だったかなぁ。うーん・・」
 と、おねいさんは言っていたが、中の人は日本に帰ってきてからその答えを見つけた。自分もその映画を映画館で見たのにその舞台がボストンだという事を、続編である2を見る迄全く思い出せなかった(答えは「イコライザー」という映画である)。

 車を止め、ボストンコモンからフリーダムトレイルを開始してから、おねいさんがオススメだという有名なケーキ(?)を食べに古風豊かなホテルのレストランに入った。ツアー開始直後に飯かよって思っただろうが、中の人朝ごはん食べてなかった(爆
 その時、俺が日本から持ってきたFallout4のキャラのフィギュア(マクレディという自分の最推し(笑))と食べ物を撮りつつ話していると、おねいさんがスマホを取り出して誰かにメールを打ち始めた。
おねいさん「息子はこのキャラ知ってるかなあと思って。息子がゲーム好きなの知ってるけど、私何やってるか分からないのよ」と言いながらフィギュアの写真を撮って、息子さんに送ったら、返ってきた返事がこちら。

どぅーゆーのーひむ? と聞いてるのがおねいさん

 この回答を見た時二人で爆笑(厳かなホテルの中だったので大声は出せませんでしたが)しました。息子さん知ってるんだ! とやっと自分の好きなゲームを知る人と現地で出会えた(といってもメール文だけだが)のがすごい嬉しくて興奮してましたね。
 因みに息子さんも娘さんも見た目は日本人らしいですが、英語が達者ですねえと感心しました。まあ生まれた時からここに住んでりゃ当たり前と言えば当たり前でしょうが。

 その後旧州議事堂に行って中を見学したり、外で窓に向かって「グッドネイバー!」と一人叫んで(因みにその日は日曜日でしたので現地に住む人かなんか知らんが観光客はそれなりにいた。アジア系は俺とおねいさんだけだった)周りの人になんだあいつって目を向けられつつも感動しまくったり、その後オールドノースチャーチ行ったり、USSコンスティチューションを見たり、バンカーヒル登ったりして気付けば18時。
 おねいさんとの楽しい旅はあっという間に終わり、楽しかったと別れを惜しみつつさよならして、慌ただしく今度は前日申し込んだオプショナルツアーに参加。
 俺の外に同行者は2人。みるからに気品漂うご夫婦(これまた俺より一回り上ちょい位の奥さんと旦那さん)。
 ご一緒する車で挨拶してからレストランに向かい、現地で俺とご夫婦が別れて席に座って食べようとしたところ、例のJALのおっさんが俺の席に来て、
JAL「あちらのご夫婦が一緒にどうですかーと言ってますよ」
俺「え? いいんですか? 申し訳ないなあ…」
 そう言いつつご夫婦の席に移動。ご夫婦は全く意に介さないようで、「いいんですよー」と気軽に言ってくれた。俺から言うのではなくあちらから言われたので割と驚いた。

 料理が届く迄ご夫婦と色々話した。聞けばご夫婦はニューヨーク観光をしていて、そのままアムトラックでボストンに来たのだという(前日到着)。ニューヨークは派手派手だった、と笑いながら話してくれた。俺の事を一人でアメリカに来たなんてすごい、と褒めつつ、これまた他の人と同じく「Youは何しにボストンへ?」と言ってきたので、
俺「えっと、、ボストンが舞台となってるゲームがありまして、その聖地巡礼をしに来たんです。Fallout4というゲームなんですが・・」
 ご夫婦はどうみてもゲームとは無縁そうな、身なりがぱりっとした人達だったので俺が遊ぶようなゲームなんぞ知る訳なかろうと思ったのだが、知らなかった割に話に食いついてきた。あれこれゲームの話をした後、楽しそうに二人は笑って、
奥さん「そんなゲームがあるのね。知らなかった。わざわざそれで一人で来るなんてすごいわね」
旦那さん「本当、大したもんですよ」
 と褒めちぎられ俺有頂天。話しながら食べるロブスターとクラムチャウダーはおいしかったのだが、中の人その当時おなかいっぱいで無理やり口に運んだ感が否めない・・・けどすごい身がぷりぷりしてるし、クラムチャウダーは日本で食べるそれと大、大、大違いで濃厚でめためた美味かった。クラムチャウダーだけはもう一度食べたいと今も思う。
 その後ナイトクルーズを川べりで行い、ご夫婦の泊まるホテル前でお別れして俺も自分のホテルに帰ると、疲れてたせいですぐ眠ってしまった。

 3日目。この日はFallout4のゲームの始まりであるサンクチュアリ・ヒルズと同じ場所にあるオールドノースブリッジに向かいつつ、ソローの小屋があるウォールデン・ポンドを巡りミニッツメンの話が残るコンコード散策という日程だった。前日とは違うガイドのおにいさんがホテルまで迎えにきてくれた。
 ボストン市街を抜けてハイウェイを走り北上していくと、木々や森がうっそうとしているエリアが大きく見受けられた。ハイウェイを1時間ほど走らせる道中、またしてもガイドのおにいさんが「Youは(以下略)」と言ってきたので、
俺「ゲームの聖地巡礼できました。これから向かうオールドノースブリッジは、ゲームの開始地点としてなってるんですよ。Fallout4というゲームご存じですか?」
おにいさん「……いや、聞いた事ないです。どういうゲームなんでしょう」
 マジか。もうこの時点で俺も半ば自棄だったような気もするが、ゲームのあらましとこれから向かう場所とかの話をするものの、あまり興味をそそる内容ではなかったようだった。まあゲームの事だからなぁ。

 最初にウォールデン・ポンドについて、ソローの小屋を訪ねる。ゲーム内でも出てきたソローの小屋はちゃんとした狭いそれで、入ってみてあまりの狭さにびっくりしたものだった。書き物が出来る机と、暖炉。そんだけ。
 ゲーム内でマクレディが言っていたように「ソローの小屋を、そろそろ念入りに調べないと~~」とTwitterで呟こうとすると、電波がうまくキャッチできず呟けるまで大分かかった。アメリカといえど、ネットが全地域に網羅されてるわけではないんだな、とこの時改めて思った。
 中の人は変な所でキャッキャキャッキャしてたのでガイドのおにいさんはおかしな観光客だ、と思ったかもしれない。ゲームと同じ場所にスーヴェニアショップがあったので、一通り流し見しつつウォールデン・ポンドのガイド映像が見れるエリアで小休憩。何と日本語字幕付き映像まであった。
 その後オールドノースブリッジに向かい、これまた橋だの銅像だのに感激しながらフィギュアと写真を撮る俺。おにいさんは眼中にない様子だったので割と迷惑してたかもしれない。(すいませんでした・・)
 オールドノースブリッジのある場所やミニッツメンの逸話は、アメリカの学生なら必ず学ぶ事なのだ、と詳しい友人が話していたので、当時も俺らと別に観光バスが数台止まっていたのを思い出す。社会科見学で来る人も多いとおにいさんは言っていた。
 観光向けに作られてある建物の中にあるスーヴェニアショップであれこれお土産を買い、その後昼食を経てコンコード散策。因みにこの時初めて俺は自分一人であれこれ見まくっていた(おにいさんはついてこなかったので・・)。自由博物館は実際にはないんだな、とこの時初めて知った(笑)
 散策の後、Fallout4とはあまり関係がない観光地を巡りつつレキシントンを経由し、その日の観光は終わった。当時の呟きはすさまじいRTとイイネ数がついてたな。そんだけ日本から行った人がいないって事なんだろうが・・。
 おにいさんと別れた後はまだ時間が夜まであったので、一人でフラフラ地下鉄に乗り、お土産買いにクインシーマーケットに行ったりした。お土産買うって行ったって何を買えばいいんだろうとすさまじく悩みまくったが、実際自分のお土産になったのはフリーダム・トレイルのマークを模したキーチェーンと、コカ・コーラの形をしたリップ。そんだけ(笑)
 あとは会社の同僚に向けたお菓子や世話になった友達に上げるものとかで済ませた。友人の一人は写真のはがきとかが好きなので、オールドノースブリッジを映したはがきを上げたっけ。
 因みに一番重かったのはクラムチャウダーの缶詰(笑笑)

4~5日目

 4日目はもう帰路に向かうので、殆ど布教は出来なかったが、ホテルから空港へ向かう車の中で、例のJALのおっさんが、
JAL「どうでしたか、楽しめましたか? ゲームの聖地巡礼は?」
俺「すごくよかったです。また来ます」
JAL「それはよかった。私も息子たちや同僚にそのゲームの事を聞いてみますよ。どんなゲームなんだろうって」
 と言ってたので、図らずも布教活動は地味に成功したようだ。
 空港へ着き、荷物を預けてもう一人の男性(初日に俺を出迎えてくれた人)と合流してから、おっさんとは別れた。初日に出迎えた男性は俺の旅程をおっさんから聞いてたそうで、また来てくださいね、と言って俺を見送ってくれた。

 かくして俺は、無事に聖地巡礼を終え日本に帰国しマクレディのフィギュアと共に戻ってきた。
 マクレディのフィギュアは今も大事に部屋に飾っている。自分の好きなカップリングであるネイト(Fallout4の主人公)のフィギュアと共に。

巡礼の旅を終えて

 今でもあの旅は何だったのだろう、と思う。聖地巡礼は己の心と向きあう巡礼の旅(?)なのだから知ってる人に出会えるのは少なくて当然だったのかもしれない・・・が、俺の中では悉く予想外だった。ガイドのおねいさんの子どもしか知らなかったのだから。これじゃまるで俺が子供同然の事をしにわざわざ北米に行ったみたいな感じではないか。

 
しかしながら、巡礼の旅は決して無駄ではなかった。今でも俺はおねいさんとはTwitterやInstagramを通してフォローしあっているし、たまに連絡も取る。世界情勢は5年の間で大分変ってしまったが、繋がりはまだ生きている。
 そういう繋がりを大事にし続けつつ、俺は二度目のボストン再訪も必ずや達成してみせる。Fallout4というゲームが好きであり続ける限り。そして繋がりが続く限り。

 ずっと忘れてないから5年経った今でも鮮明に思えてます。出会った人々、話し合った事、風景、そしてそれらを残す写真と共に。
 だからまあ、一人で行く事も多分出来なくはないですね。・・・って今思えば俺は一人で最初から行ってるじゃん(;'∀')
 地下鉄(チャーリーチケット)の乗り方も覚えてるし、当時貰ったガイドブックや観光案内マップも大事に取ってあります。
 必ずまた行く、そしてその時はダイヤモンドシティのあるフェンウェイ・パークに絶対行くぞ!!

 因みに巡礼の旅のツイートはモーメントでまとめてますので、気になる方は是非見に来てやってくださいね。

 以上。長い文章でしたがお読みいただきありがとうございました!

当時借りたサムソナイト製のスーツケースに自作の絵を貼りまくったりタグの代わりにパスケース吊るしておいた。画像はマクレディさん。