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冬コミ中止からの今後の活動報告

 こんばんわ。ジュリアンです。
 先日、とんでもない発表がTwitterのトレンドをにぎわせました。
 そう、冬コミの中止です。

 ……すごいショックでした。
 
自分にとってはコミケはライフワークであって、コミケに出る事、参加することが一年に二度やってくるお祭り以上の存在だったからです。
 でも、今年世界を席巻しているCOVID-19、それによる各方面への経済の影響、諸々を考えれば英断だったのだと思います。
 自分の人生の大半を費やしてきたことが、COVID-19によって蹂躙されるのはとてもつらく、沢山の人を苦しませているこのウイルスが憎いです。

隙自語で見えてくる今の同人活動の“し易さ”

 中の人は何度かここでも書いてますが、同人活動を始めたのは実際は16歳からです。サークルを立ち上げて本を出したのは18の頃で、月に一~二度、とある地方(埼玉は地方じゃないが)のとあるイベント会場で行われる地方イベント(そのイベント企業はもうとっくにつぶれたみたいです…)に赴いては、好きな本を買ったりグッズを買ったりして満足していました。
 その頃はネットなんてなかったですから、イベントに行っては好きなサークルを探してカタログを読みふけり、会場と同時に本を求めて行くのが主流で、イベント会場の独特の空気感が好きでした。今みたいに神絵師だとかはわわだとか、そういう空気は全くなく、誰もが同じ人間同士、知り合った人たちと交流するのがイベントの醍醐味でした。

 その頃にもし、COVID-19が流行っていたら、多分とっくにコミケは廃れていたと思います。ネットがない環境でサークル参加が誰がどこの日に出るなんて告知もわかりませんから。
 となると同人活動している人は、当時風靡していたファンロード(笑)とかでイベント出てますとか告知するしか手段がない。しかし仮にその手段を行ったとしても投書して雑誌に載る(載らない場合を考慮しなかったとして)まで数か月かかるのだから、もうその頃には別のジャンルにハマっているか、同人活動をきっぱりやめてしまうかのどちらかになるのではなかろうか。

 けど今は2020年。インターネットの夜明けから25年(Windows95からとして)も経っている。回線速度は5Gまで待ったなしであり、光回線によって大容量のイラストなどはネットの海に軽々と載せられるようになった。中の人がインターネットに初めて触れた1999突入の頃はネット普及率が低く、アナログでインターネット接続すると家の電話は使えなくなるという有様(笑)
 それの回避策としてISDNが出始めましたが、アナログ2回線分が1つに収まった程度のものなので、ネットゲームをすれば月数万円の請求はざらでした。(中の人はDCPSOでこの環境でゲームしてましたので、毎月2万円程度電話料金を払っていました……)
 ADSLはあったものの、ISDNと比べると早いらしいが地域によっては速度が遅くなるなんて事もありましたし、光? あと3、4年は待とうか? 状態で、そんなネット環境ではオンラインで動画を視聴しようものなら、シークバー全部読み込むまで2時間ロードなんてのが当たり前の時代もあったのですよ。

 そんな時代と比べると今は本当に簡単に画像をネットに上げたり、動画を視聴しやすくなりました。この手段を活用しない手はない。 

活動場所をオフラインからオンラインへ

 コミケが今年一年行われなくなる事が決定し、中の人は原稿を描こうと7月から細々描いてましたが、少し方向転換をしようと思います。
 どう転んでも今年はコミケは開催されない。おそらく一般イベント(コミックシティ等)に行くのは感染を広げる一端を担ぐ可能性があるため、

・今年一年はオフラインイベント活動は休止する。
・その代わり、オンラインでイベント活動は行っていく。
・しかしオンライン活動だけでは印刷業界を救うため、何かしらの貢献をする。考えているのはチャリティグッズ作成など(誰が買うんだという突っ込みは受け付けますのでどうぞお気軽にツッコミしてください)

 とまぁ、人と接触をせずとも活動できることを考えています。
 とりあえず今はTwitterに隔週で上げていこうと考えている、中の人のイベント活動でのメインジャンルになっている、Fallout4の漫画(パパマク)を隔週で上げていこうと画策しています。

 このネタはふと思いついたもので、数年前に出した「50-50」のやたらめったら積極的なネイトさんと、そんなネイトに気圧されるマクレディの掛け合いを目的とした8コマ漫画です。一応8コマで編成していく流れでやっていこうと思います。
 シリーズもののような形を呈してますが、シリーズ物です。

 舞台はサンクチュアリヒルズ、そこは巨大な居住地として生まれ変わっていた、そんな居住地に集まったコンパニオンほぼ全員(ゲイジやロングフェロー、X6は除く)この場所で生活を行っている。
 FO4の主人公の一人、ネイトはマクレディを溺愛し、マクレディはそんなネイトを昼間は適当にあしらう(昼間というか人前では)が、本当はネイトの溺愛っぷりに辟易しつつ嫌いになれないという二面性を持っている。二人きりでは少しデレるみたいだが素直に受け入れられない。そんなゲーム性もゲームの目的もすっ飛ばして忘れてしまった、コモンウェルスの一角で引き起こされる日常ネタである。

 こんな感じの話ですね(笑)
 勿論お金は取らないので、見る人のほんの少しでも暇つぶしになれればいいのと、中の人も定期的に絵を上げてサークル活動をオンライン上で展開していけるのでWinWinかなあと。

 チャリティグッズは……まぁまだ考えている最中です。でも今年一年コミケがやらないことで、一番大打撃を受けているのは印刷業界なのは間違いない。
 そんな印刷業界を救う一端になれたらと思ってます。まぁグッズはEsty辺りでも載せておけば海外で欲しがるニキが出るんじゃないかなーとか希望的観測で言ってますが(笑)
 そして来年、コミケが開催決定された暁には新刊二冊位ばばんと出してみたいですね~~~~

行き当たりばったり。でもそれでいい

 この7か月で世界は大きく変わりました。
 BLM活動も色々言いたい事あるんですけど、今回は自分のサークル活動に伴う世界の変化で書いてるので、BLMの事はまた今度。
 たくさんの人がこの病気によって亡くなりました。俺は絶対にCOVID-19を許しません。
 だからこそ正しく恐れ、予防しながらネットでの同人活動を細々とやっていきますので、どうか細く長く付き合っていただけたら、嬉しいです。
 感想などもリプライやマシュマロ投げていただけたらちゃんと返答します!
 かなり行き当たりばったりです。でも趣味だからいいんです。
 いくらでも軌道を変えることができます。その都度その告知をしていけたらなあと思ってます。Twitterやここなどでね。

 リアルタイムでなんでも発表できる。リアルタイムで反応が来る。
 これって素晴らしい事じゃないですか。
場所がイベント会場から画面越しになっただけで、確かに色々制限はあるかもしれないけど、ほぼ会場でやれることと同じことができる。
 そんな進化したこの時代に感謝して、今年一年はオンラインで同人活動頑張ります!